チェーンソー運用講座

チェーンソー運用講座


諸君、おはよう。私はこの講座で講師を務めるB…いやケイオス先生(仮名)だ。この講座を受ける前に注意点がある。


①これは重火の補助武器チェーンソーの遣い方をまだまだ未熟な筆者の個人的な研究、思考、経験からまとめたものです。皆さんの考えとはまるで違う可能性があります。

②この教室ではチェーンソーを中心で考えていきます。これ積むぐらいなら…と思う人は受けなくとも問題ないと思います。

③講座の内容は所詮はある1人のボーダーの答えです。鵜呑みにせずに参考する気持ちで臨むのが良いと思います。

ケイオスチェーンソーは俺の嫁


この四つ(?)がOKな人のみが授業を受けてくれ。…よろしい、では始めよう

1、チェーンソーのメリット、デメリット

まずは君たちの相棒となるチェーンソーのメリット、デメリットを把握しよう。

メリット

  • 圧倒的瞬間火力(特にケイオス)
  • 確殺の可能性が高いスロー効果。
  • あたり判定の持続。
  • 主武器のように向きを変える事が出来る。
  • 移動、ジャンプしながら使用可能。
  • 重火の『補助装備』
  • モーションが極端に小さい

デメリット

  • とにかく重い。
  • 大破がほぼ取れない。
  • リーチが短い。
  • 使いにくい(当てにくい)。
  • 前線へのサポート能力の損失(ECMとインボが使えない)

こんな所だろうか、この事についてはこの後も解説していこうと思う。

2、チェーンソーの当て方

チェーンソーが使いにくいと言われる最大の理由、それは相手にリーチが凄まじく短く、判定が向きで動く武器を当て続けなければならない所だろう。
他の近接武器はワンチャンスに一撃を叩きつければダウンや撃破がとれたり、コンボや瀕死からの追撃につなげる事が出来るが、チェーンソーは当て続けて持続ダメージを与え続けて相手を破壊する特殊な近接武器だ。
それゆえに、他の近接武器の使い方やタイミングをチェーンソーでは生かせない為に近接武器に慣れている人が使うと使いにくさを感じてしまう。(勿論、襲うタイミングなどは他の近接武器との共通点も多い)
この項目ではそんな人達にチェーンソーをどうやって当て続けるのかについて教えよう。

① 相手に抱き着け

我ながら早速、いかがわしくて申し訳ないが解説しよう。チェーンソーの判定は構えたチェーンソーの先にしか発生しない。
それに集中して、チェーンソーを当てに行こうとしても当てるのは難しい、そこで敢えてチェーンソーの刃の判定を忘れて相手に抱き着くように自分のブラストの正面を相手のブラストに抱き着くようにくっつけるようにしてチェーンソーを当ててみよう。こうすればチェーンソーの判定は相手に自然に当たるし、相手に自分の正面ぶつけるだけだから調整もしやすい。
なにより、もし気づかれても密着しようとする目標を撃ち抜くのは難しいため有利になる場合が多い…と私は思う。

② 相手の前でブーストを止める

お前、ボダをやる気があるのかと疑うレベルなのは承知しているからそんな目で私を睨まないでくれ、頼むから…。自分の経験上、チェーンソーのミスで多いのは当てても慌ててブーストを吹かしてしまって自分から相手を逃がしてしまうという事だ、それを極力減らすためには、相手の前でチェーンソーが触れたら0.5秒でも良いブーストを止めてみよう、後はチェーンソーが始末してくれる…それをハイエナされた?あきらめなさい。



まずはこの二つの事を意識してチェーンソーを当てる事に慣れて、癖にすると良いだろう。この二つを完璧にすれば心地よくチェーンソーを使うことが出来る……筈。
まだ二つとも未熟な先生こと筆者でもチェーンソーを避けて後ろに回り込んだフルアスラに重量機で振り向きざまに当てて何もさせずに斬り捨てる事が出来た。


3、チェーンソーの戦術

当て続ける事が出来ても、そもそも当てなければ何の意味もなさない。しかも、チェーンソーはその重量故に確実に他の近接特化機よりも足が遅く、なによりACといった高速移動手段を持っていない為、当てに行く手段が乏しい(それも含めて使いにくいと言えるだろう)。
だからこそチェーンソーは他の近接武器には無い、繊細かつ独自の戦術、戦法が必要だ、ここでは普通の近接武器の戦い方ではなく私の独自に開発した戦術を教えよう。

