X−IIIcg 胴部

(C)SEGA

X版クーガー第3弾その胴部。
X-Ieと比べると正面側からでは少々装甲が追加されただけのように見えるが、背中側を見ると2つのブーストタンクが増設されていることが分かる。
ブースター性能が大幅に上昇しているのはこれによるものと推測され、性能面も則したものとなっている。

装甲B・ブースターA+を両立させているだけでなくDEF耐久も平均より高めである本パーツは、
前線戦闘においてシリーズ内のみならず全パーツ内でも割と高い適性を示す。
一方でSP供給は心許無く特別装備を生かした絡め手的な戦術を取る事は難しいが、
それ以外に欠点らしい欠点がなく、クーガーに代わる新時代の旗振り役として相応しいシンプルかつ強力なモデルと言える。

比較対象となるのはラン……ドバルクⅡ型。
この重量帯で高ブースターというのは実はスキマ産業だったようで、このX-IIIcgが支給されるまでは彼が唯一の存在だった。
チップ容量0.3とエリア移動1.5秒を犠牲に重量を-10してブースターとSP供給を1段階向上させた形。
前線に行って戦うだけならX-IIIcgに分があるが、ラングドシャもやたら早いエリア移動のおかげで防衛などに適性が高く、両パーツ上手く住み分けできている。

重量をほんの若干足せば装甲B+やA-の胴体に届いてしまうが、DEF耐久やブースターで優れているためそれらと比較しても見劣りはしていない。
それ以上に重量を加えるならば同じブースター特化胴のケーファー45やジーシェン・パイロンなども出てくるので、
より前線での堅牢さを求めるならそちらにシフトしていくと良いだろう。

そして気がつけば2017/1/24の使用率ランキングで全兵装でTOP2入りという快挙を成し遂げていた。
注目すべきはSPに少々の難を抱えながらも、支援兵装での使用率1位をかっさらっている事だろう。
同じく使用率1位のリペアユニットδを死に補給で回すと考えれば前線支援に都合の良い胴パーツ、
「支援でSP供給が標準を下回っているのは…」と食わず嫌いせずに使ってみてはどうだろう?
ただし長生きしたいセンサー支援ならば、SP供給に優れた他の胴体の方が向いている。ちょうど兄貴にあたるIIs胴とか。




最終更新:2018年01月20日 22:51