SSG7C-タイフーン

SSG7C-タイフーン


(C)SEGA

最大秒間火力:7400 マガジン火力:11840 総火力:213120

「ローゼスハリケーン、敗れたりっ!」

色々とゴテゴテして帰ってきたSSGシリーズの最新モデルは型番から分かる通りSSG7-ガストの改良型。
「設計の見直しを図った」とのことで、リリースしてみたもののトライアル落選や現場からの不満で作り直しという軍用銃あるあるな設定が付けられている。

1マガジン2射というリアルに水平二連を再現した結果として些かピーキーになったガストから拡散率をまで下げ装弾数を倍の4射に増やした。
その上で1射の火力は2960と僅かな低下に留っているため取り回しは大きく向上している。もちろん全弾CSが決まれば転倒も狙っていける。
流石に連射速度こそ低下しているもののそれでも秒間火力は最大7400とトルネード並。リロードも1.6秒とSSGのマガジン火力あたりの時間としては良好な方。
まさに強襲用ハンドキャノンと言っても過言ではない

やったぜSSG大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!!……というのはカタログ上でのお話。

この武器の運用上のハードルを上げているのは単射であること、この1点が非常に大きい。
SSG初期型のゲイルを使ったことのあるプレイヤーなら分かるだろうが、目押しをしつつ散弾銃の適正距離を保ち続けるというのは高いプレイヤースキルを求められる。
支援兵装なら自己リペアで粘ることもできるが強襲兵装なのでそういうわけにもいかない。
おまけに秒間火力の高さも単射威力に因るところが大きいため、目押しが遅くなればなるほどガンガン秒間火力が下がっていく。
ましてや狙いを外すなどというのは言語道断、1射外しただけで秒間火力は6割近くまで下がる。
さらに言えばSSG特有のマガジン火力の低さ故に、新品の敵を相手にすれば頭に当てない限り交戦中に必ずリロードを挟むことになる。つまり立ち回り方も考えなければならない。
「男は負けたときのことは考えないもんだろ。」 そういうわけには参りません。

兄貴分のガストもそうだが、装弾数に対してのリロードが遅過ぎるのも大問題。
マガジン火力はともかく、発砲回数4回でこの時間は…。リロードB以下での運用は、熟練者でもなければ危険が危ないレベル。何でこんなに遅いのか
こいつを握る際は高リロード腕か、武器変更が速い腕でパイロダート等を併用して隙を減らすなどの対策が必要だろう。

ということで高い秒間火力とストッピングパワーを持ち合わせてはいるものの、十全に発揮できるかは中の人のAIMちからが問われるテクニカルな一丁。
また系統ワーストになってしまった重量230も地味にネック。麻主武器の中では依然軽い部類ではあるのだが、
重量200台前半にもなるとトータルバランスに優れる☆10メガロ、そして地獄の淵から超絶強化されて舞い戻ったFAMが立ちはだかる。
普段ゲイルやガストを使っていて可能性を感じており、かつそれぞれの短所に不満があるならば個人演習等でしっかり練習した上で投入してみよう。
この銃ならではといえるCSKBからの1マガジン撃破の快感をぜひ一度は味わってもらいたいところ。



ちなみにタイフーン(typhoon)というのはギリシア神話に登場する大いなる存在であるテュポーン(Typhon)に由来する。
台風 → タイフウ → タイフーン! \\\٩( 'ω' )و /// というわけではないので注意されたい。




最終更新:2018年07月24日 16:04