街亭 ~絶対包囲~

街亭 ~絶対包囲~

概要

 激闘の末、この地を制圧したのはEUSTであった。盤石の態勢を整え新たなる拠点とするべく、山頂にベースとプラントを建設するEUST。
 そう、彼らは忘れていた。「決して山頂に陣を構えてはならない」という軍師の言葉を。

 その隙を、GRFは見逃さない。わずか一晩のうちに、小島の上へ忽然と現れたプラント&新型カタパルト。次々と押し寄せるGRFのブラスト隊の攻勢に、ベースの陥落は時間の問題であった。
 この事態を受け、EUSTは援軍を緊急発進させる。果たして援軍が到着するまで、コアを守り抜く事ができるのだろうか?

 イベントモードでのみ登場し、本作初の「ベース&コアが一つしか無い」マップ。そのため、勝敗条件が通常と異なっている。
 EUSTは終了までコアを守り切れば勝利。一方、GRFは時間内に敵のコアを削り切れば勝利となる。

 通常と異なり、リペアポッドやベースの壁に耐久値が設定されているため、攻撃によって破壊される。このダメージは敵味方の攻撃関係なく累積するため、流れ弾などには要注意。
 プラントは全部で5つだが、そのうちEプラントは湖上の島にある。ここへは外から上陸できず、また開幕からGRFのものとなっているため、GRFにとっては実質的なベースである。ここから北へ向け、新型カタパルト(通常の倍の長さ、青色のハリネズミが描かれている)により進撃する。
 A・B・C・Dプラントは五合目付近に同心円状に配置されている。GRFはここから波状攻撃をかけ、またEUSTは抑える事で敵の進撃ルートを減らす事ができる。
 マップの特殊性から、どちらの陣営で出るかによって要求される兵装に大きな差がある。どちらでも対応できるよう、事前の装備選択はよく吟味して行おう。

全体図

 マップ自体は街亭 ~山頂布陣~ と同様だが、戦闘が行われる地域はかなり限られている。

設置施設一覧

  • プラント
全部で5つ。山頂から見て北西・南西・南東・北東の順にA・B・C・Dプラント。全て5合目ぐらいの高さにある。Eプラントは湖の小島上にあり、開幕からGRF側。ここがGRFにとって実質的なベース。

  • リペアポッド
全部で7つ。山頂のEUSTベース内に3つ、A・Cプラントに併設するものが1つずつ。またEプラントに併設するものが2つ。このマップではリペアポッドに耐久値が設定されており、15000ダメージで破壊される。敵がトイレ中に破壊した場合、その数に応じて(1・2・3)アンチリペアポッド賞(レア5)を得る事ができる。

  • カタパルト
通常のカタパルトがB・Dプラント横に設置。山頂方面に向いているため、利用すれば山頂すぐ傍まで飛ぶ事ができる。
新型カタパルトが湖上の島、Eプラント横に2つ。通常のものよりも長距離を飛行可能で、山の五合目付近へと着陸できる。

  • リフト
「山頂布陣」と変わらず。リフトに耐久値は設定されていないので、壊れる事は無い。

  • 自動砲台
EUSTベース内に4機、内向きに設置。また、ベース外側の岩の上に4か所、外向きに設置されている。無いよりはましだが、気付いたら壊れている事が大半。

  • レーダー施設
EUSTベースの北側、北側の裏道からリフトを上がってすぐの所にある。北側の道からベースに入らず破壊する事ができる。

  • ガン・ターレット
山頂地帯の西側と東側に1機ずつ。GRFにとっては脅威だが、砲撃の巻き添えを喰らって壊れやすい。

  • 外壁
このマップではベースの外壁に耐久値が設定されており、攻撃により破壊する事ができる。耐久値は21000で、部分ごとに分かれている。壊れた場合は修復できない。

戦術

 GRFはひたすら攻め、EUSTは迎撃し続ける。なお、残り時間は試合ごとに変化するが、SEGAの気分次第だと噂されている。

プラントごとのコメント

プラントA:

 リペアポッド付属。EUSTにとっては抑える意味が薄い。また、GRFにとっても補給より死に戻りの方が早い、という事が多いため、空気になりがちである。

プラントB:

 カタパルト併設。山頂近くまで飛べるため、GRFはここから一気に攻め寄せる事ができる。逆にEUSTはここを抑える事で、敵の攻勢を大きく弱める事ができる。

プラントC:

 プラントAと同じく。

プラントD:

 プラントBと同じく。

プラントE:

 GRFにとってのベース。

EUST戦術

 守り切りさえすれば勝ちというマップだが、なかなか簡単にはいかない。ベースに籠りっ放しでは榴弾のいい的になるため、頂上の外周部分で可能な限り敵を食い止める事も必要である。とはいえコアを攻撃されては本末転倒なので、配分はなかなか難しい。
  • 強襲
 敵を喰い止めつつ、隙あらば相手のプラントも狙おう。BプラントやDプラントを制圧できれば敵の勢いを抑える事ができるし、取り返しにくれば時間を稼げるのでおいしい。ただ、プラントとりに夢中でコア防衛を疎かにすると酷いことになるので注意。
  • 重火力
 砲撃で敵の進撃路を遮断しつつ、ベース内に飛び込んできた敵機をハチの巣にしよう。どちらかといえば射程より数が欲しいので、XHRの見せ場でもある。迎撃の際、流れ弾で壁を壊すと後が辛くなるので、気をつけよう。
  • 狙撃?悪い事は言わん、やめておけ。
  • 支援
 迎撃を行いつつ、弾薬BOXで味方の戦線を維持するのも手の一つ。ただし、コア凸した敵に美味しく頂かれておにぎり追加とならないように。
 またレーダーが壊れやすいため、索敵センサーが意外と役に立つ。敵の進軍ルートをカバーするように配置すれば、防衛の必要な方向が分かりやすくなりチームの負担を軽くする事ができるだろう。

 いずれの兵装にしても、チャットで可能な限りの意思連絡・連携が大事になってくる。全員で力を合わせれば十分守り切れるので、勝利のため頑張ろう。 

GRF戦術

 ともかく凸、ひたすら凸……ではあるのだが、何も準備せず飛び込めば蜂の巣にされるだけである。各兵装の持ち味を生かしつつ、EUSTを追いこんでいこう。
  • 強襲
 この戦場では間違いなく主役。とはいえ、味方との連携あって初めて切り込めるため、空気を読んだ立ち回りが必要である。3ptシュート可能なポイントがほとんど無く、またそれらは重火の砲撃にさらされやすいため、割り切って凸配達した方がいい。また、敵がコアの傘下に密集してれば遠慮無く投げこんでやろう。
  • 重火
 特に開幕では壁破壊のため重要。また、中盤以降もマイン・ボムなどの撤去に活躍する。ただし、凸する部隊がいなければコアを削りきる事はできないので、数が多くなると互いに迷惑。いざとなれば、数調整も兼ねて重凸も選択肢に。
  • 狙撃
 クッ!かりょくがたりない!
  • 支援
 前線ネクロマンサーも良し、自らボムを叩きこみに行ってもよし。ただし、しぶといとはいえ足の遅さが大きく響く。
最終更新:2010年07月31日 22:16