アイアンフォートⅡ型 脚部

アームズフォート(笑)II型


(C)SEGA

重量 装甲 通常移動 高速移動 加速 重量耐性 積載猶予 チップ容量
1270 A- (0.82) D- (5.58m/s) D+ (21.30m/s) C- (3.54秒) A (6350) 5080 2.4

なぜか初期型から一日空けて、水曜日に支給された系統2段階目。
GWのキャンペーン報酬になるのではないかと一部ボーダーたちが戦々恐々としていたが、そんなことはなかった模様。
+ ...
なおブログにて触れられていたキャンペーンとはアイアンフォート購入特典で
Ⅰ型フルセットを揃えるとアイアン
Ⅳ型フルセットを揃えるとフォート
以上2つの通り名がもらえるというもの。
ディープシード?パーツ購入で使うんで
さて、肝心の性能だが


…フルセットするなら、まあ、使うこともあるかもね。


いや、すまない。どうにも擁護のしようがないんだ。
チップ1.9、装甲A-、歩行D-、ダッシュD+、加速C-、積載猶予5010。
これがアイアンフォートIIの性能である。

まずから何が変わったか。
一言で言ってしまうと、機動力を犠牲にした重装甲化だ。
「どうせすぐ死ぬし装甲とか要る?ダッシュとか上げた方がいくね?」という風潮が蔓延する今の環境とは真逆を行くコンセプトだが、そこは老舗のAE社。
二者の比較なら案外悪くない性能をしている。
まず装甲が1段階上昇し、積載は100アップ。
それだけではなく、チップと歩行は同値を確保。
ダッシュも低下を一段階のみに抑えるという仕事ぶり。
これならば動きにあまり大きな差を感じる事なく、機体をより強固に出来る。今までは手の届かなかった重い武器を積むのもアリだろう。
いやーさすがは最初期からの重鎮。長い時の間に蓄積された技術力は、ほぼ純粋な強化と言っても差し支えない改修をⅡ型に施したのである。

……

そう、 加 速 以 外 は

『加速をウリにする脚部の次男は、逆に加速が低くなる』というベンノ発端のロクでもないジンクスをしっかり踏襲した結果。
A-からC-という6段階もの大幅は、二者の機動性を致命的なまでに開けてしまった。
そもそもフルセット運用という仮定でⅠ型と比較したものの、効果は予備弾倉UP。注目されたネオorコング5発もスロットを2つ消費する必要がある。
「アセンもチップもどうでもいいからフルセットで副武器を5発にしたい!」
と考えるボーダーは…ねぇ?
適性からしてそっぽを向いているのだから、パラメータ見てⅠ型とⅡ型、どっちがいいかなと考える人もほぼいないと思われる。
そういう意味ではグライフ66やガルム68と非常によく似ており、その二者がブランド内で、また脚部全般の中でどういう扱いになっているかを見れば自ずと本脚部の未来も知る事ができ、うん、どうしようかコレ


ではキメラとしてはどうなのか?
ここで同社製品である、AE社のランドバルクATを見てみよう。

チップ1.7(0.2勝ち)、装甲A(1ランク負け)、歩行D(1ランク負け)、ダッシュC-(1ランク負け)、加速C+(2ランク負け)積載猶予5020(10負け)

……お分かりいただけただろうか。
勝っている要素はわずかにチップ0.2のみ、なんとほかの全ては負けている。あんまりじゃないかなコレ!?
ATが妖怪チップ0.1足りないに取り憑かれたとか、このジェットストリームできそうな見た目がいいんだ、という場合でない限り、使われる可能性は低いだろう。
あるいは初心者向けの廉価版ATと見るか…ああでも、ATさんディープシードを一切必要としないんだよね。
…どうすんのコレ
と言う訳で、本脚部は弱体化したAT脚と思ってもらって差し支えない。
ならばAT脚を使うアセンの中に活路がある筈だ。
しかし、模倣先とも言える肝心のAT脚はそれ自体が若干微妙と評される性能なのであった。どうなるんだコレ


同じく微妙微妙と言われているI型胴ですら、一部のパラメータは同等だったり、むしろライバルに勝ってさえいたのだ。
まぁ初期型だし仕方ないよね、Ⅱ型に期待かな、なんて言いながら蓋を開けてみれば、あまりのツカエなさから支給早々ネタまみれで埋葬された胴の方が環境的にはまだマシな部類であったという始末。もはや涙も枯れ果てた

割とどうしようもないため、バージョンアップで加速か何かが上昇することを祈るしかない。
キャンペーンの関係上買うなと言えないのが辛いところである。
逆に考えるんだ。今ならIV型引換券だけでなく、通り名交換チケットとしての価値もあるんだ!
……もっとも、通り名入手の条件になっているのは前述したIV型の方である。
やはり引換券か…



最終更新:2017年10月12日 21:10