グライフ66 脚部

(C)SEGA

グライフ二段階目。
ダッシュ性能B-を維持しつつ、重量耐性が2ランク上昇。
これで積載猶予が円Xより200低い4300という数値になった。200は大きい?聞こえんなァ~
グライフの中で一番良く積めるようになった。

だが、ウリであった加速がD+と大幅にランクダウン。65と比べるとなんと7段階下という下落っぷり。
ついでに装甲も下がっていたりする。重量耐性アップしてるのに脆くなるってどういう事なの…
さらに歩行も1ランクダウンチップ容量も0.4減少
おい赤文字しかねぇぞどうなってんだ

一言で表すと
「どうしてこうなった」
ダッシュや歩行を妥協して積めるようにした、いわゆる『積載強化型』という立ち位置であろうが
こうも他のパラメーターが悪化してしまうと最早別のブランドである。

で、いざアセンを組むとなると、強烈な先輩方が二名ほど。
エンフォーサーX
積載猶予が200も多く、装甲値も3ランク上という安心のツモイ製品。
歩行と加速は負けているがそれぞれたった3ランクであり、そもそもプレイヤーのスタイルによっては死にパラとなる事も
つまり「屈キャンでよくね?」と言われた場合、66は完全な下位互換と化す。

ディスカス・エヴォル
積載猶予は190負けているが、4段階上の装甲を持つ怪しさ満点ナクシャトラ製品。
タックル三種の神器の名は伊達ではないと歩行C+に(66はD)、加速もC+(66はD+)。
この性能を持ちながら重量感タップリの巨漢という外見をしているため、デザインだけはいい本脚部の「漂う見かけ倒し感」が更に強まってしまった。

ちなみに、くどいようだが3種ともダッシュは同じである。
積載のXか、快適さと装甲のエヴォルか、この脚部に注目するなら自然とその二つに辿り着くだろう。
…まぁでもコイツらは4段目だしね!こっちはまだ2段目だから!仕方ない事だから!

キメラとして見ると、求められる能力がダダ被りで尚且つほぼ食われてる状態にあるため、声が掛かるのはフルセットで積載が欲しい時ぐらいだろう。
兄は先祖の亡霊に呪われ、次男はんか裏でろい事やってると噂の会シャに狙われている。この兄弟が何をしたというのか。
でもきっと弟が雪辱を果たしてくれるさ!
+ ザ・余談
66の胴体はブースト特化仕様である。
Bという数値はなんとあのBUKKOWAREで名を馳せるエヴォル胴…の一段下。
第3世代ということで加速の運用に目が行きがちであるが、前述した通りこの脚部の売りは地味に増えた積載となんとか維持したダッシュの二点。
フル66として組んでみると、むしろ第1、第2世代の高速戦闘向けセッティングといった印象を受ける(N-DEFも容量、回復共に低い)。
新基軸となった加速機体をリリースしておきながら、なぜ2番目の本機は過去へと後戻りしたのか。

ここで注目すべきはその型番にある。
機体のみならず武装にも振られている2桁の番号は、スタッフがサイコロ振って適当に決めた数字などでは断じてなくそれが開発された年を表している。
勘のいいボーダーならもう気付いただろう、なんと兄(65)とは年子(1年の間隔しか空いてない)であったのだ。
新環境への先駆けとなるグライフの開発が成功すれば、ベンノがシェアを拡大する大きなチャンスとなる。故にその期待は重い。
一気に勝負を仕掛けるためと考えれば、異例な短さでリリースされた本機の説明もつく。

新たなパラメーター、初期型の完成度、短い開発期間と迫る納期…など、様々なプレッシャーが開発者達を悩ませた事は容易に想像できる。
それを踏まえて本機の 高ブースト高ダッシュ という性能に目を向けると、ストレスに押し潰されプッツンしてしまった社員達の
「新パラなんぞ知ったことか!
ヒャア我慢できねぇ最前線だ戦闘だァ!」
心の叫びが聞こえてくる、かもしれない。

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最終更新:2017年08月06日 21:36