スペクターMRG 胴部

スペクターMRG


 画像を貼らないと化けて出るぞー
 (C)SEGA


ホバーサークルのパイセンであるフォーミュラと仲良く支給された新型スペクター胴。
Ⅰ型の改良型とのことで、一部装甲板を強化フレームに置き換えることで若干重量が増えました。……あれ?軽量化したとはなんだったのか
ともあれ性能面では元々バランスが良かったⅠ型をブラッシュアップしたためか、非常にハイエンドなモデルに仕上がっている。
安心と信頼のTSUMOI後半モデル。

「そもそもブースター容量を売りにしてるシリーズなのに最高がBってどうなん?」という批判があったのかなかったのか、
強化されたブースターはAに到達し、ホバー機としてはもちろんキメラパーツとしても魅力的な数値に。
その上SP供給も標準以上……というより全てのステータスが標準以上。
全ステータス標準以上というパーツはブースターA以上では本品だけという、実にツモい優良胴である。
一方、チップ容量は全胴パーツでワースト3となる1.7。流石にそれくらいは我慢しなければ贅沢というもの。

同じハイエンドパーツであるジーシェン・シーとはかなり性能が近い。
シー胴がSP回復1ランク、チップ容量0.2多いが、ブースターやDEF耐久でMRGが勝る上に重量も70軽い。
妖怪1足りないが発生した場合を除けばこちらを用いた方が便利なことが多いだろう。
他の同じような重量帯の前線向け胴の比較候補としては、EVOLや毛45、そして同じくXからの登場であるX-Ⅲcgが上げられる。
EVOLとは重量90とSP1段階に対して、装甲1段階、ブースター2段階、DEF耐久2段階と、より前向けのカスタムとなっている。重量90は軽くはないが、それさえ我慢できればあのEVOL胴さえも食ってしまえるハイエンドパーツと言えよう。
重量的にもシー胴とEVOL胴の中間位置にあり、「シーだと重いけど、EVOLだとちょっと余るし、もうちょっとブースターも欲しいし……」といった隙間を見事に埋めてくれる。
毛45に対してはDEF耐久2段階、チップ0.8(!)に対して、重量30、SP2段階、エリア移動3段階のトレード。ほぼ丸々チップ1分のディスアドバンテージはあるが、基礎性能はこちらの方が高い。拡張性と基礎性能の住み分けといったところか。
問題はX-Ⅲcg胴。こちらは装甲1段階、SP供給3段階勝るが、それに対してⅢcgは重量60、ブースター1段階、DEF耐久2段階、チップ0.4と様々な面で勝る。
胴部装甲は他の部位と比べて重要性が高いとはいえ、DEF耐久2段階と重量60の差をどう見るかによって評価が分かれる。DEF耐久2段階の差は500しかないとはいえ、胴部装甲で考える総耐久ではⅢcgとMRGは同じになる。さらに、DEF回復を重視する立ち回りならⅢcgの方が一歩上回ると言えよう。
無論、EUSの回転率を重視する遊撃や、前線でリペアしながら散弾をぶっかける支援など、ブースターだけでなくSPも欲しい各々方には、間違いなくMRGの方がオススメできる。そのあたりは自分のプレイスタイルと相談しながら決めて欲しい。
長々と語ったが、前節におけるハイエンドパーツのシー胴やEVOL胴と並び立つ、最高クラスの胴パーツであることは間違いない。

キメラパーツとしての性能は上記の通りだが、
フルセットではVer.XよりスペクターのセットボーナスにブースターUPが追加されたため、
セットボーナス強化チップを装着すればブースター容量はA+を超えることになる。
装甲A帯じゃないと呼吸困難に陥る、といった持病を抱えたボーダーでないならフルセットでの採用優先度は非常に高い。




最終更新:2016年07月18日 11:08