ザオレン・ダジアン 頭部

ザオレン・ダージリン


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2016年の幕開けと共に元日支給されたザオレンの4段階目、その頭部である。
チャイナ製ブラストなんだから元日より春節(旧正月)辺りに支給した方がそれっぽかったのでは
目がくりくりした双眼になり、額から頭頂部にかけて新素材のニュードバイパスが追加。
そもそもあまり露出させるべきでないニュードバイパスをあえて顔の正面に持ってくるという暴挙 勇気と
モヒカンに見えなくもないビジュアルにより漢らしさが当社比5段階ほど上昇している。

そのワイルドな外見に反して性能は至って堅実なバランス型。
装甲とN-DEF回復以外すべてB-、チップ容量は2.6と拡張性もバッチリ。
比較的近いステータスを持つのはネレイド46。
重量40の差を除けばロックオンとN-DEF回復のトレードオフとなっており、射撃面での欠点が大きく改善されている。
これにより『敵を発見してロックオンして撃つ』という限りにおいては何不自由なくこなせる優等生頭部となった。
加えてVer.Xにて索敵とロックオンがそれぞれ一段階引き上げられ、チップも2.7にまでアップ。良い子ちゃんに拍車がかかった。

しかしあまりにクセが無さすぎることが原因で、逆に積極的に採用する理由を見つけづらくなっている。
ツェーブラ41やディスカス・エヴォルなど、比較的近い性能の装甲C勢が強力であるのも逆風となり、
ダジアン頭じゃないとダメなんだ!という状況は非常に限られていると言わざるを得ない。
チップ容量は採用の決め手の一つになり得るが、重量が軽い前述のネレイド46や装甲で1段階勝るガイ頭の存在もあるなど、やはりこれ一択という立場にはない。
まるで「良い人だよね」と言われつつもパートナーが見つからないタイプの人のようである。

見た目が気に入った人やザオレンフルセットで色々試したい人を除けば購入は割と後回しにしても良いかもしれない。
必要素材含めて高級品であることだし。


最終更新:2018年02月07日 21:13