UK57速射機銃・弐

United Kingdom UK57速射機銃・弐


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秒間火力:5250 マガジン火力:24500[4.66秒] 総火力:294000

現在支給されている連射機銃系統の中では秒間火力を高めつつ25000近いマガジン火力もキープしているハイバランスモデル。
移籍したアシュヴィンやオルトロスのように単発火力を高めたモデルとなっている。というか、弾数増やして精度を悪くし、リロードが長くなったアシュヴィンまんまである。重量も同じだし。
秒間火力の面では速式に完敗、メガロやSTAR系統の連打にもよるがそちらにも敗北しながらも5000を超える火力であり、何よりもそれを4秒半も継続することができるというのが売りだろうか。こらそこ、垂れ流しだと精度悪いとか言わない。
実際のところ、精度はよろしくない。プラント1個分程度でも頭が狙えるような精度は初弾から数発程度であり、すぐに弾が散り始める。何より反動が系統中で一番きつく、反動吸収の低い軽量腕での運用は厳しい。
重量も軽量機に積もうとすると340と言う数字は厳しい物があるだろう。
2.6秒と言うリロードも曲者。1対1での戦闘であれば火力を押し付ければ問題ないが複数を相手にした場合、リロードの2.6秒という時間は武器変更するにもリロードを待つにも厳しい時間である。
リロードの速い腕を使おうとすれば反動吸収が低いものが多いので、この辺りをどうするかが悩みの種だろう。
というか、二丁持ってた頃よりリロードは楽なはずだけど、なんで逆に長くなってるんだろうか。

このようにフルオートとしては高めの秒間火力とマガジン火力を両立したばっかりに色々と欠点を抱えてしまったわけだが、
速射機銃系統の例に洩れず、やはりこの銃もVer.X環境に比較的マッチしている。
腕部装甲の重要度が高まる中で、この銃のマイナス面を上手くカバーできる反動吸収とリロードを合わせ持つ腕部は選択肢が広く、装甲が標準以上である物も多い。
またリロード速度の調整で標準やや上程度のリロード性能の腕部が相対的に使いやすくなったことも追い風といえる。
装甲が高まれば持ち味のマガジン火力も生かしやすくなるし、同時に反動吸収があれば御し易くなって秒間火力も生かせる。
ただ射撃精度だけは(特に装甲を重視するなら)如何ともし難いので、ある程度敵機に接近しての運用が求められる。
交戦距離は概ねプラント直径以近の距離が目安ではあるが、頭部の射撃補正や使用者の人間性能によって多少前後するだろう。

色々と気になる所はあるが、なにより『強襲のフルオートの中では一番バランスがよくて使いやすい』という点を買われて、実装当初より強襲主武器1位の座に君臨している。
似たような重量の強襲主武器は総じて連打や目押しクリックする必要があるもの、あるいはA・Bモードの切り替えが必要なものばかり。
また他のフルオート銃はといえば、ストームや速式のような高火力ながら即リロードが必要なものばかり。
「とりあえず押っぱにしとけ」でかなりのスペックを披露できる使いやすさは、現時点ではこの銃が一番であろう。
ただ、上手く性能に合ったアセンと強みを押し付ける戦い方をすることで本来のポテンシャルを発揮できるので、一度は大事に扱ってもらいたいところ。



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最終更新:2017年03月12日 13:47