アイビス系統運用講座

アイビス系統運用講座

はじめに

まず以下のランキングをご覧ください。
これはBB.NETで公開されている強襲主武器使用率2016年9月22日時点でのランキングです。

順位 装備名 系統名称
1位 UK57速射機銃・弐 UK速射機銃系統
2位 SSG9ーストーム SSG系統
3位 ヴォルペ・メガロ 突撃銃系統
4位 STAR-30S STAR系統
5位 STAR-20 STAR系統
6位 電磁加速砲・速式 電磁加速砲系統
7位 VOLT-RX VOLT系統
8位 UK56速射機銃・改 UK速射機銃系統
9位 ヴォルペ・スコーピオ 突撃銃系統
10位 電磁加速砲・弐式 電磁加速砲系統

いかがでしょうか。このランキングにはアイビス系統は一丁もランキング入りしていません。
正確な母数は公開されていないので不明ですが
「言われてみれば、全国対戦やスクランブルにスカッドといった対人戦でアイビス系統自体を愛用している人は見た覚えが無い」
そんな人もいるのではないでしょうか?

しかし実戦投入した結果は決して弱い、使えない銃ではないと筆者は判断。
そこで少しでも運用のポイントや注意点をまとめ、普及したい!
その為、当講座を作成することにいたしました。

アイビス系統全体の特徴とそれぞれの銃の特徴

  • 近距離ロックが可能で突発的な戦闘、近距離による戦闘が主な用途のタイプA
  • 近距離ロックは不可能だが、スコープモードによる超長距離射撃が可能なタイプB

ざっくりとアイビス系統のそれぞれのモードの特徴をまとめるとこうなります。
同じく強襲兵装のタイプAとタイプBを搭載しているスイッチアサルト系統が
三点射とフルオートの射撃方式を変更するのに対し、こちらは運用方法から射程距離まで全く違っています。

アイビス系統は現在四つの銃が存在します。そしてそれぞれに特徴が異なっております。
特徴は概ねヴォルペ突撃銃系統に沿っており

  • S90アイビス…初期型故にバランスの取れた能力
  • S90Cアイビス…初期型から若干火力を落とした代償にマガジン火力や遠距離戦を想定したモデル
  • S95シーガル…アイビス系統唯一のフルオート。且つ強襲主武器で唯一のフルオート+スコープを持つモデル
  • S100アルバトロス…マガジン火力と反動を犠牲にして、瞬間火力を重視した最終形。強襲主武器第三位の秒間火力が最大の魅力

どういった状況でアイビス系統は生きるのか?

今までの戦場で、以下のような状況に遭遇した事はありませんか?

ボーダーA「強襲兵装で主武器はSSG9-ストーム。目の前のプラント上空に対空索敵弾が設置されてしまっている。
しかし接近して主武器で破壊しようにも散弾だから時間がかかるし、味方は索敵弾に気付いていない…」

ボーダーB「遊撃兵装で副武器はBSR-ポーライド。戦場をあちこち駆け回りながら狙撃もこなしている。
ただ狙撃銃自体が弾数が少ないので、ガンガン撃てる銃ではないし
いくら軽い武器の多い遊撃兵装とはいえ、機動力では強襲には勝てない…」

ボーダーA・B「ああ!こんな時に (遠距離から攻撃出来る銃が) or (弾数気にせず撃てる銃が) or (アサルトチャージャーが) あれば良いのに!」

そんな事態に悩めるあなたにオススメなのがこのアイビス系統です。

アイビス系統運用のポイント(射撃編)


|二|::::::::|⌒|   _______
|二|::::::::|⌒l  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
ニニニニニニニ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
二二二二/:::::::::::::::::/ __`゙'''-、::::::::::::::::::::ヘ
///||三三|::::::::::::::::::l.  ,-=、\  `'''-::::::::::::::ヘ
///||三三|::::::::::::::::// \ニ`'‐、_ | ─‐ ̄ヽ::.|
///||三三|⌒l::::i'"  <==。ヽ三Z/ミレr―ニヘ.|::|
///||三三|ソ 1:::i   ` ̄ ̄   ヽ |三三/ i::|
///||三三|ゝ.|::::|    /.    | |=。=ィ |::|
///||三三| 〉1:::1.   /     .| |ヘ ̄´./:/
///||三三| ./:::::| /     >ーく } ヘ /:/
///||三三|::::::::::ゝ          ヽ,iー'′ヘ:::/
///||.─‐┛. ̄´      ,,---‐‐-、.  //
///||二/\ (            `' .レ゙
-‐=||⌒|‐‐ト、\.\、    ノ⌒ヽ  /
フ ||三| {_,ノ    `‐        /
r"´ ̄ ̄`ヘf⌒メ    `--_  /.|_
--‐―─ヘイ  /:\       / ./  ∧
`゛  r‐^ ̄\/三三゙ヘr____ハ./へ  ∧
Y⌒^     |三三三三三/\.三三マ ∧
   .へ`ヽ、ノ三三三三/XXX.\三ミマ ∧_
 .////\ ヽヽ三三./\XXX./\三マ \ `'====

…本来、殺し屋は自らの手口を明らかにする事はない。
だが本物の殺しと違い、アーケードゲームの教官であるという条件でレクチャーをしてほしいという依頼を受けた。
かつてはガンシューティングゲームで、俺の偽物がゲームセンターに大量に溢れた事もあったが…。この稼業を長年やっていればこういう事もある。

このアイビス系統だが、普段俺が使用している銃と同様にアサルトライフルと狙撃銃。両方の特徴を持っている。
今回は使用するにあたっての射撃のアドバイスを行ってやる。

Q.タイプAと他の武器とのスペックの違いは?

