クラン対抗戦の手引き

クラン対抗戦の手引き

ボーダーブレイクでは、クラン同士の対抗戦を開催することは出来るものの。
PCゲーやコンシューマーゲームでよくある、チーム対抗戦のマッチングシステムと比べて、格段に面倒くさく、かつ、不確実なものである。
そこで、対抗戦に至るまでの注意事項を説明しよう。

大前提

クラン対抗戦は、クラン演習という機能を利用する。
BB.netに参加してない人は、そもそも、クランにキャラを登録させることが出来ないので、クラン対抗戦に参加できないことは承知しておいてほしい。

クラン対抗戦を成立させる為のクラン準備

大きく分けて、2つの方法がある。

A)クラングループを利用しない場合

  1. 対抗戦に参加する2チームのメンバーが、1つのクランに参加する
……手順、おしまい。

どこを対抗戦用クランにするかを相談して、対抗戦用クランに所属していない人は、所属クランを離脱し、対抗戦用クランに参加手続きすればいい。

注意点は2点。
1つは対抗戦用クランの規模。
クラン拡張が出来てないと、対抗戦のメンバーが参加しきれない、という障害があるので確認を。

もう1つはクランを離脱して次のクランに参加するまでのペナルティ期間。
1晩必須なので、対抗戦当日になって、「あ、俺、対抗戦のクランに参加してないわ、今から抜ける」は手遅れ。
どんなに遅くても、対抗戦前日には、所属クランを抜けておくこと。

「対抗戦用クランって、今、俺が所属しているクランじゃないの?」みたいな情報共有不徹底は、対抗戦の前から負けていると思って慎んでほしい。

B:クラングループを利用する場合

  1. 対抗戦に参加する2チームが、それぞれでクランを結成する。
  2. 片方がクラングループリーダーとなって、対抗戦用クラングループを結成する。
  3. 他方のクランがクラングループに参加しているなら、所属クラングループを抜ける。
  4. クラングループリーダーが、他方のクランにクラングループ招待状を出す。
  5. 他方のクランが、クラングループ参加申請を出す。
  6. クラングループリーダーが、他方のクランの参加を承認する。

よくある、クラン対抗戦の手順。
「なんか面倒だなぁ」と思ったのなら正解。
この手順は、比較的に面倒で、慣れてないと訳わからなくなる。

まず、クラングループとは、4つまでのクランが参加できるクランの集合体のこと。
本来、「1つのクランだけで開催する」か「全国の誰でも無制限に参加できるか」の2択しかないクラン演習において、「クラングループに参加している4つのクランだけで開催する」という3番目の選択肢を与えるものである。

それぞれのクランは、1つのクラングループにしか参加することが出来ない。
その為、対抗戦用クラングループに参加していないクランは、上記に示した手続きで、所属するクラングループを抜け、対抗戦クラングループに参加する必要がある。

また、クランは、各クラン専用のCafeマグメル掲示板を利用できるが、クラングループを作ると、所属クランはクラングループ専用のCafeマグメル掲示板が使えるようになる。お得感あります。

しかし、クラングループリーダーを変更することは出来ない。
その為、あるクラングループリーダーのクランが、別のクラングループに移動しようとすると、所属クラングループを解散するしかない。
解散すれば、Cafeマグメルのクラングループ掲示板が破棄される。
また、クラングループ結成日数というカウントは破棄される。
この辺、記録を大事にしたいクラングループは、結成時から、どこがクラングループになるべきか考慮しておくといいだろう。

クラン対抗戦用のマップ・部屋準備

クラン演習で使用可能なマップは基本的にその週のA5以上指定マップ、B1以下指定マップ、渓谷A、スカッド用マップ2種、最新のスクランブルマップ、ユニオン週のみその週のユニオンマップとなっている。
このうち、スクランブルとユニオンはチーム対戦モードではないので残りの中から選ばれることが多い。
基本的に上位マップが選ばれやすいが、上位マップがSBRだったりワフトだったりする場合は下位マップが選ばれる事もある。
小規模クランならスカッドバトルや渓谷Aで対抗戦なんてこともありうる。
そして、クラン演習でのマップ指定は「牛マンのワガママMAP」とかで突然上位戦のマップが差し替えられたりすると差し替え後のマップに指定が移ってしまう。
対抗戦当日にきちんとクラン演習でのマップ指定が対抗戦を行いたいマップになっているかの確認をしよう。
また、要請兵器や特殊状況についても設定可能。
さらに、対抗戦を行う場合は、部屋設定をクローズド設定にしておき、CPUが出現しない設定にしておく事をお勧めする。こうしないと間違ってクラン演習押した人やCPUに妨害されるかもしれないし。

相手チームの募集・自分チームの結成

対抗戦の手順を頭に叩き込み、マップ準備が出来たら、いよいよ対抗戦の募集をしよう。
Twitterにいる対抗戦の調整をしているお偉いさん方(高ランクに行くほどTwitter勢が増えるこのゲームは対抗戦の募集から話し合いまでTwitterで行われる場合がほとんど)に「以下の条件で対抗戦お願いします!」とリプを送ってみよう。大体快く引き受けてくれるはずだ。
その際陣営指定も忘れずに。大抵はEUST、GRFと交互に四戦やることになる。

