F70Ⅱ対装甲散弾銃

F70Ⅱ対装甲散弾銃


(C)SEGA

単発威力(チャージ無/1チャージ/フルチャージ):750*4(3000)/825*4(3300)/900*4(3600)
追加損傷ダメージ:1080

F70対装甲散弾銃系統の3段階目。
初期型に比べて、「射撃のダメージが高く、追加ダメージが小さい」という特徴を持っている。
一射の散弾が4発しかないので、大まかに狙いを付けてばらまくという用途には向いていない。
拡散率が小ということもあって遠距離からの援護射撃に向いている…かもしれないが、それだと既存武器の多くがライバルとして
立ちはだかる。

1マガジン3発と少ないためノンチャージ時の戦闘力がさほど高くなく、
しかもフルチャージしなければ追加ダメージを与えることができない上、射撃本体のダメージが低下するというビハインドを抱えている。
散弾数が4発しかないため、削りダメージを期待して遠距離の敵を狙っても悲しい結果にしかならない事が多い。

そして支援兵装の主武器でもトップレベルの重さなので、重量調整には注意。

支給されたばかりのためまだ研究段階だが果たして研究してくれる人はいるのだろうか?

\いるさ!ここにな!/


最大の特徴は120発/minというその連射速度。
これに単発3000という威力が合わさることで、その理論秒間火力は6000というおかしな値に到達する。
もちろんこれは単発火力に秒間発射数をかけただけ。
実際には初撃をフルチャージにしたり、チャージ式ゆえのラグがあったり、射撃間隔が関わるのが一発目と二発目の後だけだったりでもうちょっと変わる。
性能の似た初期ライオとはノンチャージでの拡散率で勝負。拡散小の適正距離なら高い秒間火力を叩き付けられるのがこちらのメリット。
逆に言えば、チャージもせずにスマックのような間隔で撃つのではとてももったいない。ガンガン撃とうぜ

実際の運用としては、偵察支援よりもセンサー支援での運用を勧める。
というのも、フルチャージすれば散弾一本当たっただけで2000のダメージとなるため、前線から一歩下がった位置からでも有効な支援射撃ができ、とても相性が良いのだ。
索敵ラインと罠による防衛エリアの維持はセン支の大事な仕事。危なくなったら即座に逃げられる位置取りを心がけるといい。
前線を抜けようとする敵凸を発見した場合、即座にフルチャージを一発お見舞いしてやろう。あとはエリア移動で先回りし、その秒間火力で押しつぶすのだ。
特にフル役などの軽量機はノックバックを取りやすく、相性抜群。できればそのまま封殺したい。

マガジン火力の低さをカバーするためには、副武器に指向性地雷やバインドマインVあたりを装備するとよいだろう。
罠にかかり、耐久の削れた相手なら十分に圧倒できるはずだ。
もちろん、腕部のリロードも高くすることも忘れずに。
烈風腕…とするとイルミナルの方が、となってしまうため、修羅W等でリペアとの連携を重視するのが吉。
ちなみに、リロード特化した烈風腕ならリロード時間と射撃間隔が大差なくなる。相手も残弾もマッハで溶けていくぞ!
(大差なくなるのはあくまでリロード時間。射撃後にタイムラグがあるため、常に同じ間隔で撃てるわけではない)