A.スコープがある分、若干どこかでトレードオフとなっている。

武器名 重量 秒間火力 マガジン火力 連射速度 射撃方式
UK57速射機銃・弐 340 5,250 24,500 900/min フルオート
SSG9-ストーム 190 6,000 8,400 600/min フルオート
ヴォルペ・メガロ 250 6,075 21,600 810/min 三点射
STAR-30S 300 6,960 13,920 300/min 単射
STAR-20 270 6,000 16,800 480/min 単射
S90アイビス 260 5,794 17,400 600/min 三点射
S90アイビスC 290 5,394 22,680 600/min 三点射
S95シーガル 320 5,200 18,200 480/min フルオート
S100アルバトロス 340 6,800 15,300 480/min 三点射

ページ上部表の第5位までの武器、おそらく頻繁に対峙する事の多い強襲主武器と
アイビス系統のタイプAをスペックシートで単純比較すると、この表の通りとなる。
遠距離狙撃も出来るスコープを搭載した分、どこかの部分で代償を支払った形が見えるな。

最も顕著なのはS95シーガル。唯一のフルオートモデルだが人気トップのUK57速射機銃・弐に対して
秒間火力はほぼ互角なものの、マガジン火力に大差をつけられ連射速度も半分程度。
そして初期型、アイビスCに対してはヴォルペ・メガロが立ちはだかる。

強襲主武器の中でも極めて高い秒間火力を持つS100アルバトロスもマガジン火力の低さには要注意だ。
今まではマガジン火力は二の次で、高い秒間火力のみ重視!と言っても過言ではなかったが
Verエックスで仕様変更されて以降、腕部や脚部の装甲が見直された結果
重装甲化も進んでおり、それに合わせてマガジン火力の重要性も再認識されつつある。

ただあくまでもこの表はスペックシートであり、実践値は考慮していない。
ヴォルペ・メガロの高い秒間火力とマガジン火力の性能を引き出すには
超絶目押しと強い反動をいなしつつ相手に当てるAIMが必要になる事は言うまでもない。
対して初期型を含めてアイビス系統の遅い連射速度は、裏を返せば極端な目押しをせずとも
反動制御やAIMに専念しやすいので、銃の潜在能力を引き出しやすいとも言える。

Q.なんか思った以上にタイプAは反動が強いような…

A.実はアイビス系統のタイプA全体が高反動である。

正確な数値は公開されていない為、どの程度の反動係数なのかは不明だがアイビス系統のタイプA全般が反動はかなり強い。
あるボーダーが試してみた結果、S100アルバトロスはヴォルペ・メガロ並の反動があり、初期型もそれに次いで反動が強いと思われる。
という仮説に至った。

人によっては高い反動吸収の腕部を採用しなければ扱いきれないという声もあるし
しゃがみⅡである程度フォローできるという声もある。
とあるEXクラスのボーダーは
「ヴォルペ・メガロはD+程度の反動吸収があれば十分扱いきれる」
と、自身の動画内で語った事もあるようだが…ここは各々が実際に握ってみて反動吸収のさじ加減を見極める必要があるだろう。

全体的に高反動でシーガルを除けば三点射。独特の目押しの感覚を要し、且つ主流武器と比較すると近距離戦で秒間火力やマガジン火力で負けている部分がある。
この辺りがアイビス系統が敬遠されがちなポイントだろうな…

+ 計測方法について
アイビス系統の反動については以下の方法で計測しました。
  • 計測場所…第三採掘島B~夕暮れの戦火~
  • 使用武器…アイビス系統全て+ヴォルペ・メガロ
  • 使用腕部…B.U.Z.-λ(反動吸収D+)

計測方法
1.EUSTベースから出撃。
2.プラントAの柱から40mの地点から、アルファベットAの横線の中心部に向かって射撃を開始。
3.アルバトロスの18発を基準として18発射撃した時点でのサイトの位置を比較する。

この結果、S100アルバトロスはヴォルペ・メガロと比較してほぼ同位置にサイトがあったこと。
また初期型もS100アルバトロスの若干↓にサイトが位置しています。
最も反動が少なかったのはアイビスC。S95シーガルは18発撃ち切った時点でアルバトロスより更に上にサイトがありましたが
これはフルオートも関係しているかもしれないので、更なる検証が必要…。

現段階での反動の強さは
ヴォルペ・メガロ=S100アルバトロス>>>S90アイビス>>>S90Cアイビス
の順番となります。


Q.狙撃が出来るBモードで何を狙うべきか?

A.自動砲台やセンサーなど各種設置物が主なターゲットとなる。

狙撃のBモードを活用できる最大の相手は設置物だ。各種セントリーガンやガンターレット、自動砲台のような設置物を射程外から壊せるのは勿論。
武器によっては見えているのに破壊しづらい設置物、エアロセントリーや滞空索敵弾。索敵センサーも充分破壊する事が可能となる。

戦場によっては味方の進軍のボトルネックとなるガンターレットが存在するので、先行して破壊しておくのもポイントにはならないが立派な進軍の貢献だ。
無論、設置物以外にも遠距離で進軍中の敵、味方と撃ち合っている敵にも惜しむ事無く銃弾を撃ち込む事が重要だ。