① 戦術 居合抜刀

待て、タイトルを見てブラウザバックしようとするな!確かにチェーンソーは全く刀の形をしてないがこの世にはヴォルガニックバイパーという技もあってだな… 話がズレた本題に入ろう。
 これはチェーンソーのメリットにて書いたモーションが小さい事を利用した戦術だ。戦場にてかならず一度は遭遇するであろう近距離での主武器による銃撃戦、この時に居合い斬りの如く、いきなり武装を持ちかえてチェーンソーで相手に接近戦を仕掛ける。相手は回避と照準を念頭において動いてる…そこにいきなり相手が銃撃戦を止めて突進して来る、一瞬でも戸惑い止まれば、後は斬り捨てるだけだ。
 うん?近接武器を持ったらばれるだろ?……良い質問だ、そこにメリットの「モーションが小さい」が来るのだよ、強襲の近接武器は剣、大剣、槍、刀、薙刀や爪と武器が大きくて一目瞭然だがチェーンソーは小さい(?)チェーンソーを構えるだけ、それを互いに動きまくる戦闘で直ぐに把握するのは難しいはずだ、しかも撃ち合いが得意かつ鈍足な重火が近接武器に切り替えるとは敵も思わないだろう。この技術は他の場面でも応用が利くので頭に入れておくと良い。

② 戦術 0距離バリア


(#0M0)<この距離ならバリアは張れないな!

…失礼。これはバリアチェーンソーの戦術かつチェーンソーに慣れてきた人向きだ、やり方は敢えて最初にバリア張らずに突撃して自分が決められそうな距離まできてからバリアを展開してバリアとチェーンソーを同時に相手にぶつける。
利点は相手の副武器を事実上、封殺できる。相手の前にはバリアがある為、下手にぶっぱせば自爆、もしぶっぱされて相手が自爆しなくても自分はバリアにより被害は無い。もう一つの利点は相手にチェーンソーを当ててる所を他の敵に攻撃されにくいという所だ。

③ 戦術 二の太刀

この戦術は先生が居合抜刀と共に主力になると思う重要な戦術だ。これは正確にはチェーンソーを当てる技術では無く、居合抜刀を応用したチェーンソーを組み込んだ戦術で方法は例によって説明する。

  • チェーンソーの突撃を回避した敵、もしくは当ててる途中で敵が刃から離れる、ノックバックしてチェーンソーが止まった時にタックルなどで追撃を仕掛ける。
  • チェーンソーに警戒して引き撃ちしている敵に接近しながら副武器をいきなり叩きつける

このようにただチェーンソーを当てて仕留めるのではなくチェーンソーを織り交ぜてから他の武器で相手を倒す。居合抜刀が「他の行動からのチェーンソー」だとすれば二の太刀は「チェーンソーからの他の行動」という動きになる。
動かなければチェーンソーに斬り裂かれる、だが動いて離れると他の武器が飛んでくるというように相手から行動の選択権を奪う、もし当たったのが避けられても格闘チップで追撃する。このようにチェーンソーを当てるだけでなく警戒されて当てられない、当てても逃げられたという場合の攻撃手段を確保した二段構えを用意しておく事が出来れば君も立派なチェーンソー使いだ。
 この二の太刀に前述した居合抜刀を合わせれば、相手は随時、チェーンソーに警戒して立ち回らなければならなくなり、チェーンソーを使用しているときは他の武器を警戒しなければならなくなる、そこに主武器を叩き込むかそれとも敢えてチェーンソーで相手を斬り裂くかそれに見せかけて、副武器を放つかは君の腕次第だ。


