ジーシェン・シー 胴部

(C)SEGA

ジーシェン系統三段階目。
シーは「犀」と書く。

一、二段階目は双方とも他者の既存パーツの類似品であったがこのシーからは独自の路線と言える。
類似パーツはHGⅣ胴とディスカス・EVOL。
HGⅣからは重量-30、SP供2ランクアップ、エリア移動1.5秒短縮の代わりに装甲を-2ランクした形。
EVOLからはブースト+1ランク、装甲+1ランクの代わりに重量+140、エリア移動0.5秒増加。
というかEVOLと比較できる3段階目という時点で相当なハイバランス胴なのだが。

この系統全体に言えることだが重量に対する装甲が若干低い傾向がこのシーでは特に顕著である。
しかしブーストAランクとSP供給Cランクを両立した初のパーツであり、ヤーデなどの「装甲の割りに軽い」の真逆を行く「装甲に対して重めの重量分を存分に性能へ突っ込んでいる」といえる。
エリア移動も中量機より少々遅め、フルセットで互角という立ち位置。

高い装甲にブースト、平均的なSP供給を持つとあってどの兵装にもマッチし、特に凸砂との相性はバツグン。
前線でバリバリ戦いたい、けれど迷彩使い切りは嫌だと言ったわがままな願いをかなえてくれる! まあ素敵!
ただ、榴弾やリペフィなどSP供給があまりよろしくない装備を使ってると若干ストレスを感じるかもしれない。そんなあなたは初期型を試しても良いかも。

前述のとおり、これは全パーツを見渡しても最高峰の性能であることは疑いない。筆者が自信を持ってオススメできる一品である。
ただし不満を持っても素材とGPの返品は受け付けません

ver4.5で追加された「人気パーツ上位3つが見える機能」によって判明したことだが、なんと全兵装での胴パーツにおいて使用率1位という大いなる名誉を得た。
重量はかさむが、高ブースト高装甲を保ちつつ、標準以上のSP供給を備えるという「ボーダーが胴パーツに求めるもの」が高次元で纏まってることからであろう。他社の各ブランドも見習って欲しいものである

ただ、「比較的重めな重量さえ対策すれば、ブーストSP装甲全部盛りなハイバランス胴」という半ばチート臭い性能のせいか、
同じくver4.5で追加されたN-DEF耐久が、バーうp直後の重量級では最低のC-となった。
数値上の耐久力は約2100で、上で比較されているHGⅣ胴のB-(約2750)と比べると大体轟鉄一発分(680)ぐらい違う。数値にしたらしょぼいとか言うな
ただ、頭部のN-DEF回復が高いと、長い周期で見た回復する合計耐久値で結構差がついてきたりする。

余談であるがブーストA-はブーストⅠチップを付ければステップ回数が1回増える。
1スロ余って付けるチップを決めかねてる時にオススメ。 まあ元々のブーストが大きいからあまり恩恵にあやかれないのだが…

同様に、強襲兵装強化Ⅰや胴部パーツ強化Ⅰでもステップ回数が増える。
前者は当胴部を採用した強襲、特に凸麻の諸氏には中々魅力的な効果を得られるので、更に速くなりたい人にはオススメ。
後者は装甲こそ強化出来ないものの、ステップ回数及びブースト容量の強化に加えて、SPに若干の余裕が持たせられるので、より高頻度で特別装備を使用していけるようになる。SP管理に少々不安があっても、割と安心出来るようになります。
エリア移動も、僅かではあるが標準値の5秒に近付く為に汎用性が増すし、本当にオマケ程度だがN-DEF耐久も増えると中々のパワーアップを図れる。他に付けるチップが無いなら考えてみても良いかもしれない…という程度には強力。


あまりに高い使用率が響いたのか、Ver4.5Bで重量20増加・チップ-0.1という修正を受けた。
え、それだけ!? と思うなかれ。
意外に重量ピッタリ超過ナシとかチップ容量も過不足ナシというアセンが多いため、
微妙に超過してしまったり、妖怪”チップ0.1足りない”の到来を招いた人が多数いる模様。

…それでも相変わらずの超性能。武器やパーツをちょっとばかし妥協すれば普通に採用できる。
また、あえてテンプレパーツを採用していない人などには、今回の調整も大して影響はなかったりする。
お仕置きとは何だったのか(シュライクW腕を見つつ)

……と思われたが、この修正が響いたのか永らく全兵装一位であったこの胴もついに4.5Bで強襲の人気胴二位に転落する事態が発生。一位は言わずもがなあのエヴォル胴。まぁそのうちまたひっくり返りそうではあるが。


74・60・79←72・55・78→72・53・75
頭部・胴部・腕部脚部

最終更新:2015年10月04日 02:19