アサルトチャージャーの機動力を生かして狙撃ポイントを駆け回り、味方の進攻を援護する。
遊撃兵装とは異なった形の遊撃が出来るだろう…

Q.狙撃で撃破がなかなか取れないんだけど…。

A.狙撃で積極的に撃破を取れる銃ではない。

一発のヘッドショットが致命傷となる人間とは違い、多少銃弾が撃ち込まれても動くブラストが相手ではアイビス系統のBモードでは撃破を積極的に取る事は少し難しい。
一例として最も威力の高いS100アルバトロスタイプBが、三発全てヘッドショット出来た場合のダメージは、810×2.5×3=6,075。
対して遊撃兵装の初期武器である38式狙撃銃がヘッドショット出来た場合のダメージは、3400×2.5=8,500。

この数値だけ見てもワンショットワンキルが難しいのは一目瞭然だ。
もちろん弾幕で押し切って強引に撃破を取る事は出来る。
しかし所謂、ワンショットワンキルの狙撃で撃破を取りたいのであれば
遊撃兵装の炸薬狙撃銃・絶火などの単発高火力型狙撃銃を使用した方が無難だろうな…。

Q.それでも狙撃で撃破が取りたい!

A.狙い目となる敵を知るべき。

どうしても撃破を取りたいというのであれば、狙うべき敵を抑えておく必要がある。
まずは耐久力が減って逃げている敵。これは言うまでも無いだろう。

そして背中を向けて逃げ去る凸屋も追撃の標的となる。
ただし凸屋の背中を追っていたらベースに侵入されたとなると笑い話では済まない。
スコープがあるからといって慢心せず、エリア移動で先回りする基本は大事だ。

他にもアハトミサイルやCN-キャノンのような要請兵器を持った相手を長距離射撃で狙うのも有効だ。
せっかくの要請兵器だから何としても撃破を取らなくてはと、多少の被弾は気にしない敵機は多い。

撃破とまでは行かずとも、大きく耐久力が削れる相手としては重火力も忘れてはいけない。
当たり判定の大きくなるリア重はもちろんだが、真価を発揮するのは動けない榴弾やNelisを装備した重火力だ。
特にリスポン直後、とりあえず榴弾を発射する重火力乗りは非常に多い。
  • リスポン地点をあらかじめ知っておく
  • そのリスポン地点から、最も砲撃が行われやすい位置=物陰に隠れやすい位置を知る
  • そこから狙撃地点を割り出す。
とやっておくと、再出撃直後なのにN-DEFどころか体力を大幅に削れる事もある。

Q.タイプ切替をよく忘れてしまってロックしようとしたらスコープを覗いてしまう…

A.基本はタイプAだということを念頭に置いておこう。

遠距離から狙撃できる便利さ故に、ついスコープを覗きっぱなしになりがちだが
強襲兵装の仕事は最前線プラントの確保やコア凸、ベース防衛と敵と肉薄した銃撃戦が主だ。
その為、この銃も基本はロックオンの出来るタイプAが基本となる。

  • リロードやリスポン直後などのタイミングでタイプAに切り替わっているか確認する。
  • ミニマップの状況からそろそろ接敵しそうなタイミングで再度現在のモードを確認する。

この二つを心がければ、接敵した際にスコープを覗く事故は大きく減るはずだ。
銃のセレクターと異なり、現在のモードは照準の下、残弾ゲージの右側に常時表示されるので確認も容易だ。

Q.全国対戦以外では活躍できる?

A.大攻防戦を除けばやや不向きな印象は否めない…

全国対戦以外でも様々なモードがあるが、大攻防戦を除いて若干不向きであるという印象だ。勿論人によりけりだが…。

スクランブルバトル…△
撃破した相手からニュードを回収するゲームの性質上、タイプBによる遠距離狙撃はゲーム性に合っていない。
ではタイプAで撃ち合うとなると、アルバトロスを除けば瞬間火力の押し付け合いになるとやや不利。
またヴォルペ・メガロやUK57速射機銃・弐の武器を相手に、マガジン火力の差からリロード中に押し込まれると厳しい。
最も使い込んでいて近距離戦が得意な武器だというならば、採用の余地はある。

大攻防戦…○
攻撃側、防衛側を問わず榴弾やNelisを装備した重火力が大量発生するので、それらを狙撃で対抗する事が出来る。
攻撃側には自動砲台も相手になるので貢献ポイントも稼げるだろう。
何より普段使用出来ない武器でも、ドンドン使用出来るイベントなので積極的に採用してみる価値はある。

ユニオンバトル…×
ノーマルやハードの難易度は別として、ベリーハード以上となると強襲自体がフェイズ1とサテライトバンカー運用専門になっている事も多い。
バージョンエックスからは標的となる砲台にも目印が付いた為、スコープで標的を確認する必要も無いだろう。…何?
「『装甲兵SDR2』のように、ゴーレムをアイビス系統で撃ち落としたい?」
「『アルゼンチンの虎』でミサイルを落とした時のように、ホバーでホバリングしながらアイビスで巡航爆雷を落としたい…だと?」
…耐久力が違いすぎる。やめておいた方がいい。

一応使い所があるとしたら、ニュード吸収装置オーダー出現時に高所に陣取り索敵、射撃を行う事が出来る。
ただ似たような事は遊撃兵装でも出来るし、何より遊撃兵装には偵察機がある。
そもそも高難易度に参加する程のプレイヤーでは、吸収装置の場所も覚えている事も珍しくは無い。
無理に搭載する必要性は薄いだろう…。

アイビス系統運用のポイント(アセン編)


