グライフ68G 脚部

ⓒSEGA

牛マンが"6月8日「なぜその日なのかには理由がある。」"と意味深なことをつぶやき、そして6月8日に支給された第4のグライフ脚部。
65Vから刺々しくなった。

その性能は、一言で行ってしまえば65Vの正統進化である。
具体的には65Vと比べダッシュが一段上のB+となり、
グライフの売りである加速がグライフ65、ガルム67Uと同等のAになった。
搭載しているブースタ自体には65Vから全く変化がないように見えるのだが、その上パーツを追加して重量増したのに速度が増える不思議仕様である。またナク社かな?
あと、チップの65Vより0.1多い1.6になった。

ただし、その代償として積載量が170減り、歩行が一段下がった

必要勲章はついに来たかと言わんばかりのグランドスラム2個。
ネレイドを取るついでにと目指したボーダーならすぐに入手できるだろう。
だから、ネレイドをグライフ68G引換券というのやめなさい。あと、グランドスラムが欲しいからといってわざとランクを下げることは、してはいけない。(戒め)
ついでにBBXからはユニオンレベル100でも開放可能なのだが、どっちがいいのかは人それぞれだと思われる。

近似パーツ、ライバルは甲脚、θ脚、燐脚。
甲脚とはチップ0.4、歩行一段負けているが、加速3段、装甲1段、積載量が10優っている。
特に加速は圧倒的にの68Gのほうが優っているためこちらを採用するボーダーのほうが多いはず。
加速の瞬発力は甲脚にどんだけチップを盛っても追いつけないことに変わりはない。
すり抜けようとする凸屋を追いかけるとき等瞬間的なアクションをとる際、加速の0.8秒の差は無視出来ないアドバンテージだろう。

θ脚には加速4段階と装甲1段階勝利と引き換えに歩行6段階、積載80、チップ0.2の敗北。
加速4段階差は大きく巡航移動の快適さはかなり違う。対爆発物を考慮すると装甲1段階差も捨てがたい…。
が、歩行6段階差もかなり大きく、空中機動の快適さがかなり違ってくるし、巡航でブースターを切らしたときの移動にもジワリと影響してくる。
そしてなんだかんだ積載80差とチップ0.2も捨てがたい…。

空中機動のθ、地上機動の68Gという棲み分けだろうか。


で、燐脚との比較。
ダッシュ1段階敗北に対し、装甲1段階、歩行2段階、加速10段階、積載60、チップ0.8の勝利。
ダッシュ1段階の差はチップや加速で容易に補えるので、事実上燐脚の上位互換的な立ち位置となっている。


+ 甲脚がまた哀しみを背負のか…、
と思っていたのか?

甲脚は甲脚でBBXから歩行が1段上がり、チップが0.4増えたことで、68Gと比べチップ0.8、歩行二段差をつけることになる。はず。
特にチップは上半身の構成を少し変えるだけでチップ1スロット確保できるので拡張性はの甲脚ほうが優っている。
もっとも、あくまでロケテでの話なので本稼働では状況が変わる可能性もある。

+ じゃあ実際のところ68G脚と甲+1コスチップってどうなの?
兵装:麻、機体:脚は68G、甲+ダッシュ1、甲+加速適正1。加速1チップ?お前は何を言ってるんだ 胴体とACはいずれも人気No1のLM胴と箪笥を使用。

スカービGRF側のベーストイレから出た直後の位置から、
①ブーストOH!まで出来るだけ直線移動した場合の自軍ベースとの距離。
②ブーストOH!→箪笥ぶっぱ→ブースト(ryした場合の敵ベース到着タイム。
をそれぞれ3回ずつ行い平均を計測してみた。
ただし②の時間についてはストップウォッチ等機器の使用はしておらず、ゲーム内の試合時間のカウントを用いて計測。

その結果、
①68Gと甲脚+ダッシュ1が共に167m前後でほぼ同じ。甲脚+加速適正が176m前後。
②すべての脚が26秒前後でほぼ同じ
となった。

甲+ダッシュ1は通常の加速移動においてさしてアドバンテージがあるわけではなさそうなので甲で1スロを生かすなら加速適正1か。それでも優位は10m程度であるが。
そして箪笥を用いた場合、スカービのベース間(大体600m弱)程度までなら差はほとんどないといっていいだろう。


ただしこの結果は一個人が試しにやってみたという程度のものなので、追加があれば援護を願う。
実際ブーストだけの長距離移動時間やもう少しブーストが低い胴での加速についてはまだ調べていない。
またこの測定はVerたけし現在で行われており、VerXでの加速の環境変化次第で結果も変動する可能性があることも併せて追記しておく。


まあいくら何でもレア7を使って他の脚(2段階目)の下位互換を作成するなんて、そんなことは…(過去回想中)…うん、だだだいじょうぶだよきっと。たぶん。うん…
でも、68Gを使うなら、1コスあってもなくても優先的にダッシュ1、加速適正両方使っていると思うんだよな。




Ver.XZero+現在、68G脚は麻で2位、重火力で3位、遊撃、支援で1位というとんでもないシェアを誇っている。
これは、「ダッシュB+加速脚が現環境と大変マッチしている」という現状があるからだ。

これは加速の登場で、ダッシュ1段階下げて加速脚を採用したほうが諸々の性能が向上すると判明したため。
更に、Ver.Xでの調整で、ダッシュB+とA-の速度差が小さくなったのに対し積載の差は変わらないという意味不明な調整が行われた。
これが68G脚にとって大幅な追い風になった。
短距離移動は燐脚と遜色ないまま、長距離移動力で燐に勝り、さらに歩行や装甲、積載猶予が上がってチップも増えるといいことづくめ。
バランス調整とは何だったのか

つまり、今まで燐脚が担ってきた「軽量キメラを止められる中量キメラ」の役割を受け継いだ脚部なのだ。



最終更新:2017年10月29日 11:31