4,チェーンソーの応用戦術

前述の二つの内容はチェーンソーを使うための戦術だが、ここではチェーンソーがある程度使える方々用の先生が実際に使っている戦法を教授しよう。

  • この内容は先ほどの講座以上に個人の考えが強いです。ご注意ください

① 戦術 回レ!雪月花


せ~の、いちにっさんっはい!!
……内容に入ろうか、チェーンソー使いにとって一番に倒さなければならない相手、それは蛇、路地といった重量級…特にバリ重だ。バリ重はその装甲、バリアと火力でプラントを殲滅する存在であり同じ重火力でも倒すのに苦労する場合も多々あるがチェーンソーはそのバリアを突き破り、瞬間火力で粉砕する。だが、チェーンソー使いにおいてガチムチ
はある意味宿敵なのだ。無論、接近するまでに猛攻撃を食らうのは当たり前だがそれ以上の問題にバリアと装甲の硬さが問題なのだ。
なに?上の言葉と矛盾している?その通りだ、それこそが先生(著者)が宿敵と考える理由だ。知っての通り、チェーンソーは装甲を削る武器、重量級は装甲が一番多いから僅かながらも切り倒す時間がかかる、その僅かな時間の中で相手に副武器をぶち込まれたら間違いなく此方は負け、もしくは背後を他の敵に取られて挟み撃ちをされたらお終いだ。チェーンソーのスロー効果も至近距離で真っ向からぶつかった重量級にはさして問題ではなくバリアがあるから躊躇いもなく副武装をぶっぱなつ。

解説が長くなってしまった、この戦術はこういう重量級や圧倒的耐久力とタフネスを併せ持つユニオンの強化機兵に対抗するための戦術だ、方法は、相手にチェーンソーが触れた瞬間に相手の周囲を回るように動く(シンプルだが実際してみると刃が離れる事が多々発生しやすい為、的確なチェーンソーの操作技術が必要)。この動きをするだけでスロー効果も出て重量級はそれを狙うために回る頃には相手は引き千切れる、その他のメリットにこの動きをすれば回りの敵の攻撃の被弾率も下がる為、どんな時でもこの動きを出来るようになれれば理想のチェーンソーの動きになる筈だ…多分(先生も修行中です)。

② 戦術 冥土堕し

先生は後方のアックアが好きです。(そっちの方は冥土帰し)

この戦術は方法自体はどの技よりも簡単で分かりやすいが、タイミングと咄嗟の状況判断能力がなければ難しい為、ここで紹介する。

これはチェーンソーのメリット「判定の持続」とデメリット「大破がほぼとれない」を逆手に取った戦術だ。前述したように方法はとてもシンプル、混戦で敵の一人が撃破される(もしくは撃破する)と敵の支援がそれを蘇生させようとするだろう、その時に蘇生されようとされる敵にチェーンソーを合わせて蘇生完了と共に斬り捨てる。無論、メリットは相手の復活してから何もさせずに倒せる事だ。
簡単だと思うだろうが、この戦術には一歩間違えば、何の貢献もできずに撃破される可能性を秘めている。他の敵機や蘇生をしようとする支援の武装によっては自分が撃破された機体に集中している後ろをショットガンやリムペVで狙われて撃破される、それでは元も子もない。それならどうする?答えとしてはもう支援を先に潰すだろう…うまく行けば支援を撃破した後に蘇生した敵機に出オチを提供できる(体験談)。
ようするに自分の機体、チェーンソーの性能や使いこなす技量の理解、回りの状況を判断する機転が必要なのだ。それに関しては経験を積めとしか先生は言えない。

③ 戦術 悪鬼羅刹

この戦術にはまずブースター特化の胴&重量級(出来ればバリア)、武器変更重視の腕といった先生が下で勧めているアセンを使うことを前提で話を進めよう。

良く、チェーンソーの事を話すときこんな内容が多く、先生は感じる。
「構えられると怖い」
「突撃にはビビるけど引き撃ちをすれば…」
「真正面なら怖くない(引き撃ちOR 逃げれるから)」
「判定が密着だけだからねぇ…しかも重火で遅いし」

ふむ、まったくもってその通り、故に近接武器でも使用者は極端に少ない…勿論、チェーンソーも他の近接武器と同じく死角からも奇襲などがメインだ…しかし、チェーンソーはその火力を維持したまま自由に移動できる。それを生かした真正面からの突撃…まさしくロマンだろ?
それを仕掛ける為には、前述したブースター、重量級の装甲が必要だ。やり方は説明するまでもない、相手が自分の間合い入ったらバリアを張って突撃するのみ。

だが無論、それだけでは前述のセリフの通りになってしまう。そこで一工夫を加えよう。敢えてブースターを止めたりしながらブースターを温存しながら近づくのだ。それだと、只の自殺行為?これには無論、理由がある、チェーンソーが迫ってきたら相手は急いで引き撃ちをして下がろうとする、しかも程度はそれぞれで変わるが恐怖、焦燥、動揺を感じながら…此方はその相手が慌てて下がってブースターを使い切るまで追いかければいい。そして、使い切った相手に迫りよる君たちの姿は相手からみれば悪鬼羅刹そのものだろう。この戦術の要は、どれだけ相手を精神的に追い詰められるかにかかっている。