        /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :爻、
       /: : : : : : : : >ー寸: : : : : : :>一- : : : : : : : 乂
     _{: : : : :> ´    `¨ー‐''´      `ヽ: : : : : :`ヽ
    〃: : : :/                   \: : : : : ハ....
    乂: :/                      V: : :.イ 
   (: : :Y           `⌒´           〉: : 圦
   ): : :㍉,  /⌒   ー 弋_.ノ⌒ -‐ミ   /: : : : : :Y_
 Y: : : : : : :/   /⌒ヾミ=イ )|    /    ヽ /: : : : : : 7
 乂: : : :/==ニニニニニニマムノ小〈マ斗ニニニニニニニミ寸: : : : :7 
 爻: : :/V´   -─=ミ マム斗ミV -─‐-  ヽ  Vハ::>'⌒ヽ 
 Y´`寸ム| ヽ /   Q   ) ノリ .|ili|    Q  ヽ| ノ |ili| /イ |
. | \Vム冫 ー--一 /   Ⅷ\ミー--一く `  ルリ |寸 l |
. | |イ l:l寸ム ゝ-一  /   /⌒)liム 辷---一 /イ| V リ '
. | V |:l >-=ニニニ彡/     < 寸ニニニニニニ彡 |::::| < / /
  \ヽl:.l   `Y   /|  /      \    イ   |::::l  ./ /
    ヽl::l    |   / .トイ  {       Y  |     |::::|//
     |圦.  |  i                    |    ム:::l/
     ミ   |  | /⌒T二フ⌒ヽ.   |  |    彡'':Y
      V |  |V二ニ=--=ミ:::::::::::\ |  |   ∧::::::リ
         Ⅵ   `¨´      \:::::::::::レ  | /| 〉イ
        V      ⌒    `¨¨´  /  .|
           V              /   .|

お前さんがあの男の言っていたボーダーという奴か?確かアイビス系統を使うにあたっての機体構成やチップをレクチャーしてほしいらしいな。
まあ…スペックシートは確認しておるし、ある程度他の銃からの知識の流用も出来るだろう。
ただワシは本来ブラスト相手の銃などは作らん、ただのガン・スミスだからそこは念頭に置いといてくれよ。

Q.アイビス系統を運用するのにオススメの脚部パーツは?

A.ダッシュが速く、積載猶予が多い脚部が相性が良い。

アイビス系統を活かすとなると戦場を駆け回り、時には味方とは別行動を取ったりする必要もあるが、やはり戦場では味方と進軍するのが基本となるな。
つまり『味方に追いつける程の機動力』をまず確保しなくてはならん。アサルトチャージャーがあるとは言えやはり素の機動力が高いに越した事は無い。
次にアイビス系統は全体的に重いのが特徴だな。特にS100アルバトロスに至っては重量340と強襲主武器の中でも特に重い部類じゃ。
つまり機動力の次に求めるのは『積載猶予の多さ』となるな…。
更にしゃがみⅡを採用する可能性もあるので『チップ容量が豊富』という事も条件となるか…。
ふむそうなると…。
  • ダッシュがA-以上
  • 積載猶予3,600以上
  • チップ容量1.4以上
この辺りが基準となるか。

デイブのオススメ脚部パーツ
パーツ名 装甲 歩行 ダッシュ 加速 実質積載猶予 チップ量 備考
月影・暁 D+ D+ A- C- 3,750 1.8 機動力に難はあるがチップ容量と積載猶予が豊富。装甲も僅かに厚い
ガルム67 D- C A- A- 3,620 1.4 チップ容量が削減されたが加速A-の機動力の高さは魅力
セイバーⅡ D C+ A- B- 3,650 1.4 加速、積載猶予、チップ容量がバランス良くまとま…ん!?
E.D.G.-δ D- D+ A- B 3,780 1.6 あれ…装甲と歩行を妥協したらセイバーⅡ型を喰っている気が…。
この4つが基本になるな。

ただ更にチップ容量を犠牲にして速度を求めると、ヤクシャ・弐やセイバーZX。初期月影が。
ダッシュをB帯まで妥協して加速を求めると、X-leやグライフ68Gなど様々な選択肢が挙がる。
上記の表はあくまで目安で、自身の求める方向を満たしてくれるパーツを選ぶと良いだろう。

Q.オススメの腕部パーツは?

A.リロードメインなら烈風。武器変更や反動も考慮すると選択肢は大幅に広がる


Q.オススメの胴部パーツは?

A.脚部の性能を活かす高ブースト、かつ撃ち合いに強くなる装甲も厚め


Q.オススメの頭部パーツは?

A.狙撃を考慮するなら射撃補正が高い物。それ以外は撃ち合いに強い流行の頭部。


Q.しゃがみⅡチップは必須?

A.積極的に狙撃するならば付けるべし。

レティクル収束が完全に絞り込まれるしゃがみⅡorⅢを採用するべきかは人によって意見が分かれるが
積極的に狙撃、あるいは静止状態で射撃をするのであれば採用すべきと、ワシは思っておる。
しゃがみⅡを採用した場合のメリット、デメリットは以下の通りだ。

●しゃがみⅡを採用するメリット
  • しゃがみによる弾道の安定性と反動吸収の上昇から超遠距離射撃も可能となる。
  • タイプBだけでなく、タイプAでもしゃがめば恩恵を受けられる。

●しゃがみⅡを採用するデメリット
  • チップ容量を圧迫してしまう。
  • しゃがんだ状態でタイプBの射撃を行わないのであれば、しゃがみⅠをつけていても変わりはない。

つまり頻繁に静止状態で狙撃を行うなら付けた方が良いが、そうでないなら無理して付ける必要はないという事だな。
マップによって異なる部分でもあるので実際に戦場に出てみて
そのような状態が何回あるか?実際にカウントしてみると良いだろう。

ちなみにしゃがみⅡだけでなく、耐衝撃射撃姿勢においてもレティクルが白くなる事が判明しているぞ。

Q.何か変わった運用方法は無いの?