例)日曜13:00にクラン集合、マップはブロアA、一試合救済あり、こっちからGEGEの四戦でよろしく

出来れば参加可能メンバーの平均クラス(現在のクラスではなく最高クラス)も伝えておくとお互いの戦力を均衡させやすくなる。

対抗戦の日時が決まったらクランメンバーにその旨を伝え(こちらは主にLineやSkypeが使われている)、参加可能メンバーを最低でも11人(10人ではない、理由は後述)把握しよう。
そして、対抗戦前々日くらい前までに対抗戦参加メンバーと最高クラスを相手の代表者に伝えておこう。

クラン対抗戦を成立させる為のメンバー準備

やれやれ、何とか対抗戦用クランへのメンバー集結なり、クラングループ結成なり、対抗戦用のマップ準備なりで、対抗戦の準備は整った……とか思ってると、当日、祟る。
対抗戦参加メンバーの問題だ。

リザーブ(補欠)の用意

「10vs10か!」と10人だけしか対抗戦メンバーを用意してないと、10vs6で対抗戦が成立しませんでした、なんてことがありうる。
というのも、クラン演習の仕様として、2人以上のチーム格差は認められないからだ。10vs6しか集まらなかったとすると、合計16人だから、必ず8vs8での試合となる。敵味方に相手チームがいて、対抗戦として成立していない。

そもそも、たかがゲーム。仕事でもないのに、規定時刻に必ずゲーセンにいる、なんて、強要できるものではない。
更にいうと、ゲーセンに辿り着けなかった、とか、サテライトが埋まってて参加できません、ということもありえる訳で。
もちろん、「対抗戦って今日の何時から?」みたいな情報共有不徹底は、対抗戦の前から(略)

そんな時の為にリザーブの準備は必要だ。
リザーブは、場合によっては「ゲーセンでスタンバイしてたけど、何もせずに帰る」みたいなことになるので、ゲームの外で献身的な働きが必要となる。参加者は感謝をささげよう。

リザーブ参加手順の確認

「よし分かった! リザーブを10人用意して、メンバーを20人も用意しておけば確実だ!」とかやって、「戦闘開始時刻だ! のりこめー」とかやると、その20人全員がクラン演習にいて、対抗戦が成立しませんでした、とか、ありうるのがボダブレのクラン戦。
参加者が10vs10になるとは、まったく保障されていないのだ。

なにせ、クラン演習は、トップ画面からは「クラン演習参加中の人数は分かっても、誰が参加しているのか分からない」という問題がある。
「なんか19人しか参加してないけど、リザーブの俺、参加していいのかなぁ」と参加してみたら、リザーブが必要なのは相手チームの方で、9vs11の格差マッチでした、とかありうる。

そのため、まず対抗戦をする前に遅刻者救済、リザーバー参加のための救済戦を、対抗戦の最初に0戦目として用意している場合がほとんどである。

緊急の用事で参加出来ない、救済戦の十分間で間に合わないといった参加メンバーは、あらかじめ決めておいた連絡場所に、最悪でも集合時間までに連絡を入れ、それを見て事前に決めていたリザーバーが光の速度でクラン部屋に入らなければならないわけなのである。
更に無駄な時間&GP浪費を防ぐためにクランマスターは迅速に決断しなければならないのもお忘れなくこんなに面倒なアーケードゲームも珍しいよね

もちろんのこと、「○○が居ないけどリザーバーで出るの誰だっけ?」という情報共有不徹底(ry

補足として、この救済戦で、無事20名綺麗に揃った場合、コア早割を行い、2戦目から本戦1戦目という形が通例となっている。
いざ1戦目と行くと試合開始が580秒前後(通常は591秒)とずれる謎仕様のため。
なお救済戦は流れで各クランメンバーで集まるものだが、フレンドリーなクランだとお祭りが発生して中々にカオスな空間が形成されたりもする。そこはケースバイケース。

参加陣営の確認

どっちのチームが、GRF/EUSTのどっちで参加するのか、陣営情報は徹底しておくこと。

「ちょっと遅れた! でもチーム分けには間に合った!」「お、陣営はどっちだ? 空いてるからこっちかー?!」とか言って相手チームに参加すると、すっげぇ迷惑。
大抵はEUST、GRFと交互に四戦やることになることになるが、「あれ、今何戦目だったっけ!?」なんてこともありうる。
陣営が混ざらないように味方のCNは把握しておこう。後、出来れば相手のリーダーのCNも。

ちなみに陣営が混ざった場合は救済戦と同様に即早割りしてやり直しとするケースが多い。

まとめ

筆者もこれ程までに面倒な対抗戦を有するゲームはお目にかかったことがない。
それは裏を返せば、ボーダーブレイクというゲームがいかに緻密で類を見ないシステムを有しているかという証明にもなっている。

試合前に役割や作戦を決めて極めて練度の高い試合を出来るのが対抗戦の一番の長所である。このページを読んで楽しくプレーしてほしい。










……まぁこのページが作られた理由ってネタうぃきが盛大に対抗戦失敗したk(この編集IDはロックされています。


最終更新:2016年01月26日 10:17