X−Vsp2 胴部

(C)SEGA

新型Xの胴部。
フォルムの変更点はIIsの脇タンクを新設していることが特徴。

スペックとしては、X-IeをSP重視に再調整、もしくは初代公式チートであるクーガーS型のブラッシュアップ版というのが近しいか。
標準以上のブースターとSPを両立させ、それなりに硬い装甲にエリア移動5.0秒と、中量級としては穴のない出来に仕上がっている。
特にSPについてはIeから2段階上昇しているため、中々に早いSP供給が得られることが最大の利点。

弱点は確定2.0を得られないチップ容量、そしてヤマほどではないが重い1370という重量。
加えて、リロード速度上昇のセトボを最も活かせるIIs、Vsp2腕とVsp脚を用いたフルセットに使うとチップ容量7.0に達しないが、その際にはIe脚を用いると7.0に達する。
とはいえ、他部位でチップ容量を稼げることからVsp2には珍しくキメラ適正のほうが高いと考えられるか。

犠牲となるスペックが最小限に抑えられつつ、装甲とブースターとSP供給が必要十分で高水準レベルで揃う、まさに「よくばり」なパーツ。
逆を言えば、突出した部分は無いため、どれかを削って他を伸ばすことを求めるなら中途半端になってしまうかもしれない。
それでも、あらゆる状況に対応できる万能性は全胴部の中でも最高クラスのものであるため、侵攻から防衛まで幅広く対応できる。
このように突き詰めた万能性を誇るのは、ある意味で非常にTSUMOIらしい仕上がりとも言えるだろう。



最終更新:2018年01月22日 10:29