A.副武器に変則起爆弾系統、補助武器にカノンブレード系統を採用すると…

変わった運用方法をワシに聞くのか!?そもそもこんな銃を使用する時点で変わった運用方法だと思うが…。
ああ、そうそう。こんな遊び方があるぞ。
副武器に2016年9月12日に支給された変則起爆弾系統を、補助武器にバージョンエックスより支給されたカノンブレード系統を採用してみるとな。
主武器、副武器、補助武器全てがスイッチ方式の強襲兵装が完成するぞ。
こんな遊びが出来るのは現状、スイッチアサルト系統かアイビス系統を採用した強襲兵装のみだ。

…ちなみにこの遊び方を試したボーダー(筆者)がいたそうだが
「全ての武器のモード管理が想像以上に大変で、自分の手に負えるものではなかった…」
と、CPを剥げ散らかして半ベソかきながら帰ってきたそうな。
手数が増えようがそれを活かせる技量がなければ宝の持ち腐れというもの。まあネタ半分に捉えると良いだろうな。

+ 改訂前の記事

はじめに

まず以下のランキングをご覧ください。
これはBB.NETで公開されている強襲主武器使用率2016年4月6日時点でのランキングです。

順位 装備名 系統名称
1位 SSG9-ストーム SSG系統
2位 電磁加速砲・速式 電磁加速砲系統
3位 STAR-20 STAR系統
4位 電磁加速砲・弐式 電磁加速砲系統
5位 STAR-30S STAR系統
6位 ヴォルペ・スコーピオ 突撃銃系統
7位 電磁加速砲・壱式 電磁加速砲系統
8位 VOLT-RX VOLT系統
9位 ストーム/CV SSG系統
10位 STAR-05 STAR系統

いかがでしょうか。このランキングにはアイビス系統は一丁もランキング入りしていません。
正確な母数は公開されていないので不明ですが
「言われてみれば、全国対戦やスクランブルにスカッドといった対人戦でアイビス系統自体を愛用している人は見た覚えが無い」
そんな人もいるのではないでしょうか?

しかし実戦投入した結果は決して弱い、使えない銃ではないと筆者は判断。
そこで少しでも運用のポイントや注意点をまとめ、普及したい!
その為、当講座を作成することにいたしました。

…実はサブマシンガン系統やデュアルマシンガン系統にスイッチアサルト系統と
支給以来、色々と物議を醸しているウェーブショット系統も上記のランキングに入っていないのですが…
まあそちらは別の愛用者の方が作ってくださることでしょう。

アイビス系統の特徴

  • 近距離ロックが可能で突発的な戦闘、近距離による戦闘が主な用途のタイプA
  • 近距離ロックは不可能だが、スコープモードによる超長距離射撃が可能なタイプB

ざっくりとアイビス系統のそれぞれのモードの特徴をまとめるとこうなります。
同じタイプAとタイプBを搭載しているスイッチアサルト系統が
三点射とフルオートの射撃方式を変更するのに対し、こちらは運用方法から射程距離まで全く違っています。

そしてアイビス系統が、なぜ人気が無いと思われる理由は大きく二つ。

アイビス系統が敬遠される理由・壱 主武器のトレンドから外れている

ページトップの表を見ると一目瞭然ですが
現在のボーダーブレイクの強襲兵装の主武器は以下の4点の条件を多くクリアしたのがトレンドとなっています。
  • 秒間火力が高い
  • 武器自体が軽い
  • フルオートであること、低反動なら尚良し。
  • 単発高威力型は高反動でもよろけを引き起こす力を持つ。

これに対し
秒間火力が低いうえに重い。よろけは無理でシーガル除けば全て三点射と、アイビス系統はこれらの流行をことごとく外している
これがアイビス系統が敬遠されがちな理由の一つでもあります。

人気上位武器とアイビス系統を見比べてみる

トップで表示した上記10位までの秒間火力と重さと全アイビス系統を並べると以下の通りになります。

順位 装備名 重量 発射方式 最大秒間火力(実弾速射チップ無) よろけの有無(二脚装備時)
1位 SSG9-ストーム 190 フルオート 6300
2位 電磁加速砲・速式 340 フルオート 6300
3位 STAR-20 300 単射 6000 C+装甲以下の頭部CS時に発生
4位 電磁加速砲・弐式 290 三点射 5600 C-装甲以下の頭部CS時に発生
5位 STAR-30S 300 単射 6980
6位 ヴォルペ・スコーピオ 240 三点射 5535
7位 電磁加速砲・壱式 280 フルオート 5580 C+装甲以下の頭部CS時に発生
8位 VOLT-RX 250 フルオート 4600
10位 STAR-05 250 単射 6480
--位 S90アイビス 260 三点射 タイプA:5794 / タイプB:5594
--位 S90アイビスC 290 三点射 タイプA:5394 / タイプB:5194
--位 S95シーガル 320 フルオート タイプA:5200 / タイプB:4960
--位 S100アルバトロス 340 三点射 タイプA:6800 / タイプB:6480
※9位のストーム/CVは1位と同じ物のカラーチェンジなので除外

アルバトロスを除いた3つは三点射のスコーピオより重く、更に初期型を除けば秒間火力でも敗北。
ただしシーガルはフルオートの利点あり。が、その場合は80の軽さと340程の秒間火力マイナスを引き換えにあのお方が殴りこんでくる。
アルバトロスは速式と重量は一緒だが秒間火力が500前後勝っている、しかしフルオートではない・・・

と、カタログスペックだけでもトレンドからずれているのがよく分かります。
とっても軽い上に高い秒間火力とフルオート(オマケに低反動)も兼ね備えたBUKKOWAREストームは勿論の事ですが
秒間火力トップクラスを誇るアルバトロスも実戦では強い反動があり、同重量で低反動且つフルオートの速式が立ちはだかるなど
アイビス系統にはなかなか目の上のたんこぶとも言うべきライバルが大勢いるのも事実。

何故かしれっと入っているVOLT-RXさんは本当に謎。確かに軽いしフルオートだけど、この秒間火力でこの順位・・・これがキングストーンの力?

