デストロイヤー

デストロイヤー


※画像は破壊されています
(C)SEGA

ある時はプロレスラー。ある時は艦船。ある時は怪獣(これはデストロイア)。他にもあるかなDestroyer
破壊者という名前は様々なものに使われているが、ボーダーブレイクでは第9の要請兵器の名前に宛てられた。


8周年間近の節目を跨ぐその前に追加されたこの兵器は、言ってしまえば超大型SPL-プロミネンス、カテゴリ的にいえば要請兵器版のグレネードランチャーである。
見てくれの最大の特徴として、他の手持ち装備型の要請兵器と違ってプロペラ型の推進機が搭載されている。
その形を見た瞬間「あれ?これ浮遊する大先生?」思ったくらい、エロ先生にフォルムが似ているようにも思える。

要請兵器としての爆発武器は、
と3つあるが、そのどれとも使い勝手は違って広範囲制圧の出来る爆撃をグレネードランチャー感覚で行える代物となっている。
爆撃通信機のように天井の有無に左右されず、オートガンのように受動的な攻撃ではなく、アハトミサイルのようにロックオンを伴わない広範囲の爆撃が可能なことが主な長所と言えよう。
撃ち出すと炎を纏った弾が飛翔し、着弾すると子爆弾がX字に飛び、より広い範囲に爆発攻撃が発生するという仕様。
ただしチェインボム同様に、壁などで遮られた場合はその方向の子爆弾は不発となる。

現状のところ、威力や爆発半径、射程は不明。ただ、有志の検証によって親爆弾の威力は7000前後と見積もられている。(コア攻撃時のポイントから見て、恐らく子爆弾も同威力?)
また、親爆弾が爆発した0.5秒後に四方に炸裂した子爆弾が爆発するように信管は設定されている。

注意点として、4発の子爆弾を内包してるためか、弾速が半分ぐらい遅く目標到達に時間がかかるため、その分落差も大きくなる。
そのため、普段使いしているグレランの照準よりも気持ち上方向に撃たないと届かないことが多々ある。
重装砲のような長距離爆撃をしても逃げられてしまうだろう。

明確な欠点は圧倒的な弾数の少なさ長めのリロード
一撃で広範囲の制圧が出来るとはいえ、4回は利用時間から換算してもかなり少ない。
さらに基準リロードは3.5秒であるため、近距離では自爆の危険も相まり、撃ち合いにはめっぽう弱い。
さすがにアハトミサイル程ではないが、敵機に一気に間を詰められると最初の一発を直撃でもさせない限りほぼ「詰み」である。
オマケに重量は現在妖精兵器ワーストの930。なんとXHRが丸々もう一個追加と同等という超重量である。
妖精兵器は大概重いので多少の重量超過はあまり気にしないプレイヤーが多いと思われるが、さすがにここまでくると看過できない。

幸いにもリチャージ速度はB-と早めに設定されている。しっかりスコアを稼げていれば、1試合600秒の中で2回は確実に使えるはず。

主な運用法としてはやはり、プラント侵攻・防衛といった敵が集まっているところに中距離から撃ち込むものが挙がるだろうか。
逆に前述の通り
「超重量(=機動力の低下)」、
「長リロード(&妖精なので武器変更によるフォロー不可)」、
「近距離適正は悪い」
と3点しっかり揃ってしまっているため、敵機を近距離に入れてはならない。
とはいえ、マップや機体を選ばないバラム並の汎用性…というよりも使いやすさを誇る。
一応、閉鎖的なマップと相性が良いともいえるが、マップが広かろうと任意の地点に爆撃ができるのはデストロイヤーだけ。
敵機が密集しているところを視認しつつ、敵の動きを捕えながら超広範囲の爆撃を個別に4回行えると考えると、タイミングによっては一気に殲滅できる可能性も秘めている。
使い所をしっかり考えて撃ち込んでいこう。

ちなみに天井落としをした際のコア攻撃効率はバラムと同程度。
爆発の仕方の性質上、中央付近に落とさなければ、爪やコアそのもので子爆弾の展開が遮られ不発となり、十分なダメージが通らないため、コア攻撃はやりづらいという評価に落ち着く。
また、一応ベース外シュートも可能だが、当然のごとく効率は悪い。

ユニオンでは、「親爆弾・子爆弾合わせた火力でも強化機兵(特に重火)相手には威力不足」
「溶接組(ルークス系統をBモードで接射しているエイジェンスレイヤー)をノックバックさせてしまう可能性が高いため、コア攻撃にも非推奨」
と安定しないので、オススメ出来ない



最終更新:2017年08月03日 01:00