企業一覧2




ブラスト用 武装メーカー

DAAI

ザクセン連邦に本社を置く武器メーカー。Dobner and Altmann Arms Industriesの略。
アサルトチャージャーや榴弾砲を製造している。
他のACやエアバスターシリーズも製造しているかは明記されていない。

Dobner(ドプナー)とAltmann(アルトマン)はいずれもドイツ系の姓。創始者の名前だろうか?

トロンベ

ザクセン連邦の兵器メーカー。社名は独語で竜巻を意味する「Trombe」から。ブラスト用の近接武器を数多く製造している。
代表作はデュエルソードシリーズ。ゲーム中じゃデ剣は1種類しかないけどね!

ザクセン連邦は旧ドイツ連邦という公式設定もあるため、ひょっとしたらあのゾーリンゲンと縁が!?
…と思ったが、残念ながらゾーリンゲンはノルトライン=ヴェストファーレン州の街で、
広義のザクセン州(ザクセン=アンハルト州やニーダーザクセン州を含める)でも微妙に位置がずれている。残念。

友よ、今が駆け抜ける時!

レクスアームズ

ブラスト用の実弾兵器を開発している。
どのシリーズを開発しているか記されていないが、ゲーム内に登場するほとんどの実弾兵器を開発しているのならば、かなりの大企業だと予想される。

スヴュート

ロシアのブラスト用兵器メーカー。
「スヴュート」は、「光」の意。
ニュードを対象に直接噴射する形式の、いわゆる“レーザー系兵器”の開発技術に優れ、それを生かした武器を多数リリースしている。
代表製品は「LZ-デイライトシリーズ」、「LSG-アヴローラシリーズ」。

全体的に一撃必中の気質が強いようで、連射性能がおざなりになり、頭部必中を求められる武器を製作する傾向がある。
そのため、ユーザーの意見が割れる傾向にある。勝負は手数なのだろうか。
光学兵器というには渋いカラーリングのものを発表する傾向にあり。
特に「ヴルカン」系列の渋色は旧世代の木製フレームの銃を彷彿とさせる。
カラーリング繋がりで「リペア」系統の出自も此処ではなかろうか。ニュード技術汚染患者っぽい企業体質も含めて。

ソルコン

ノベライズ「ネメシスデイ」に登場する企業。ブラスト用のチップを製造しているらしい。
装備するとブラストの性能を劇的に上昇させ、しかも学習機能付で使うほどに性能が高まり
搭載すればA4あたりでウロウロしてるルーパーもSランクだって夢じゃないという怪しさ満点のパーツを売りに出していた。
こいつをブラストのチップスロットに取り付けろ。すごいぞ、ブラストの性能は数倍に跳ね上がる!!
ハード関連の辺りでナクシャトラの関連性が疑われる。

民間軍事会社

マグメル/Mag Mell

民間軍事会社であり、ボーダー支援組織。
システムオペ子ことフィオナや、メカニックのグラントさんとキャスカが所属している所。
新たに追加されたシード管理を行うオズもおそらくここの所属ではないかと思われる。
当然のように本部の場所は非公開となっているのだが、本社自体は極東地区にある様子。ただやはり正確な位置は不明。
名の由来はケルト神話における楽園。「メグメル」と言うと分かる人もいるだろう。

クライアントにボーダーを斡旋したり、各種作戦行動へのサポート、パーツ・武器売買の仲介などを行う。
ちなみに作戦エリアまでのブラスト輸送もマグメルの担当であり、ブラストが発進する輸送機はどちらの軍でもマグメルのもの。
つまり、戦場の上空では、敵対する勢力の兵士を乗せた輸送機同士が飛び交っているわけである。戦闘機で輸送機が落とされない最大の理由……だった。
エアバーストになってからGRFが使用するようになった大型輸送ヘリには、GRFのロゴが描かれている。マグメルの輸送機を利用しなくなったのだろうか?

「EUST・GRF両陣営からボーダーの斡旋料を明らかにハネている」という事実から明らかに強い組織。或る意味一番世界を牛耳ってる。
「ボーダーをホイホイするためにオペレーターを美人にしている」「GPは勿論、高級素材をあっさりと搾取する」
「素材はそのボーダーの購入履歴から『欲しいものが出ないように』裏で調整している」といった黒いゴシップが絶えない。

ノベル「ネメシス・デイ」にて意外な事実が判明する。
マグメルの歴史は非常に浅く、設立がなんとR.E.38年であることが判明。
どれくらい浅いかというとクーガーⅠ型リリースの3年後、あのナクシャトラの創業2年後にあたる。