しかしアイビス系統が伸び悩む最大の特徴は次でしょう。

アイビス系統が敬遠される理由・弐 スイッチ方式に慣れないorそもそもスコープ自体が不要

アイビス系統がアイビス系統たる所以はタイプBことスコープモードの存在にあります…が

「急な接敵でロックしようといつもの癖でBボタン押したら、タイプAに切り替わっていなくてスコープ覗いてあばばばばb」
これは同種のサーバル可変機関銃系統でもよくやりがちと言われたミスです。
主武器を再度選択する という操作方法は、言われてみれば簡単な操作ですが
戦場では今適切なのはAか?Bか?の判断は難しく、プレイヤーに適切な戦況判断が求められます。

…余談ですが上記の表は強襲使用率ですが
強襲、重火力、狙撃、支援全ての主武器使用率ランキングでスイッチするタイプの主武器は一つも入っていません。
これらもスイッチ方式自体が非常に使いづらい、取っつきにくい裏付けとも言えます。それ以外にも

「AC吹かして最前線プラでドッグファイトしたり、防衛を轢き殺しながらコア凸してます」
「歪みねぇガチムチ機体でプラントでドンパチこそ至高!」
「ワイスマリペフィ支援でゴリ押し相撲オッスオッス!」
と、前線で切った張ったの近距離戦闘がメインのプレイヤーからすると
「そもそもスコープをじっくり覗いている暇すら無い。そんな事より前線プラでドンパチしようぜ!」
という意見があるのもまた事実です。
そういった人には無理にアイビス系統を採用するよりも、軽くて火力が高くて操作性が手軽な流行の武器が適しているでしょう。

つまりどういうことだってばよ?

  • ミニマップやチャット、カットインの状況から戦場全体をとにかく走りまわれ!
  • 数が少ない味方集団に合流する為に走れ!
  • 合流に間に合いそうにないなら味方を援護できる狙撃ポイントに走れ!

  • 遠くに敵を見かけたら撃て!
  • 近い敵は味方と一緒に撃て!
  • 邪魔な設置物を見かけたら撃て!
  • コアが撃てそうならどんどん押し込め!

最大の特徴であるタイプBを徹底的に生かすには

まず通常の戦闘、所謂プラント戦や遮蔽物を挟んだ近距離戦闘ではロック可能なAタイプ。
これは基本ですし普段別の銃でも当たり前のようにやっているでしょうから割愛。問題はBタイプ。

スコーピオや紫電すら凌ぐ超長距離の射程を生かすには固定目標への狙撃が最も効果的です。具体的には…
  • ブロア丘や給水塔の頂上、ダリーヤEUSTベースから橋を撃ち下す箇所等、長く居座りがちな地点。
  • リペアポッドで回復中、エリア移動をしており身動きがすぐに取れない敵
  • 物陰に隠れて砲撃を行う蛇、狭所をNelisで通せんぼしている蛇、偵察機を打ち出す支援、狙撃中の砂
といった狙撃兵装が最も狙う獲物こそがアイビス系統が最も得意としている獲物でもあります。

そして何と言っても強襲にはアサルトチャージャーがあるので
別の狙撃ポイントに移ったり味方に追いつくのが容易なのも狙撃兵装には無い最大の強み。
物陰への隠れ方が甘い迂闊な敵兵は残さず美味しくいただき、終わったら味方と合流して戦線を押し上げていきましょう。

それら以外にも
  • 味方の進攻を邪魔するエロ先生や大先生、リペアマシンなどは美味しいポイント源。
  • 強力な位置に陣取るガンタレや自動砲台に対しても有効。
もし見かけたら即時破壊するつもりで構いません。

ここら辺りは狙撃屋講座に通ずるものがあるので一読しておくと良いでしょう。

…ただし固定目標でもワフトローダーだけは別。
固すぎるあれをひたすら撃っていたら弾切れが先に起こるか撃破されるかのどちらかです。
おとなしくガンタレに乗るか兵装換装で蛇に乗り換えるかした方がベターです。

無論、味方を遠距離から援護するだけでなく
味方と一緒にプラントを踏む事は当然ですし、コア凸が狙えるなら狙っていくのも重要です。
と言うよりはそちらがメインとなります。その為のタイプA。

スコープ覗くばかりに気を取られていて肝心のプラント確保が出来なかった
芋になってしまっていた。なんてことにならないように気を付けましょう。

アイビス系統と相性の良いパーツ

ここからは実際にアイビス系統を主軸とした場合に適性の高い機体構成を紹介します。
ただし筆者の恣意的な解釈が強い事を先に述べておきます。

脚部

機体構成を考える上で、まず脚部から!というプレイヤーも多いのでここから。
結論から述べると、最も適性が高いパーツはガルム67 脚部と思っています。
別行動後に味方に追いつける機動力、系統全体の重量を搭載できる重量耐性、しゃがみⅡが必須となるのでチップ容量も欲しい
と、アイビス系統が求める脚部の性能に対して高い水準でまとまっているのがガルム67なのです。

