SLS-ネメシスγ

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(C)SEGA


支援主武器三段目の三点射モデルも毎度おなじみの感になってきたが、
ネメシスγは前二系統と一変して「3発撃てるようになった虻γとニュード属性のハガード・ヴァリ」となった為、一転して異次元武器へと変貌している。

タイプA
一射の威力2040、1トリガー威力6120、マガジン総火力18360。

今度の新型ショットガンの三点射モデルは一味違う。虻γが3発撃てるようになっているのだ。かがくのしんぽってすげー!
しかし3発の弾数増加は簡単ではなかったようで、色々と条件や縛りがある。

まず、威力の低下。虻γと比較すると1トリガー辺りおよそ1000程威力が減少している。
次に拡散率の増大。からへと変更されているため、必然的に有効射程は短くなる。地味にここが痛い点かもしれない。
最後にリロード速度の増大・・・といってもあくまで虻γと比較しての話で、1.8秒と支援の主武器としてはそこそこ速めの数値。
そもそも虻γの欠点は1トリガーごとにコッキング+リロードが入る事なので、ここはさほど問題にはならないだろう。

実際に使ってみるとわかるが、一発おきの間が遅く連射が出来ないため、単射・三点射の違いはあれど使い勝手はどちらかと言うとスイッチ武器仲間の暴れ回る奴の方によく似ている。
ランページ愛用者ならスムーズに移行できるかも?

XZ+で上方修正を受け、1射6120、マガジン総火力が18360になった。
この性能で近似されるのはライトニングさんだろうか。リロード時間は実はこっちのほうが早い、まぁ代りに連射速度が遅いんだが。
ノックバックやダウンが取れないのは変わらず、一応装甲EにCSするとダウンが取れるようになったくらいか。

タイプB
単射全ヒットで9000、マガジン総火力9000

タイプBは系統の伝統通りフルオート連射…と思いきや、よもやの一斉発射モード。ニュード版・ハガードヴァリである。
…とカタログスペックだけ見ると言いたくなるが、リロードが重い上に連射速度もそれ程無いタイプBはヴァリほどにヴァリヴァリ連射出来ない為、使い勝手はこれまた親戚のライオγの方によく似ている。
というか、単発威力もリロード速度もほぼ一緒なので拡散率中で固定されたライオγと言い切ってしまって良いだろう。
全弾命中したライオγの凶悪さは使用したボーダーなら知っての通り。しかもチャージというラグ無しで一定の拡散率で発射可能だ。
瞬発力は多少犠牲になっているもののその弾幕力はAIM力が無くても相手にザクザク刺さる。中距離での援護や近距離での殴り合いには非常に強い。
中距離から撃って、ロックさえされていると2・3発は頭に入ったりするのでびっくりすることもある。

しかしライオγとして使おうとすると落とし穴が待っている。
ネメシスγ自体の総弾数が少なめなのである。
タイプBだけを使うと考えた場合、一斉射という仕様上、総弾数はなんと14発狙撃銃かお前は
つまりライオγやヴァリの感覚でこっちのモードだけを使っているとあっという間に弾切れを起こしてしまう。
タイプBは奥の手として取っておいたほうが良さそうだ。やはりタイプAと使い分けて撃てと言うことなのであろう。

XZ+で一発の威力が1000に上がり、マガジン火力は9000となった。



蓋を開けてみれば、ランページっぽい使用感の三点射武器にライオγモードがくっついたニュードショットガンであった。
その性質上、前二系統のように「タイプAで削る→即座にスイッチしてタイプBでトドメ」という戦法はやりづらい(というかほぼ出来ない)が、
それでも初期やβに比べればパンチ力の無さはかなり改善されているので気になっているボーダーは一度手にとって見てはいかがだろうか。




最終更新:2017年09月14日 22:54