セイバーZX 胴部

真セイバー 衝撃!ZX編


(C)SEGA

次世代型セイバー胴部は前モデルであるII型の性能バランスをさらに先鋭化させたものと言うべきか。
それとも、チップを使わない初期ステータスで、ブーストゲージを切らさずに11回のショートダッシュを行える脅威のブースター胴と言うべきか。
ブースト管理にさえ気をつければ息切れを起こすことのほうが珍しい。というか先に敵が息切れを起こす。
装甲も微増しており、エリア移動は据え置き…えっ。フルセイバーでセトボチップつけたら上限の2秒だからかもしれない

反面、特別装備の使用に関しては絶望的。
回転率が通常の0.65倍になるため、ここぞという時にしか使うことをオススメしない。
ついでに重い。1200は並みの中量級の重さであるため、アセン構築の際に意識しておこう。
といっても装備を選べば参脚に搭載可能な重量でもある。

運用については圧巻のブースター容量と高速のエリア移動を活かす他ない。
Sではないとはいえ、3秒ワープは非常に早い。防衛や、奇襲時に素早く飛んでいけるので、戦況をよく見て行動しよう。
現状最高のブースター容量は戦闘や移動に効果的。前述の通り、管理さえしっかりしていればまず止まらない。
「お爺ちゃん…セイバーは…本当に速いんだね!」

エリア移動こそSにならなかったものの、装甲、ブーストの向上により戦闘力が向上している。
特に装甲D+は月影暁と並び軽量級最高値であり、中量級にも匹敵する値である(重量も中量級並だが)。
機体構成関係なくエリア移動2.5秒で、チップスロット2つでエリア移動が最速になるシュライクW型と比較すると、
機体構成が縛られることとSP供給(向こうもD-なので大したことないが)を代償に、ブーストと装甲が向上しているため、
とりあえず差別化が図られており、巻き返しすことができたと言える。
実際キメラで組む場合胴は硬さを重視することが多いので、向こうも装甲が薄い以上キメラで2.5秒とかもあまり関係ない気もするが。
また、セイバーZXの脚がヤクシャ・弐のような性能なので、この脚にしておけばフルセットでも問題にはならないだろう。
SP供給が最低値だが、むしろ死に補給と割り切って非常用にロビン支援を控えておけば、自陣深くと前線を素早くいったりきたり出来るのが活きる。
偵察機を切らせたら自慢の移動力で前線に移り死に補給を図るのはもちろんのこと、
ただやられるのではなく、装甲と機動力を両立した恵まれた戦闘力を活かして一人でも多くの敵を道連れにするように頑張ること。
勿論あくまで非常用であり、本来は本職のセン支が索敵するのが基本だが、
フルセットの場合メインとなるであろう強襲兵装であっても味方のセンサーが反応したらイの一番に防衛に回ること。そのためのセイバーなのだから。
なお、前述したように参脚に搭載可能なので、ブーストS-のダッシュS-でコアに向かってくるとんでもない高速アセンも誕生する。
ただし装甲は(ry・・・・?!か、硬いぞ!
SPのいらない片道特攻機になりたいのであればぜひお勧めしたい。
ただし返p(ry


類似パーツはヤクシャ・改。重量は同じで、ブーストとSP1段階ずつ、装甲1段階・エリア移動1秒とチップ0.1の互換。
なんとほぼ上位互換である。(Ver4.0時点の話)
さらにVer4.1にてチップ+0.1、SP1段階強化の修正を受けた。
これにより役改の完全上位互換となりセイバーZX大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!!・・・と思いきや
同Verで役改胴の方も重量-40、チップ+0.1の修正を受けているためチップ差は変わらず、新たに重量差40ができてしまった。おのれナクシャトラ!
まとめると Ver4.1現在、ZX胴の方が装甲2ランク、ブースト1ランク、エリア移動1秒上回り、役改胴はチップが0.1多くて重量が40軽い。
フルヤクシャは別として、キメラアセンではよほど重量カツカツにしているか妖怪いちたりないに出会わない限りはこちらを積むのが有効だろう。
武になって円Ⅲ胴と重量50、ブースト1ランク(ステップ回数は同じ)、エリア移動2秒と装甲2ランク、チップ0.1の互換パーツのような性能に

Ver4.5ではDEF耐久C-を獲得。上記の役改胴とは同じだが、修羅wより1段高い。
更に、圧倒的なブースター量は加速との相性が抜群。加速の高い脚部と組み合わせると長距離走でもSP供給の高い胴と張り合えるレベル。ZX脚は加速低いけどな!
幸いⅡ型脚は加速とダッシュが高いレベルでまとまっているため、フルセットで加速を生かしたい場合はこちらを使うといいだろう。

そして迎えたVer.X
セイバーZX、というよりセイバーブランドにちょっと面白いテコ入れが行われた。
それは各ブランドのセットボーナスの強化で、セイバーブランドは従来のエリア移動UPに加えSP供給率UPのセットボーナスが追加された。
これにより仮にフルセットで胴をZXにした場合、セトボ強化IIチップを搭載する事でSP供給率がD-相当の1.25倍まで跳ね上がる。
なんと、ブースターSという異次元の性能を持ちながらSP供給まで標準一歩手前のD-という数値を確保してしまった。
どういう事だってばよ……

このようにフルセットに限り従来のブラストの胴部のボーダーを軽くブッチしてしまったセイバーZX胴。
その豊富なブースターはセイバーII脚で加速に用いるも良し、屈キャンに自信のある諸氏はセイバーZX脚で屈キャンに励むも良し。ちなみに屈キャンする場合、ブースターIIチップを導入するとブースターMAXの状態からステップを12回踏んでまだブースターが残る、訳が分からないよ。
フルセットでの運用が前提となる以上どうしても不足する部分が出てしまうのが難点だが、それを差し引いてもこの別次元の性能から来る脅威の使い心地は一度体感したら病み付きになる事請け合いである。
ようやく時代が追い付き大躍進を果たしたセイバーZX胴。今度こそ希望の未来へレディ・ゴーッ!!


特徴的なサークル状ライトパーツは下腹部にある。



最終更新:2016年09月03日 14:48