ランドバルクAT 胴部

ランドバルクAT



画像は未装着です

ランランランサー系列の第4段階。

記念すべき10台目の次世代型ブラストランナーの胴部。ERAっぽい増加装甲が超イカス。
系統内でトップとなった装甲はついにAランクに突入。その分重量も上昇。
直前の4と比べてブースターも上昇しており、対BR戦においての適正値も上がっている。
また、チップ容量も少なくないため、拡張性も存在する。

前段階であるランドスマッシャーIV胴と比較した場合、懸念材料であったブースターC-が改善され、
C+になったことは使いやすさの向上に一役買っている。
代償としてのSP供給低下もD+と基準値は確保できている。

カタログスペックだけ見れば、「重量+210したら装甲+5段階とワープ-1秒にチップ+0.2のオマケが付いた久我I胴」。
極めてミドルスタンダードな性能が「次世代型…?」と思わせる。
だが、このパーツの肝はAランクの装甲を持ちながら軽中量級のエリア移動を兼ね備えるという即時性の高さである。
これまで、ランドバルカンシリーズを除く重量級=5秒以上のエリア移動といったジンクスがあったが、重量級にだけ許されたAランクの装甲と5秒を切るエリア移動を持つパーツはこれが初。

また、装甲A以上のパーツでコイツより軽いのはHGIとJ55だけ。3番目の軽さだ。

ライバルにはベンノのヤーデの全機種が該当。どれに対してもエリア移動では勝利しているが、以下が詳しく比較した場合。
54には重量とSP供給で負けているが、装甲とチップ容量で勝っている。
54Sにはブースターとチップ容量で負けているが、重量とSP供給で勝っている。
55には重量と装甲で負けているが、SP供給とチップ容量で勝っている。
2箇所ヤーデに対して負けてしまってはいるが、3箇所勝っていることから、総合的なバランスの良さが際立っている。

第四世代のパーツにしては決して高いとは言えないパーツであるが、重量以外は標準以上のスペックを持つというハイバランスな仕上がりとなっている。
そして、ブラストランナーのパーツであるため、チップによる補強が可能な点を忘れてはならない。
そういった観点から見れば、初期の作品である安心と信頼のHG4胴のように、次世代型AEを象徴するパーツと成り得るポテンシャルを秘めている。
ただ前述の通りブースト、SPは平凡そのものなので他パーツや武器構成、戦術次第では単なる「重い久我I」にもなりかねない。
バランス型はバランス型で今何をすべきか扱う側の判断力を問われる事も付け加えておく。
Ver4.5の新要素であるDEF耐久もC+と重量級の中では平均的な値に。バランス重視胴は新バージョンでもバランス重視胴だった。

武でチップが2.4に、XでブースターがB−に上昇した。
もう、「重い久我Ⅰ」なんて言わせない(あっちはあっちでチップが2.6になっていたりするが)!

余談ではあるが、公式HPに掲載されている壁紙の機体カラーはEX1900戦継続ボーナスという現状入手最難関カラーである。
おそらくボーダーの99%は入手できないだろうし、筆者もお出しされるまで存在を知らなかった。
淡い期待を一瞬で完膚なきまでに打ち砕かれ、絶望の淵に立たされた物も多いが、セガの機体カラー入手が難しいのは昔(VO4とか)からである。


最終更新:2018年08月17日 23:49