CNキャノンΣ

メガ・ニュード砲

※画像は歴史の闇に葬られました。誰かデータをサルベージして下さい。
(C)SEGA

「しィずめェ――――!!!!!」

「アハハハハッ!! いーいじゃん! 盛り上がってきたねぇ!」
見せてみな、オマエの力をさ

ボーダーA「先週は追加なかったし、今週は何か追加あるかな」
ボーダーB「あ、牛が謎ワード呟いてるぞ」
ボーダーC「スクスク、祝福、Σ…恐らくこれのどれかがそれなのかもしれん…」
ボーダーA「Σってのが怪しいな…とりあえず、明日を楽しみにしよーぜ」
ボーダーB「そうだな、果報は寝て待てって言うし」
ボーダーC「よし、我々も寝るとしよう」

後日早朝―――
要請兵器「CNキャノンΣ」支給開始!

ボーダーABC「「「!?」」」


――というわけで、いきなり追加された第8の要請兵器、チャージニュードキャノン(CNは恐らく「チャージニュード」の略称、あるいは「コンデンス」かもね)。
色々とツッコミたい形状はひとまず置いておくとして、その正体は要請兵器初のニュード属性、充填射撃武器であった。
威力はノンチャージ、ハーフチャージ、フルチャージで2700、5400、8100。充填時間は3.5秒、チップで短縮可能。
弾数は、22発で1マガジンと少なめ。無駄撃ちは避けたい。

ノンチャージの使用感はエクリプスに非常に近い。あちらと違ってスコープを覗かなくても全く散らない弾道を誇るのがこの武器の第一の強み。
それに加えて近距離ロックも可能であるため、近距離戦も大した問題もなく展開できる。
ただ、フルオートではないので、バラムほどの殲滅力はない。代わりにOH!が存在しないのだが、如何せん弾数が少ない。
ノンチャージでの使用感は威力の高い単射武器という評価に落ち着くため、ある程度のエイムぢからは必須。
頭部を狙えばどんな機体も確実によろけるので、積極的に狙っていこう。

ハーフチャージでは威力が上昇するだけ(一応頭に当たればDEEナシなら殆どの機体は大破するが)だが、フルチャージとなると話は変わる。
フルチャージで発射すると、シュトラルのように、着弾箇所にコングと同じ半径16mの爆発を起こせるのだ。
(ただしニュード100%のため、爆風拡大チップの効果が得られない点もシュトラルと同様と思われる。)
そしてここで活きるのがこの武器もう一つの強み、即着レベルの非常に速い弾速である。
こうなると、炸薬狙撃銃…特に絶火に非常に近い運用が出来るようになるが、スペック上では威力も爆発半径も絶火を上回る。
加えて、あの長大なリロード時間より半分以下の充填時間で第二射を放つことが出来る。スコープないけど。
直撃すればBSでも装甲A以下はダウン、CSなどしようものなら頭部装甲A+以下は確実にDEFごと一撃で消し炭である。

注意点として、要請兵器で1マガジン武器なために、武器変更とタクティカルリロードによるチャージキャンセルは不可能である。
そこで、勿体無いから撃たないでOH!させてしまうと、制限時間を圧迫するハメになってしまう。
さらに、マガジンには22発しかないため、ボコスカ撃ってしまうとすぐに弾切れするので、一発一発を丁寧に撃ち込んでいくことが無駄弾を無くすコツになるだろう。
…だがしかし、素早く撃たねば、今度は制限時間が来てしまって抱え落ちのような事態に陥る。
また、22発全弾をフルチャージで放つことは制限時間の関係上、絶対に不可能。

運用法としては狙った場所に即着で爆発を起こせるフルチャージで転ばせて、ノンチャージでトドメをさす、といったものが上がるだろう。
ノンチャージでの撃ち合いも悪くはないが、単射という性質上正確なAIMが必要だし敵の機動で振り回されるとツラいものがある。弾数もあっという間になくなるし。
先述の通りそういった使い方はバラムのが適性が高い。
…といったところだが、ノンチャージで連射…仮に近似武器であるエクリプスと同じ速さで連射できた場合、秒間火力は約8910を誇る。
その上BSでも装甲D+以下はよろけが取れるので一発当てると立て続けにヒットできる可能性が高い。
近距離戦ではバラムのが適性があるとはいえ、そこは腐っても要請兵器。ちゃんと当てさえすれば相手を圧殺できる。

中距離以遠の撃ち合いであれば、ボーダーの狙撃適性が高さが必要になるが、精度の良さを活かすことも可能。
加えて、フルチャージを活かすなら見通しのいい高所を陣取るのがいいだろう。弾速と爆発がとてもマッチする。
しかし、即着で爆発を起こせるにしても、3.5秒の充填時間がネック。チャージ中の先読み能力が必要項目に加わる。
とはいえ、チャージさえしてしまえば、あとは超弾速のニュード爆発をピンポイントに撃ち込めばいいのだが。
高速充填チップⅡを使うと、サワードロケットの威力とコング並みの爆発範囲を持つ高速弾が1.5秒ほどで撃てるようになる。
最大状態を維持できる時間も増えるので一考の余地あり。

直接射撃するタイプの要請兵器では群を抜いて射程が長いので、遠距離の動かない目標に対しては滅法強い。
スコープが付いてないので慣れが必要なのが欠点だが、リペアマシンやオートガン等、射線さえ通れば接敵前に処理しておきたい要請兵器を一方的に破壊できるのは他の要請兵器にない強み。
限られた時間で何を撃つかを冷静に考えよう。

