マーゲイ・サヴァート

マーゲイ・サーヴァント


問おう、あなたが私のマスターか?
(C)SEGA

秒間火力6133.33 マガジン火力12880 
CSよろけ(2発命中時)…頭部装甲A以下(2脚)、S以下(ホバー) CSダウン…なし(2脚) D-以下(ホバー)
「リボルバー」 回転式の弾倉を有するのが特徴。古い仕組みではあるものの、その信頼性と頑丈さから多くの兵士に愛用された。

2016年10/24に突如支給されたマーゲイ系6段階目。
「武器は5段階目まで」というボーダーを2番目にブレイクしたのはスマックに続きやはりこちらも古参中の古参であるマーゲイであった。
今までずっと箱型弾倉だったのにも関わらず、突如リボルバー弾倉へと切り替えを図った最新型。
素敵性能は非常に高く弾丸のエフェクトも他マーゲイと比べると非常に大きくなっている。これがまた彗星が尾を引くようでイカス。ついでに弾丸の軌道も視認しやすい。
これによりようやくリボルバー拳銃(これ大事)2丁持ち(これも大事)の漢のロマンが可能になった。あ、ハガード君は座っててください。
因みにそのハガード達と違い1マガジン7発。山猫よりも2発多い14発だ

…CSよろけやダウンという「あれここ狙撃銃のページだっけ?」となりかねないマーゲイに似つかわしくない項目に違和感バリバリなあなたは鋭い。
リボルバー弾倉という点からもお察しの通りまさかの系統中単発火力強化型である。
現状、遊撃の主武器でノックバックを奪えるのはこの鯖だけ。まさにオンリーワンの個性を放っている。
後にワイドショット系統からXCなる怪物が登場、(チャージは必要なものの)新系統のグリントが支給された事で
オンリーワンではなくなった。

なんとワントリガー920ⅹ2=1840という紫電が泡吹いてぶっ倒れる高威力である。というよりハガードカスタム(1850)に近いからやっぱお前ハガードの親戚じゃね?
これにより頭部直撃時は4600ダメージ、2脚ですら装甲A以下はよろけを免れない。
ホバーなんかよろけを免れるのはガチガチに固めたフル路地くらいで、軽量ホバーに至ってはダウンをとれることさえあり得る。
さらに言えば頭部装甲C-以下の相手にCSするとダメージが5000を超えるので、ミリ残りにCSした場合限定的ながら大破を取れる可能性すらある。
頭部装甲C-だとさすがに期待するのは酷な話(CSダメ5060)だがD-になると5750と割となくはないレベルになる。狙って大破をとるのは現実的ではないが頭の片隅に置いておいて損はないだろう。
また単発の威力のおかげで秒間火力もマーゲイ系統中どころか遊撃主武器中トップ
射撃精度もマゲバリに次いで高くしゃがみ2以上があれば十分狙撃も狙える上、高威力武器にはありがちな制御に苦労するような反動もない。
まあ反動がないことはないが連射速度が遅めなせいでストライフ程気にはならない。反動で跳ねた分が戻らないうちに次の射撃で再度跳ねるようなことは起きにくい。
しゃがみ無しのアスラ弐腕でワンホールショットも可能。
烈風腕なんかでも十分実用範囲内だろう。
敵からすればCSでよろけさせられたところに秒間火力6000オーバーを浴びせられたらたまったものではない。
マガジン火力、秒間火力ともに大きく、数字だけで見たら最強のマーゲイといえるだろう。

ここでなんとなく他のマーゲイたちと比較してみよう
ゆかいな仲間たち マガジン火力 秒間火力
マーゲイM40 13600 4800
まげ☆かす 17020 4400
マーゲイRF 8700 5800
マーゲイ・ストライフ 11000 6000
マーゲイ・バリアンス 5160 5160(マガジン撃ち切り)
マーゲイ・サーヴァント 12880 約6133.33...