まぁ、GRFとEUST初の戦闘から8年経って傭兵の需要は高かった背景もあるし、
人材派遣業という性質から拡大しやすい業種ではあるんだけど、それにしてもこの短期間で
世界をほぼ2分する軍事勢力双方に対して中立を保てるほどの影響力をもつのはやはり何かおかしいような…

エイジェンの侵攻時には両陣営の戦闘を一時中止させ、マグメル連合軍として戦闘の指揮を執る。
この事からも、マグメルが単なる傭兵派遣会社ではなく、1つの勢力としての力を持っている事が伺える。

対エイジェン用に開発したはずの要請兵器を通常の戦場にも投入してしまったり。
ニュード汚染対策のために行ったはずの「ニュード・スクランブル作戦」が単なるバトルロワイヤルになっていたり。
マーヤを拉致してきてボーダーのアイドルをやらせようとしたり
世界の戦争を牛耳る企業である慢心からか、やる事がとにかく雑で有名。

ちなみにここに所属するボーダーの仕事の受け方については
小説ネメシス・デイのように、ほとんどEUST専属またはGRF専属のように依頼を選り好みをするボーダーを許容している。
ただし作戦中に多大な損害を出したとして、高額な債務を負ったボーダーに対しては有無を言わさず仕事をこなさせる一面もある。1050年戦場行き!

ゲーム中では主に戦場でドンバチするのでそれだけが仕事のように思われるが
ゲーム外ではBR関連企業の警護やネメシスデイのように施設の探索などといった業務も行っているようだ。


国際組織

ザクセン連邦

ヨーロッパに存在する連邦国家。

ザクセンはドイツに実在する州。史実ではザクセン王国が1806年から1918年までドイツに存在した。そのまま存続したのかBBオリジナル設定では“連邦”となっている。

スチャヴァ・ネアムツ共和国

ヨーロッパに存在する共和制国家。
旧ブロア市街地はここに存在する。

スチャヴァとネアムツはいずれもルーマニア北部に実在する県名。
あのあたりが独立して国になっているのだろう。

NAN

New Alliance of Nations。新国際同盟。
ニュード発見前のエネルギー危機で国の体裁を保てない国家が続出、国連は脱退者多数で空中分解した。
そして、何とか新しい国際会議としてNANが設立されたが、大国は不参加。
しかも、GRFの資金が流れ込んでいるという話もあり、GRFはもちろん、TSUMOIなどの大企業を諌める事も出来ない、弱小組織
エイオース爆発事故も「テロじゃ仕方ないな」で責任追及を放棄した。させられた?

GRF

正式名称はGlobal Resourse Federation。国際資源連合。
エネルギー関連企業や政府機関が共同で設立した技術研究組織とされているが、
エイオース爆発事故でニュードを地球にぶちまけるまで、ニュード汚染の危険性を伏せていた。
この事故はエイオース研究所で研究チームの独断で行われたニュード共振技術「GENAS」の
実験の失敗により起こっていたことが先ごろ判明した。それに先立ち数多くの人体実験の末に
人工的ニュード耐性者製造技術をも開発に成功していたが、爆発事故により施設全体が崩壊。
「GENAS」の技術ともども失われてしまった。

主な活動目的は「エネルギーの独占管理とそれを通じた人類全体への支配力の掌握・維持」。
要は世界征服である。何この悪の組織。

実際に汚染地域を含むニュード確保は、かなり強引な手法で進められており
EUSTがこっそりと無人の地域や廃墟を確保したり、所有者と交渉の末に手に入れるといった方法に対して
汚染地域を採掘場兼加工場として丸々接収するといったジャイアニズムもびっくりな方法を取ったりしている。
接収された地域の人間はどうしたかって?問答無用で追い出してますよ?その結果が一家離散?知らんがな。
挙句、EUSTミッションリーダーのエリカ・ラニのように、GRF憎しで対立組織に走る人間も生み出している。もうちょっと上手い事やれなかったものか

更にご丁寧にも『バルムンク』という特殊部隊を持っていたり、将来的には私設軍隊の設立を目指してたりする。
ただバルムンク自体は公には存在しない部隊となっているので、現状これ以上の戦力増加は見込めないのだとか。
マグメルのような傭兵派遣会社から戦力を調達しているのもそのせい。

しかし力のあるものには手を差し伸べることもあり、EUSTで行われていたニュード除去能力を持つ強化人間研究の
プロトタイプが同ロットの同位体十数名とともに脱走した折にポッターナーズとして迎え入れたりもしている。

また目覚ましい働きを見せる有能なボーダーにはこっそり目を付けているようで
特殊なエンブレムの配布や通常とは異なるCVの施された武器を報酬として渡したりマーキングを行い追跡調査している様子。