少ない弾数、制限時間、チャージキャンセル不可と何かと縛られる要素が多い、使い手に様々な技術を求める非常にテクニカルな要請兵器である。
特にエイムぢから、狙撃適性などが必要になってくる。

CNキャノンΣは、近距離から遠距離まで対応でき、ノンチャージだと連射、ハーフチャージ以上なら狙撃、フルチャージで爆撃、と他の要請兵器よりも出来ることは多い。
出来ることは多いのだが、それぞれの運用は他の要請兵器で特化することが可能であり、それらと比べるとパンチ不足。
しかし、場所や状況を選ばない運用ができることでもあるので、必要に応じた運用ができれば幅広い活躍が見込めるだろう。
この兵器を使うのに最も必要な能力は、器用貧乏にさせずに最大限の活躍をさせるという、ボーダーの知恵と意志かもしれない。
ちなみにフルニュードなんで状況さえ読めばユニオンでも十分使える。そういう意味では万能兵器?


さて、実装当時はこんな感じで人を選ぶ要請兵器として評価されてたのだが…


Ver.たけしは恐らく最もヘイトを集める要請兵器と化していた。
理由はイルミナルの大流行。またお前か。
大体イルミナルを使う場合は高速充填チップを積んでいる訳だが、コイツも充填兵器ゆえ高速充填の効果が乗る。
高速充填2の効果が乗ったコイツの充填時間はわずか1.8秒弱。つまり約2秒ごとに直撃火力8100、爆発半径16mの弾が飛んでくるという計算になる。
これを高所から撃たれると地上の敵はほぼ詰む。しかも要請ゲージチャージも早いので大体これが1試合に2回は使える。
あれ、こんな感じで高火力の爆風付きの弾を連射してて修正食らった武器が前にもあったような…
時は流れ、BBX。
リロードの内部数値変更によるイルミナルの実質的な弱体化により、この武器の流行も終わりかと思いきや
F70M対装甲散弾銃という新たな相棒が現れてしまい、以前と変わらぬ猛威を揮っていた。
???「チャージからの遠距離ブッパとかマジゆとり乙」
???「チャージ武器なら少しは先輩のこの俺を見習うべき」


「俺だって男だぁぁっ!」

「安全装置解除!Gゲージ解放!」「逃がすか!」

デンドロビウム・ゼロファイア


…ところでまぁ形状について………冒頭で野菜王子みたいな声が聞こえたかもしれないが、まずこの兵器を見た瞬間ほぼ誰もがこう思ったであろう。

「こ、これは…GP◯3 デンド◯ビウムじゃねーか!!!???」と。

右側に長砲身、左側に円筒形の吸入口。どう見たって、アレです。本当にありがとうございました。

ギミックもてんこ盛りである。
チャージを開始すると、主武器や副武器とは比べ物にならないくらいの光が左側の吸入口に集まりだし、内部シリンダーが緑色に発光する。
それと同時に、右側の長砲身がウィーンという作動音とともに左右に開き始め、緑色のサークルが砲身内で段階的に発生し、擬似的(?)なライフリングを生成し始める。
フルチャージ時では左側の吸入口の光が緑からピンクへと変わり、緑色のサークルも発生速度が速くなる。
そして発射もしくはオーバーヒート時にはなんと左側の吸入口(のフィン)と内部シリンダーが一瞬だけ逆回転する。
さらにオーバーヒート時のみ右側の長砲身の下部から排熱煙が出る。

嗚呼……ココロの中のオトコノコ……否!オトコのロマンがここまで刺激されるような武器があっただろうか!
そして何よりベ◯ターキャ◯ンみたく、シークエンスごとにアナウンスボイスが入っていたら危なかった……

雰囲気にコダワリを持ちたいボーダー諸君は是非とも重火力で副武器にMLRS、特別装備にバリアユニットを装備してほしい。
バリアはともかく、ミサイルは同時に撃てないので注意が必要だが。
そんなロマンとカッコよさが天元突破してるCNキャノンΣ、ぜひ諸君も敵の土手っ腹へブッ挿して零距離射撃をしてほしい。フルチャージぶっ放したら自爆するけどな!
使ってみるとACⅤの主任砲に近いんだけどね。あんな21の薬室を持つ多薬室の核キャノンと比べると威力が残念だが仕方ない、こっちはビームだ

そして8月9日、毒銃イルミなどと共に猛威を振るっていたこの妖精さんにも下方修正と言う名のオシオキが加えられ、フルチャージ時の威力が8100から7500まで低下(計算式上はノンチャージ2500)という修正を食らった。
威力下がっても相変わらず絶火とエクリプス合わせたようなチート性能であることには変わらないが、直撃でなければダウンを取りづらくなったと言えなくもないか。

2017/02/09、ボダエックスゼロでフルチャージ時の爆風範囲が16mから14mに縮小された。

XZP現在でもその性能に変わりはないのだが、残念ながら戦場で見かけることはほとんど無くなってしまった
  •  主武器のDPSが大幅に上がった
  •  高速リロード腕の弱体化などが原因でイルミ使いが減った
  •  高速充填チップの性能調整も相まって、特定の武器にしか適応されない高速充填を積むことが減った
などが原因として考えられる。

筆者としてはバックパックユニットみたく装着したほうがカッコいいのではと思ったが、使ってみるとそのまんまでもカッコよかった訳で。
要請兵器自体装着するようなものじゃないし、手持ち部分は共通規格だから仕方ないね。


どこぞの撮影会動画でおなじみの方がこいつを装備したジーナと戦ってみたいとか言っていたが…


最終更新:2017年10月27日 12:30