え?明らかにもう追いつけない?ライフが三割を切った?諸君、私は何のために「二の太刀」を教えたのかな?私の経験上、チェーンソーから安全な距離か此方のライフを削り切れると判断した敵はトドメを刺すために動きを止めてAIMに集中する。その無防備な姿、狙わない道理は無いだろう?重火の所以たるその副武器を相手に叩き付けてやろう。(MLRS?知らんな)

④ 戦術 サヨナラチェーンソー

この戦術はこれまでの全てを複合した戦術だ。さて、チェーンソーがチームの勝利に貢献する為には何が必要だ?敵機撃破は勿論、だが一番は敵最前線プラントの奪取だろう。
味方、敵機が複数で撃ち合う最前線プラント、そこでこそ諸君、チェーンソー使いの出番だ。そのプラント横側、プラント前障害物の上や横から突っ込む…それがこの戦術だ。
バリアを張って此方に突っ込んでくるチェーンソー持ち敵機が迫ればプラントを踏みながら戦う複数の敵機の陣形は確実に崩れる。その後、悪鬼羅刹をするもよし冥土堕しをするもよしいきなり副武器をぶっ放しても良い、さぁ…サヨナラチェーンソーの時間だ。正直な所、相手のプラントに入って場を荒らせれば成功だ、相手が此方に意識を向けて移動すれば、後は友軍がその隙をついてくれる。

これも、冥土堕し同様シンプルand簡単だがそれ故に相手にどれだけ恐怖、動揺を与えられるか、咄嗟にどう動くのか、どうチェーンソーで戦うのかが重要になって来る。プラントをとれば後は居座り、取りに来た敵をサヨナラチェーンソーするだけだ。







5、チェーンソーを使うのに必要な各種性能、アセン


さて、ここではチェーンソーを使うブラストに必要な性能や武器について教えよう。だが、先生は正直な所、重量級乗りかつ直感でアセンを組む、未熟ボーダーなのでここでは先生が必要だと思うチェーンソー、パロメーター、武器、チップについて説明しよう。

チェーンソー

正直な所、三段階目のケイオスチェーンソーがベスト。重量は破格だがそれに見合うだけの火力、スロー効果を持ち合わせている。もし、チェーンソーがどんな感じが知りたいなら初期チェーンソーだけを買って試すのも良いと思う。

パロメーター


    ・頭 特になし、出来れば装甲に
    ・胴 最重要な敵に追いつくためのブースターと装甲
    ・腕 多目的にチェーンソーを使う為に武器変更に優れた物を、前述した居合抜刀と二の太刀を使いたい場合は特に
    ・脚 チェーンソーを持つための積載量に接近するためのダッシュ。

武器

    ・主武器 使いやすい物、空転などが無く咄嗟に対応出来る物
    ・副武器 弾速が早く、咄嗟の事態に対応できる物……プラカノシリーズか?(先生はネオを愛用している)
    ・補助武器 嫁or相棒
    ・特殊武器 相手攻撃を防ぎながら接近できるバリアシリーズ、弱点である遠距離戦を補えるかつ軽いNeLISシリーズなど。

チップ

  • 近接強化
チェーンソーの凄まじい火力をより強化する事が出来、一瞬で相手を破壊することで隙だらけな当てる時間も減らすことが可能。だがⅢの場合、振りおろしだけで軽量級がぶっ飛んでしまう場合もあるのでそこは注意。
  • 高速冷却
 チェーンソーを長時間使用できることは利点だが、それだけの時間、チェーンソーを振る時間があっても撃破される可能性が高い。だが重火の武器はOHの概念があるのでもしチェーンソーを振れなくても腐ることは少ないだろう。
  • 格闘チップ
 チェーンソーを途中で外した、逃げられた時にトドメや追撃に使うことができる。

最後に

さて、これで講座を終了させるがこの授業を受けて少しでもチェーンソーに興味を持ってくれて、これをきっかけに通常戦でなくともイベント戦やユニオン、スクランブルに使ってくれれば先生は嬉しい。






最終更新:2014年12月09日 15:27