本拠地はザクセン連邦の都市、グローズヴァント。
ニュード技術による延命処置が施された企業幹部の参加する「執行委員会」がGRFの最高決定機関である。

EUST

正式名称はEnvironment Union against Space Threat。宇宙的脅威に対する環境保護機構。
ニュード汚染の除去と破壊された自然環境の復活、GRFの組織解体を活動目的としている。

元々は非暴力による抵抗を目指していたが、GRF敷地内への不法侵入なども繰り返す。
業を煮やしたGRFは戦闘用ブラストウォーカーの配備で対抗するが、GRFがブラストを使って抵抗市民を虐殺した(ということになっている)「コンタンツァの虐殺」以降、EUSTもブラストによる武装を進める。
メンバーには「GRFを倒すためなら、関係者皆殺しも辞さぬ」という過激派もいる。報復が報復を呼んどるがな。

また、ニュード汚染の除去を謳ってる事から汚染除去の研究も行っているが、非人道的な人体実験を行っている為GRFとドッコイな所がある。
ニュードから出来たニュード人間と言う副産物まで作り出していた。いったい何の為だ。

ニュードを巡る活動の一環として、目を付けた地域を勝手に確保・再利用したり所有者と交渉の末に手に入れる事がある。
前者はゲルベルク要塞跡やキニシュ砂岸、後者は四条重工が所有していた極地観測所セクター9が当たる。
また自前の要衝としてウーハイ産業港を持っている。EUST重要拠点の筈なのにGRFベースが何故あるのかは気にしたらいけない。
GRFのように有無を言わさず無理矢理場所ごと接収するといった事は今の所報告されておらず、一応平和的に手に入れている様子。
ただベネヴィス高原地帯のように廃墟に紛れてこっそり拠点作ってるケースもある。
偉い人は言いました。「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ」って。まあ後に思いっきりGRFにバレたけどな!

本拠地は公海上の豪華客船「アナスタシス」。
「ラーフ」という人物が指導者らしいが、本名、性別、年齢、国籍など一切不明。
またゲーム中だけに限らず小説等のコミカライズや公式HPを含めた表舞台に一切姿を見せないので、そもそも実在するのかどうかも不明だったりする。
その隠匿性はEUST内部でも徹底されており、司令を含む一切の言葉をレベレーショナー(信託者)に代弁させているぐらい。
年端もいかない姿のレベレーショナーの言葉は、EUST指導者ラーフの声であり、実質的にはEUSTそのもの。

…この組織も、どっか、ぶっ壊れてねーか。

また第二次双覇攻防戦のサイドストーリーによると、このイベントバトルはGRFがEUST本部のアナスタシス強襲の為に計画された陽動作戦だったのだが
  • 前持って得ていたアナスタシスの航行ルート
  • 局地戦用に組まれたスペクターによる空挺部隊の編成
  • EUSTの戦力を拡散させる為にイベントバトル開催
と、徹底的に準備を整え挑んだのだが、対するEUSTは目立った戦果を挙げさせる事なくGRFを撤退させている。
その様は”まったく通用しない”と作戦を立案した当のGRF作戦参謀のギルフォード・キャンベルが評している程。

いくらなんでもここまで入念な情報収集と戦闘準備を整えてこの有様。
更に世界有数の企業から何らかのつながりもあるGRFの戦力をもってしてもこれはさすがにおかしい。
GRFの猛攻を凌ぐ程の軍事技術の開発、そしてそれらの技術の隠匿と転用が可能である組織がEUSTの真のスポンサーであり軍事技術の出所。
そう考えたギルフォードが最も怪しいと足を運んだ場所は浪速特市、そこにある企業は民間軍事会社マグメルの極東本社・・・あれ?
そういえば要請兵器ってエイジェンに対抗するという名目でマグメル主導で開発された経緯がありましたね

ちなみに第一回エースボーダー最終決戦でGRFに勝利している。
これが以後のゲームに関係するかは不明。

独立勢力

エイジェン

突如としてニュード採掘権をめぐる紛争の表舞台に現れた武装組織。
戦場ではGRF・EUSTの区別なく、旗下に有する規格外の能力を持った強化ブラストや無人機部隊、
それを統括する浮遊型巨大要塞「ツィタデル」「アルド・シャウラ」を以て文字通り容赦なく殲滅する。

その目的は「ニュードの真の力による世界の統一」GRFとEUSTそれぞれの理想を
「限られた地球上で醜い小競り合いを続けているだけ」と言い切り、
人為的にニュードを拡散することで地球上を汚染しつくし、ニュード耐性保持者のみが生き残る世界を作ることを最終目標としている。