サーヴァントは秒間火力1位、マガジン火力2位となっている。あれ?マゲカス強くね?
性能的にはM40とストライフがポタラでフュージョンした超戦士といったところか。
特にマガジン火力が10000を超えているのが先輩であるストライフと比べて強化されている部分と言えよう。

だが、数字上のスペックとは裏腹に取り回しはかなり劣悪。
まずセミオートかつ連射が200発/分と遅めなので連射で削るような戦い方は不可能。せっかくの秒間火力6000オーバーも目押しをしくじったり弾丸を外したりすればガンガン低下していく。
これまでのマーゲイのように連射で押していくのではなく、しっかり狙って当てていくといった主武器として根本的な運用方法の違いがあることをしっかり頭に入れておかなければならないだろう。

リロードも2秒とマーゲイ系ワーストで、遊撃の全主武器中でもこれより悪いのは初期デュアルとジェイナスくらい。ほぼ同じマガジン火力のブルートでも0.3秒差がついている。
数字だけ見ればそこまで大きな差ではないが1マガで落とすのは難しいマガジン火力=戦闘中でもどこかでリロードを挟む必要が出てくるという事を考えると無視出来る差ではない。
ただし、上にもあるように連射速度の関係上反動吸収を無視することもできなくはないので、あえてリロードを挟んでも大丈夫なように高速リロード腕部を採用するのは十分あり。というかむしろそっちのがセオリーに近い。
その場合、Aランク帯のリロードはほしいところ。

最大の弱点は遅いリロードを頻発させるマガジン内7発に7x10の70発という主武器としてはかなり少ない弾数による息切れの早さ狙撃副武器時代に逆戻りかな?
ほかのマーゲイシリーズと比べると圧倒的に装弾数が少ない。おかげで総火力も系統中唯一130000を割り込んでいる(ブービーはマゲバリの134160)。
ちなみに全遊撃主武器中でもワースト3位。あ、ワースト1位の方はあまり見ないであげてください。
この銃を使う際には高速リロード腕部を使用することがほぼ確定なので予備弾数によるブーストも期待できないのも辛い。
施設破壊に無駄使いすると敵コアに突入した時に泣きをみるハメになるので残弾のマネジメントを徹底しよう。

…あれ?そういえば、リロードAクラスで、尚且つ予備弾数もBクラスという、夢のような腕があったような…。

また長所のよろけの取りやすさについても、その弾丸の威力が「1840」ではなく「920x2」であることを忘れてはならない。
つまり移動中の射撃等で2発の弾丸の着弾がずれ、一発は頭部、一発は他に着弾or外れた場合スペック通りのよろけ性能を発揮できない可能性がある。
まあスマック等ショットガン全般についてもどうやら見えてる弾丸の通りに着弾してダメージ計算をしている、というわけではなさそうなのでこの銃についても逸れた一発がどう計算されているのかは要検証。
だがCSよろけを狙っていくなら頭部の射撃補正や移動中射撃補正チップで射撃精度を補えたならそれに越したことはないと思われる。
逆に低い射撃補正の頭部との併用はやめた方がいい。自ら「高精度とそれを活かしたCSよろけ」というこの銃最高の長所を投げ捨てる必要はないだろう。


以上から考察すればわかるが、100%性能を生かすには正確なAIMと目押し、状況判断を求められるかなりの上級者向けモデル。
総じて紫電とかハガタフとかに使い味の近い一品。
デメリットも多く、決して使い勝手の良い武器ではないが潜在力はピカイチなので歴戦の遊撃乗りの方は一度手に取ってみると良いだろう。
何よりも頭はもちろん、それ以外でも当てればゴリッ ゴリッ ゴリッと目に見えて減る敵の耐久力は圧巻もの。
癖になると手放せなくなること間違い無しである。

でも要求素材は鬼だけどな!!!!!(レア5を5個、レア6を2個、レア7を3個。オマケに最終型であるのでそれまでのマゲシリーズを買い揃えなくてはならない。)
購入は慎重に。