実際にダッシュA-以上、積載猶予が3600以上あり、かつチップ容量が1.0以上の脚部パーツをまとめると以下の通りです。

脚部パーツ名 ダッシュ 加速 積載猶予 チップ容量
ヤクシャ A- C+ 3670 1.1
ヤクシャ改 A- C+ 3700 1.2
ヤクシャ弐 A E 3610 1.0
セイバーⅡ A- B- 3650 1.7
月影 暁 A- C- 3730 1.7
ガルム67 A- A 3620 1.8
E.D.G.-δ A- B 3760 1.5
雷花・燕 A- C+ 3810 1.1
※積載猶予とは 重量耐性から脚部パーツ分の重量をマイナスした数値
※上記の表の赤色部分は、その項目の最大値を表しています

表にするとガルム67がアイビス系統の求める性能を多く持っているかが分かります。
積載猶予は少々心もとないですが、機動力とチップ容量の多さは魅力的と言えるでしょう。

ガルム67からチップ容量0.1と加速7段階をマイナスして重量耐性110をプラスした月影・暁も次点としては候補に挙がります。
さすがに加速7段階のマイナスは、機動力に大きく響きますので次点とした評価にしていますが
強襲に限らず重火力や支援など他の兵装もマルチに使いたい!けどチップも欲しいなあ…という事ならば採用の余地はあると思います。

月影・暁以上に戦況に応じてオールマイティに兵装を乗り換えたいのであればE.D.G.-δ
チップは月影・暁より更に0.2少ない1.5。しかし加速Bと積載猶予3760は大きなセールスポイント。

とにかく機体構成で重量に頭を捻るのは嫌!というのであれば雷花・燕
ただし雷花・燕のチップはワースト級の1.1…ここをどう補うかはアセンの腕前の見せ所でしょうか。
…実際筆者が雷花・燕でアルバトロスを載せる為に試行錯誤した際に、チップ容量が原因で最もアセン構築に難儀をした脚部であります。

腕部

腕部の性能を語る前にまずアイビス系統の射撃は以下の特徴を持っています。
  • アルバトロスを除けば反動はそれなり。
  • タイプAとタイプBの切替は、アサルトチャージャーのON・OFF切替同様に武器変更のスピードに影響を受けない
  • 全体的にリロードは長い。

その為、重視するポイントとしては
  • 主武器一つで戦う気概でリロードに特化する。
  • コア凸した時や副武器とのコンビネーションを考えて武器変更を考慮する。の、どちらかを重視する事になります。
リロード重視ならば烈風腕が現状一択と言えるでしょう。
しかし、烈風腕部+CLS-イルミナル+リアインパクトⅢが幅を利かせている2016年5月。次回バージョンアップで何らかの O☆Shi☆O☆King がなされる事を示唆されており
バージョンが変わればリロード特化でも烈風一択とは言えなくなる可能性があります。

リロードを多少遅くしてでも良いから武器変更を考慮した場合は…実はかなりライバルが多い部分でもあります。
筆者お勧めは脚部に月影シリーズを採用しているなら月影月影でセットボーナス狙い。
月影シリーズを採用していないならB.U.Z.-λ等をオススメしますが…一応表にまとめます。ここはかなり個人によって評価の分かれるポイントなので。

以下の表は リロードと武器変更がB-と標準以上の速度の腕部 OR リロードと武器変更のどちらかがB-未満だが、どちらかがA-以上の速度の腕部をまとめたものです。

リロードと武器変更の両方がB-以上の腕部一覧
脚部パーツ名 パーツ重量 反動吸収 武器変更 リロード リロード時間 チップ容量 備考
シュライクⅡ 620 E A B 1.76 / 1.92 / 1.60 / 1.76 0.8 リロード時間と武器変更が高水準。更に軽くて入手しやすさも大きな売り。
ヤクシャ・改 710 E A+ B 1.76 / 1.92 / 1.60 / 1.76 0.5 アスラ・弐が対抗馬。フルヤクシャにするか、相当なこだわりが無いと重量とチップ容量が厳しい。
ヤクシャ・零 750 C- B B- 1.87 / 2.04 / 1.70 / 1.87 0.7 表内軽量級腕部の最重量が何より痛い。重量50を我慢するとグライフ65Vが肩を叩いてくる。反動吸収は高いが…
セイバーⅡ 720 D B B- 1.87 / 2.04 / 1.70 / 1.87 0.9 700オーバーの重量もキツいが、↓の腕部のせいで採用にはセイバー愛が試される。
B.U.Z.-β 640 E B+ B+ 1.65 / 1.80 / 1.50 / 1.65 0.9 実質、セイバーⅡの上位互換と言っても過言ではないレベル。
B.U.Z.-人 630 D A- B 1.76 / 1.92 / 1.60 / 1.76 0.9 筆者オススメ。修羅Ⅱより高い反動吸収でアルバトロスも若干扱いやすくなる。チップ容量もそれなりの値。
フォーミュラF 710 D- B+ B 1.76 / 1.92 / 1.60 / 1.76 1.0 チップ容量は月影と同値。月影とは60の重さがマイナス要素。武器変更とリロードの互換性で勝負。
アスラ 640 E B- A- 1.43 / 1.56 / 1.30 / 1.43 0.7 リロード速度が最速。武器変更も悪くは無いが反動吸収に注意。
アスラ・弐 620 E- S B- 1.87 / 2.04 / 1.70 / 1.87 0.6 武器変更が最速で修羅Ⅱと同値の最軽量。リロード速度も標準以上だが反動吸収がワーストなのが玉にキズ
月影 650 E+ B B+ 1.65 / 1.80 / 1.50 / 1.65 1.0 反動吸収の弱さに目を瞑れば、それ以外は高水準か。
グライフ65V 800 E+ B+ B 1.76 / 1.92 / 1.60 / 1.76 1.2 唯一の中量級で最も重い。だがチップ容量が最高なので脚部と要相談