スペックを見ただけだと微妙に感じるだろうが、人によっては一度触るとやみつきになる逸品。
ディープシードに余裕があれば、ぜひ触ってもらいたい。

同系統ではスリップダメージの高い次男が圧倒的人気を誇って戦場を席巻したが、2016/8/9の修正で長男ともども手痛い下方修正を喰らってしまう。
しかし使用率で彼らに水をあけられていた事が幸いした(?)のか、この武器には特にお咎めは無かった。
今後は選択肢として陽の目を見る機会が増えるかもしれない。
Xzeroにおいて、系統全体でスリップダメージのCS判定が削除された。…それでも散弾1発頭に当たれば900*2.5+1080で3330ダメージなんだけど。
その上同Verで配備された人気軽量級型のフルZ.t相手にはノーチャージかつBSでも直撃すればよろけ確定なので、連射速度を生かしてよろけハメに近いことも可能。
フルチャージしても散弾4発中1発も外せないため(900×3×装甲Dの1.19=3213)常に全弾直撃が求められるがな!
なんならアンスタ1挿してもいいのよ?フルチャ直撃BSで初期ヤマ胴からよろけ取れるようになるし(900×4×装甲Bの0.9×アンスタ1の1.04=3369.6)。
…と元々スリップダメがオマケで紫のヒットマークが出ても「あっラッキー(無表情)」程度だったため(効果には個人差があります)兄たちほどの影響はなかった感。影響と言うほどユーザーもいなかった感

ちなみにラッシュチャレンジのビジュアルでグライフ68Gが当銃を持っているのだが
  • 頭部ロック性能が低いため敵機ロックによる射程延長を狙いにくい
  • 腕部リロードがBとコイツを扱うには今一つ
  • 他のグライフ腕から向上した反動吸収が役に立たない
と相性はかなりビミョー。まあボダブレ界ではこの手の話は今に始まったことではないのだが。

+ こいつ、支援主武器3段階目なのに…
こいつは、支援主武器3段階目の立ち位置でありながら、ASG-アヴァランチと同じく3点射ではなく単射なのである。
「マガジン弾数3発だし、支援主武器3段階目だから今まで通り3点射だろう」と思って使うと間違いなく面食らうので注意。

マガジン弾数3発であるのは、元は3点射であったのを単射に変更した名残りだったりするのだろうか。

+ 一編集者の考察につき格納
これに関してはボーダーブレイクのチャージ式3点射武器の仕様を考えると単射にされた理由に予想がつく。
チャージ式でありながら3点射である武器といえば
強襲主武器のウェーブショットⅡ、重火力主武器のLEC-シュトラルγ、同副武器のチャージカノンMk-2インパルスカノンTF、狙撃主武器のブレイザー・バースト、支援主武器のCLS-ライオγが該当する。
これらはフルチャージ時の射撃で放たれる3発の全弾が、フルチャージの状態で飛んでいくのである。
3点射でこそないがチャージ方式の狙撃主武器のMLZ-シグニズ系統も似たようなものか。
また、エキスパートブックなどで判明している武器の3点射もしくは一斉発射の射撃速度の数値は最高値が一斉発射のハガード・ヴァリの850発/分≒15.8発/秒、3点射ならヴォルペ突撃銃Cの820発/分≒13.67発/秒、最低値はタイでLSG-アヴローラγハガードRFSLS-ネメシスγAモードの300発/分=5発/秒である。

この2点を合わせて考えると、もしこれが今の性能のまま3点射だった場合、
「拡散小のフルチャージ威力900×4+追加損傷約1100前後×3発のマガジン火力14100前後が1秒以内に、標準リロード腕で高速充填チップがない場合では約2.9秒ごとに3発飛んでくる」
「フル月影のSB2チップ烈風腕と高速充填Ⅱを組み合わせた場合、リロードとチャージ時間を合わせて1.32秒ごとにフルチャージが3発飛んでくる」
「弾丸自体への効果は半減こそするが、追加損傷効果はおそらくニュード威力上昇チップの恩恵を満額受けられるために、N強化3チップをつけた場合フルチャージ威力と追加損傷効果が合計約3割増しになる」
という、割とどころでなく本気でゲームバランスを破壊しかねない危険な性能をしていたということになる。

もっとも、3点射であったならば弾丸威力並びに追加損傷効果も抑えられていたことは予想に難くない。
この武器系統に3点射のモデルが来る日はあるのだろうか?
来るとしてもおそらくはASG-デリュージと同じ5段階目なのだろうが…。





最終更新:2018年08月01日 11:15