ちなみにこの銃の最高連射速度である分発200のレートは単式機関砲単式炸薬砲と同じである。
彼らはフルオートなのでこの2つであらかじめ目押しタイミングを把握しておこう。

運用のヒントであるが、必ずしも目押ししなくてもよいことを覚えていてほしい。
確かに秒間約6133dmgは非常に魅力的であるが、N-DEFを加味するとマガジン火力12880は足りるか足りないか微妙な線。
これをどうにかするには、まずは頭を撃ち抜いてノックバックを奪うことが非常に重要になってくる。
CSによるダメージレースでの優位に加えてKBを取ることによる足止めを発生させたところで、すかさず目押しによる最大火力を叩き込むといったところか。
この方法は敵が無傷の新品に近いと意識するといい。
逆にN-DEFが剥がれていたり、ある程度ダメージを受けている様子であれば、胴狙いでもいいのでしっかり目押しを当ててゴリゴリ減らすのがいい場合もある。
大切なのは、敵の耐久力によって使い方を切り替える状況判断能力であることだ。

ライスマに続き第二の6段階目主武器。これは同じく古参のサブマシンガンやウィーゼルにも6段階目がくる予兆だろうか。

ちなみに「サヴァート(サバト?)」は「土曜日」、ないし土曜日に行うと信じられていたことから転じて「魔女あるいは悪魔崇拝の集会」の意。(Sabbath、Sabbat)
系統中唯一のリボルバーマガジン採用のコイツの「異端さ」から「異教徒」や「神がかり的な強さ」をイメージしてのネーミングだろうか。やや大げさな気もしないでもないが…。
もしくはSubvert。こちらは挫けさせる、(国家・政府などを)転覆する、倒すなどの意味。
現状では遊撃主武器唯一のノックバックを奪える武器であるためこちらの意味も妥当と考えられよう。
というか今までマーゲイ系の名前はずっと英語だったのでこっちのが自然かも(土曜日の意味だと似たような発音でもスペイン語やギリシャ語等)。
(違う意味の「サヴァート」をご存知の方は援護タノム)

+ 因みに
RR/CVのリロードモーション設定ミス(バグ?)から、
「二丁ショートバレルショットガンか、二丁リボルバー拳銃とか支給されるんじゃね?」的な
予想をしていた者がおり、その予想は見事に的中。

が、マゲ鯖のリロードモーションはマーゲイ系統共通のもので、回転弾倉?ナニソレ美味しいの?状態であった。
???「そのリボルバーは飾りかよw」

尚、件のリロードモーションはどうやらグリント系統のものであった模様。あっちはあっちでリボルバーでも中折れ式でもなく、
銃を逆手に持つという斬新な構造をしているが。

Ver.X ZEROでは遊撃主武器を強化しようキャンペーンにより重量は260から250、連射精度はB+からA-、装弾数は7発×10から7発×13に。
同じタイミングで行われた他の遊撃主武器と比べ地味な調整だったが、オンリーワンな性能をした銃なのでさして気にする必要はないだろう。

BBX ZERO PLUSでは、基準リロが2秒から1.6秒と大幅に低下。代わりにXCが基準リロ2秒となった。
マガジン火力の低いサヴァートでは、肩先生の補助かCSが絡まない限りDEF付き新品を1マガで撃破はかなりキツイので、純粋強化といえるだろう。
勿論、隙が軽減したからといってもリロードは物陰などで行うようにしたい。

MG サヴァート/CV


(C)SEGA

2017年12月~1月にディープシードで交換可能なカラヴァリ。
全体的に黒~ダークグレーに塗装され、黄色でツタ?のような装飾が施されている。
グリップもウッドを意識したのかブラウンになっており、全体的に中世の装飾拳銃のようなふいんき(なぜかry

マーゲイ系最終段階なのでマーゲイ系を買いそろえてない人からしたらかなりお得。
ただ性能自体は優秀だが前述の通りかなりクセがある上、スタンピード/CCに続きコイツもディープシード30個要求なので手持ちと相談しながら購入は計画的に。


最終更新:2017年12月03日 02:06