リロードと武器変更のどちらかがB-未満だが、一方でA-以上の値を持つ腕部一覧。
脚部パーツ名 パーツ重量 反動吸収 武器変更 リロード リロード時間 チップ容量 備考
シュライクW 650 E+ C+ A- 1.43 / 1.56 / 1.30 / 1.43 0.9
セイバーⅠ 680 D S- C- 2.20 / 2.40 / 2.00 / 2.20 0.9 武器変更S-!と思ったらアスラ・弐とガチる羽目に。反動吸収とチップ容量以外は完敗なのが痛い…
セイバーZX 720 B- A C 2.09 / 2.28 / 1.90 / 2.09 1.2 チップ容量の多さと武器変更の早さがセールスポイント。反動吸収B-はやや過剰な気が…。
B.U.Z.-α 600 E A+ C+ 1.98 / 2.16 / 1.80 / 1.98 0.9 シュライクⅡよりも軽い重量が最大の売り。反動吸収以外目立った弱点無。
B.U.Z.-γ 650 D C- A- 1.43 / 1.56 / 1.30 / 1.43 0.8
アスラ・参 670 D- C A 1.32 / 1.44 / 1.20 / 1.32 0.7
月影・新 640 E C+ A 1.32 / 1.44 / 1.20 / 1.32 0.6
月影・烈風 720 E D S- 1.10 / 1.20 / 1.00 / 1.10 0.5 アイビス系統は無関係だが、現状やらかしている問題児。何らかの修正があるか?
ガルム67U 750 D+ D+ A 1.32 / 1.44 / 1.20 / 1.32 0.8
ツェーブラ39 780 D+ E A- 1.43 / 1.56 / 1.30 / 1.43 0.8 元祖リロ特化。武器変更がEとワースト
E.D.G.-β 860 E C A+ 1.21 / 1.32 / 1.10 / 1.21 0.6 元祖リロ特化2。かなり重いので重量耐性に注意する必要有。
E.D.G.-θ 840 D+ C A- 1.43 / 1.56 / 1.30 / 1.43 1.1
ネレイド46 810 D A+ D 2.42 / 2.64 / 2.20 / 2.42 1.5 リロードがワーストのDなのが一番痛い…武器変更やチップ等でグライフ65が対抗馬か。
迅牙 760 C- A- C- 2.20 / 2.40 / 2.00 / 2.20 1.2
雷花・燐 870 C D+ A- 1.43 / 1.56 / 1.30 / 1.43 0.9 中量級とは言え、腕にこの重さは無視できない
グライフ65 780 D- A- C+ 1.98 / 2.16 / 1.80 / 1.98 1.6 チップ容量が最も多いのが売り。
※リロード時間内の数値は左から順に、S90アイビス/S90アイビスC/S95シーガル/S100アルバトロスの順にリロードに要する時間なっています。
※リロード時間はセットボーナスやリロードチップによる上昇値は含まず。

チップについて

しゃがみⅡは必須であることは最初に書いておきます。
これはタイプBことスコープモードが 狙撃銃と同様にしゃがむことでレティクルが収束する仕様 の為です。

しゃがみⅠではレティクル収束が完全に行われない為、タイプBで射撃しても今一つ弾道が安定しません。反動吸収の弱い軽量腕部なら尚更の事。
逆にしゃがみⅢは少々過剰気味、狙撃も乗りますというのであれば可。
それ以外のチップの選択はプレイヤー次第。お好きなチップをお選びください。

逆にこれは不要かと思えるのは狙撃兵装には必須の『高速精密射撃 Ⅰ/Ⅱ』でしょうか。
「スコープ覗きながらしゃがんだら、しゃがみきったと同時に既にレティクルは真っ白だった」
それぐらいアルバトロスでもレティクル収束が早いので高速精密射撃は不要かと。

+ 異論
いくらアイビス系統の収束が早いといっても、最速に近い連射を続けていると弾が散っていくのが分かるはずです。
高速精密射撃を付けた場合、『射撃後のレティクル再収束も』高速化されるため、どれだけ連射してもほぼ最大収束を保つことができるようになります。
立射でもしゃがみIIで撃ち続けた時くらいの精度を出せるので、
  • 他兵装メインで近接アクションを採用している
  • 元々の精度の良いアイビスCを使用している
という場合には採用してみるのもいいでしょう。

ただし、しゃがみと違って反動はどうにもならない点には注意です。アルバトロスの運用は困難かもしれません。

終わりに

スイッチ系統であることや、トレンドから外れたことで人気はいまひとつのアイビス系統。
熱烈なファンがいる事で有名なヴォルペ突撃銃FAM紫電壱式と違い話題にすら上がらない事もしばしば。
それだけに強襲とスコープを組み合わせた遊び方は、研究され尽くしたとはとても言い難く
有名なプレイヤーが上げる動画でも見かける事自体、稀な武器とも言えます。

故に「○○(アイビス系統武器名)の人」と言われるのはあなたかもしれません。

「人とは違う武器が使いたい!安易な流行に乗りたくない!でもそれなりに強い武器が欲しい!」
「ただ撃ち合うだけの力押しには飽きた。クレバーこそ私の求める戦い方だ」
そんなあなた、ちょっとこのアイビス系統を握ってみてはいかがでしょうか?
ただしやっぱり返品は出来ません。


最終更新:2016年10月01日 11:19