セイバーZX 頭部

セイバーZX


(C)SEGA

引退した青木牛マンの公約にて、ついに姿を表した我らがVer.2.0の主役機セイバーの次世代型。
ZXってアレか、電撃稲妻熱風か。たしかにアレも忍者だったような*1
月影・暁のような平べったい顔に沿ったツノパーツが追加されており、業務提携している四条との関係性が伺われる。

気になる性能は一言で言うとロック距離以外は過去のセイバーより全て上昇している。
特に、ネックであった射撃補正が標準以上の値になったことである程度の精密射撃を行えるように。
装甲も軽量級の中では最硬になり、それなりに打たれ強くなった。頭部だからCS発生するけど
索敵が非常に伸びているため、遠方の敵の目視も可能になり、上昇した射撃補正によって中距離以遠のスナイプも出来る。

欠点としてロック値が実用最低限の低さであること。
装甲が上昇したとはいえ所詮は軽量機。ロック圏内で撃ちあうとなるとこの低さが仇となり、接敵しなければならず、被弾ダメージを被ってしまう。
されど軽量機。撃ち合いは出来るだけ避けるスタイルならそもそも問題はなく、BRのドラテクに自信があるなら機動性で翻弄すればいい。

とまぁ性能隙の無く中々の傑作なのだが、ここで過去のモデルを思い出してほしい。
そう、軽量級なのに中量級並みの重量だ。例に漏れず540と、最重量であるフォーミュラF型より10だけ軽いが、軽量級としては重い。
軽量級脚部を使用する場合、まさにこの重さがのしかかる訳で、頭を捻らせる。
あと、索敵Aが過剰と思うなら初期雷花や雷花・燕が壁として立ちはだかってくる。
何故か向こうの方が軽いしチップも多い。キメラパーツとして考える場合は留意しよう。

Ver.4.1にて、チップが2.5から2.7に、射撃補正がC+(1.04)からB-(1.08)に上昇した。
雷花・燕よりもより遠距離or潜入工作向けにシフトした形か。
ちなみにこの修正のおかげでZXZXⅡZXというフルセイバーの中でもっともガチ(筆者感)な部類に属するアセンでも7スロが確保できるようになった。
尚、Ver4.1現在、策敵A-以上のパーツでは迅牙・真に次ぐロックオン距離(C-:65m)を誇る。
また、策敵Aは現状このパーツのみ。

Ver.4.5にて、新要素のDEF回復はC-になった。ほかのセイバーより一段低い。頭部装甲が一番分厚いから仕方ないね。

ZXの特徴として、サークル状のライトパーツが各所に散りばめられている。
頭部はアイセンサーの周辺に配置されており、凝視中の目のような意匠性を感じさせている。
また、モノアイと角を両立させている頭部パーツは地味にこのZX頭のみ。
角というよりはどちらかというとトサカなので、「指揮官用ザクII」よりは「赤い彗星最後の乗機*2」の再現などに役立つであろう。



最終更新:2016年04月17日 10:47

*1 単なる愛称であって忍者がテーマではない。念のため

*2 実は映画版・サザビーでもベルチル版・ナイチンゲールでも角が2本ほど足りないのだが。もっともこういうのは雰囲気さえそれっぽければなんとかなる