ジーシェン・パイロン 頭部

ジーシェン・リー・パイロン


(C)SEGA

新たなる機体を求め、甲龍電駆公司の一団はサウスタウンに住む一人の薬師を訪ねた。
彼は老齢ながらダブルクローの達人だという。
その強さの秘訣は―――あの仮面なのか!?


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|| い や 、 こ れ は た だ の 仮 面 ぢ ゃ        ||
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2015/1/11、第3期エースボーダー戦の会場に乱入したアレックスが突如として発表した新型機。
それが、このジーシェン・パイロンである。
会場にはパイロンの兄とも言えるジーシェン仮面氏も参加しており、
支給開始日を聞かれると、お茶目にジェスチャーで回答をされていた。
エースボーダー戦の興奮冷めやらぬ中、なんだか会場がホッコリした瞬間である。


パイロン頭部の性能の総評としては、系統中で最高クラスの装甲Aを獲得しながら、
他の性能も軒並み高めをキープしている点だろう。
射撃補正C-、索敵C+、ロックオンB-、DEF回復C-、と性能面で隙が殆ど無い。
装甲Aを前提とすれば、これは破格と言える。
チップは2.1と控えめで系統内最小だが、これでも装甲A前提であれば低くはない。というか、支給当時よりかなり上方修正されてる。
ただし、重量は830とガチムチ気味。誤差レベルとはいえ装甲A頭部で最重量に位置するパーツでもある。
他の武装との兼ね合いや調節は必須でもあるので注意。

用途としては、やはり前線での戦闘狂向けだろう。
そう考えるとキメラパーツとして考える場合、競合となるのは・・・
「ケーファー52」「スペクターIII」「ランドバルクAT」「ヤーデVMT」あたりだろうか。
ランドバルクATと比較すると、装甲・重量で負けている部分はあるものの、チップは0.1勝ち、DEF回復で少し、ロックオン性能で大きく勝っている。
ヤーデVMTと比較すると、重量・射撃補正で負けている部分はあるものの、チップ性能、ロックオン性能で僅かに、索敵性能で大きめに勝っている。

各パラメータが満遍なく高いため、絶対にパイロン頭部!と言える程でないにしろ、これら競合に対する1つの選択肢としては十分成立している。
射撃補正C-とロックオンB-の組み合わせが自身の戦闘スタイルとマッチしているか?実際に弾が当たるか?
そういった面を試しながら、戦闘狂の皆様には是非一度被っていただきたい、そんなバケツ頭である。

たけしではチップ+0.1、DEF回復C→C+になり、より汎用性が増した。
特にDEF回復に関しては装甲A以上の頭部ではHGIV型と一位タイであるため、
DEF耐久と装甲を両立した胴部との相性が良く、かなりしぶとい機体にできるだろう。

だが現状(ver4.7)ではランキングを確認する限り、ランドバルクAT頭のシェアを奪えていない。
支給当時と比べ、チップ性能は0.1ながらも逆転、DEF回復も勝つようになり、結構似たような性能をもっているのだが・・・
それらとロックオン性能を犠牲にしても、装甲1段階と重量30の方が重要、と判断する人が多いということらしい。
実際、これらの性能は中量級キメラや強襲兵装の使用を前提とすれば仕方のない所もある。

AT頭と比較して、この頭ならでは!と言えるのはロックオン性能くらいだが、その差はB-とDと、結構バカにできない。
ロックオンからの主武器射撃を愛用している人や、ロックオン報告を活用する人など、やや鈍足気味だがリア重で戦う人なんかにはマッチする部分なので、
バリバリ戦闘をこなす皆様には、今でも是非思い出して装着していただきたい頭部である。AT頭と似た性能なんだから!

ver.Xで更にチップ容量2.1→2.2 索敵C+→B- DEF回復C+→B-という強化を受けた。
強化されたステータスが微妙にも見えるが装甲A以上でDEF回復B-はHGIV型を抜いてトップに、それどころか装甲B+以上に範囲を広げてもこの頭がトップである。
今後はロックオンだけでなくN-DEF回復の速さによる機体のしぶとさも売りに出来る頭となった。

ver.X ZEROではチップ容量が更に2.3にアップ。もはやチップ容量控えめとは言わせない!
最近では重火力に限っては頭部使用率ランキングで見かけるようになってきた。
甲龍電駆公司の地道な努力の成果かもしれない。



最終更新:2018年02月11日 16:54