LZ-アキュレイト

LZ-アシムレイト


(C)SEGA


単発威力:6300 CS時の威力:15750
(ニュード威力上昇装着時)
単発威力:6457.5 CS時の威力:16143.75
(ニュード威力上昇Ⅱ装着時)
単発威力:6678 CS時の威力:16695
(ニュード威力上昇Ⅲ装着時)
単発威力:6867 CS時の威力:17167.5



2010年4月7日のLZ系列支給開始よりおよそ五年ぶりに支給されたLZ系列最新作は!

なんと!!


なんと!!!


まさかの高速収束タイプである。


ヴェスパインから下がり6500を切ってしまった威力を代償に得たのは高速収束。
体感的に1秒でレティクルが白くなるLZ系らしからぬ驚きの性能。
さらに高補正の頭を使いスコープを覗けばスポーツ系FPSのようにどんな動きでも大体狙った場所に飛ぶ。
同じ1秒収束にはブレイザーライフル(収束0.96秒)があるがあっちと比べるとチャージ動作不要なので
狙った場所に最速で飛ばせるという点では他の追随を許さない。
また、素の収束が短いのでQS適正が高いアセンに響きにくいという利点もある。
前者はQSからの副武器や格闘で転ばしたりマグネタイザーに引っ掛けて隙を作って撃つというように
他武器と連携する使い方と相性が良く、
後者は1秒で収束するので収束を待って撃つ使い方なら、頭の射撃補正やチップをあまり考慮しなくても良いので
アセンの幅を広く取れる。
数値に見えない部分でボーダーに優しい銃である。
ちなみにどんくらい精密かというと、頭部の射撃補正がB+もあればステップ中でもスコープさえ覗けば問答無用で狙った所に飛ぶ。
補正Sなんて使った暁にはレティクル未収束だろうがジャンプしてようがカタパで飛んでようがスコープさえ覗いていれば完全に狙った所に飛ぶ超精度である。
ぶっちゃけ射撃精度だけならばスポーツ系FPSの狙撃銃よりはるかに良い。

反面、数値として見える部分は厳しい。
威力6300はN-DEF環境下ではやはり物足りないものがあり、N-DEF持ちが相手の場合積極的にCSを狙っていかないとつらいものがある。
上にあるように格闘・副武器との連携やニュード強化チップを挿して足りない威力を補いたいし
5秒リロードというLZ系統のリロードの遅さも健在なので腕部のリロード性能を重視して回転率を上げる事も考えたい。
対施設以外での使い勝手はいい分器用貧乏さがアレより目立つので
これを握るなら高速収束を生かした立ち回りを行っていきたいところ。

ちなみに「アキュレイト(accurate)」は「正確な、精密な、的確な」という意味。
5年ぶりの5段階目の銃としてはいささかマイルドすぎるこの銃がこの環境下で生きるにはまさしく「正確な」運用が求められるだろう。

そんなアキュレイトだが、かつて"一部の砂達"の間でにわかに需要が増しているという。
それはスタングレネードを利用したコンボで敵の頭を吹き飛ばす砂達である。
+ コンボのやり方は簡単
一人で行動中の敵機を発見or遭遇する→スタングレネードを投げる→アキュレイトに持ち替える
→スタングレネード炸裂→痺れている敵機の頭をBAN☆
(プリサイスショット2があるとより確実性が増すそうです)

アキュレイトを持つようなQSに心得のある砂達にとっては
スタンして2.5秒も足を止めている相手の頭を狙う事なんて訳無いそうな。
しかし、上記のコンボを見て多くのボーダーは最初の時点でツッコミを入れただろう。
「一人で行動している敵なんてそう見ねぇよ!」と…

だが待ってほしい。
このコンボは上記の通り、"一部の砂達"の間で流行っているコンボである。
そしてこのコンボは、"一部の砂達"にとって意図的に生み出す事が出来るシチュエーションである。

そう、奴等の名は凸砂

凸砂経験者なら、一度はこんな事態に遭遇した事はないだろうか。
迷彩を掛けて敵の前線をすり抜けたものの、センサーや眼の効く防衛に見つかり
真っ先に駆けつけてきた防衛相手に最初は迷彩を維持しながら逃走するも
やがてSPは切れ、集まってきた防衛に袋にされる…
この時、結末は特に気にする必要は無い、問題なのは最初の真っ先に駆けつけてきた防衛である。
大体、最初に駆けつけてくる防衛はセンサーに気づいた誰かだったりたまたま視界に捉える事が出来た誰かである。
そしてこういった場合、大抵迎撃に向かってくるのは余程の事が無い限り防衛意識の高い一人、無いし二人である
この時点で、凸砂側はコンボ冒頭の「一人で行動中の敵機を発見or遭遇する」の条件を満たしてしまう。
こうなるとスタグレ+アキュレイト持ちの凸砂には"凸がバレて危険な状況"から一転
"敵の防衛がポイトンに変わる美味しいシチュエーション"に早変わり。
お陰で凸砂を発見した防衛が真っ先に駆けつける→スタグレ貰って返り討ち→素敵ボムを持った凸砂が華麗にベースin
と言った状況がそれ程の頻度では無いにせよ目撃されるようになっている。
Ver4.5武からガルム67脚が加わった事で凸砂の高速化も相まり、スタグレ+アキュレイトの凸砂が
密かに防衛支援の新たな脅威として騒がれている。
「先生を捨てたスタグレ+QS技能に特化したアキュレイト」という狙撃のアイデンティティを捨てた構成が
ガルム67脚の生み出す機動力と光学迷彩という隠れ蓑との恐ろしいシナジーを発揮して
凸砂を新たな境地へと導いている事は間違いないだろう。
防衛支援の胃薬の量が減る日は遠い。

そして迎えたVerX、アキュレイトはほかの狙撃銃同様威力が400増加、弾数は半分の6発になった。
そしてこの日が凸砂の命日となった。
ガルム67脚は加速が低下し、スタングレネードは重くなり、光学迷彩はすぐ切れるようになった。そしてなにより、アキュレイトとスティッキーボムを同時に装備できなくなった。
しかし、本銃の圧倒的な使いやすさは健在であり、むしろ機体構成を選ばないため狙撃を敬遠していた人たちにとってはその使いやすさが受けているのか、遊撃兵装の副武器枠で10位以内をキープしている。



最終更新:2016年10月25日 00:01