中にはニュード生命体、つまりニュードその物になろうとしている構成員すらいる。
ただでさえ資源が枯渇している復興歴において、
ニュード耐性を持たないものは弱者として淘汰されるべき存在だと考えており、
ニュード耐性者の抱える「子孫を残しにくくなる」という事象にもある程度の解決策を持っているといわれる。

要はどこぞのIQ300の富士額や人類○完計画の類。
”革命者”であり実動部隊の長でもあるゼラの存在が目を引くが、
その思想に賛同し、組織の秘密を守るためには自ら死を選ぶほどの鉄の信念を持つ参画者も多数存在するようだ。

とはいえ、エイジェンもまたボーダーブレイクの世界における数多の組織同様に決して一枚岩ではない。
エイジェンのエースであり指揮官でもあるゼラ、ジーナ両名はエイジェンの絶対的な総司令官という訳では無く
  • ジーナの教育時の見返りに、教育係の魔女達がナクシャトラの技術で近代化改修を行ったツェーブラとネレイドをシェスティンに渡す。
  • 本来であればナヴァ・グラハ幹部の一人、ソーマの領分である強化機兵の調整を別の人間マンガラが行う。
  • 幹部会であるナヴァ・グラハの指令により、ジーナの権限を超えてイフリットを参戦させる。
と、ゼラ、ジーナの二人ですら関与できない箇所がある事が判明している。

差別と偏見の目に晒されるニュード耐性者にとって、彼らエイジェンは決してケン○ロウのような救世主ではなく
あくまでも様々な利害関係が複雑に絡み合った組織という事は想像に難くない。

アートワークスでは、ツィタデルは一世代以上先の技術が使われているという旨の記載がある。
もしかしたら彼らは未来からの侵略者かもしれない。
「フィオナめ!貴様らこそが侵略者(インベーダー)だ!!!」
いや、実は高濃度ニュードに冒されて超速進化したエイオースの生き残りが「神に、俺はなる!」って言ってた。
「ククク…サテライトバンカー…」
本当のところ、彼らは宇宙人で未来人で超能力者らしい。
「禁則z…社則によりノーコメントです。」
そんな彼らも普段は平凡なサラリーマンです。
「うわあ、なんだか凄いことになっちゃったぞ」

余談ながらユニオンバトルの出撃時にはマグメルのオペレーターフィオナが
「謎の武装組織が侵攻してきました。」
と、アナウンスされていたのだが、エイジェンがデビューしたVerユニオン以降も長らく武装組織としか呼ばれていなかった為
「エイジェンという組織自体をフィオナが認めていないのでは?」
という少々穿った見方もあったようだが、現在は武装組織エイジェンが侵攻してきた旨を告げるようになっている。多分、収録してなかったせい

ナヴァ・グラハ

武装組織エイジェン内の幹部組織の名称。
組織名の初出は2015/12/24に公式がYouTubeに公開したムービーより。
エイジェン内部でも、特に専門分野のトップ「ドクター」達の集団であり
アドリシュタやイフリットといた特殊な強化機兵を誕生させた.EXE計画を発案、実行したのもこの幹部会。
講談社発行の同名の漫画とは関係はない。でも多分元ネタは同じ。

名前はアドリシュタ同様、サンスクリット語が元ネタで
9つの惑星、そしてそれらを神格化した九曜から取られていると思われる。

現段階では二人の人物『ソーマ』、『マンガラ』の両名が加わっている事らしいが
ソーマは主に強化機兵の調整、戦闘能力といった特定の能力のみを強化するといった事が可能で
マンガラはツィダテルやアルド・シャウラといった巨大兵器を含めた軍事兵器の専門家である事以外は詳細不明。
ただしイフリットのように、ソーマの専門分野を何故かマンガラが調整を行うといった事もあるようだ。

+ エイジェンに潜入していた密偵の最後の通信
現段階で判明しているナヴァ・グラハの幹部名称と元ネタの九曜を表にすると以下の通り。
いまだ判明していない幹部が大多数の為、何が専門分野かは不明。
しかし元ネタに沿うとなると、あと7人のドクターは存在すると思われる。

名称 専門分野 実際に行った事 名称が表す天体
スーリヤ Unknown Unknown 太陽
チャンドラ/ソーマ 強化機兵の調整 .EXE計画の発案者 アドリシュタの調整
マンガラ/マンガル 巨大兵器を始めとした軍事兵器 イフリットの調整 火星
ブダ Unknown Unknown 水星
ブリハスパティ Unknown Unknown 木星
シュクラ Unknown Unknown 金星
シャニ Unknown Unknown 土星
ラーフ Unknown Unknown 月の昇交点(月の交点)
ケートゥ Unknown Unkhown 月の降交点(月の交点)

ん、あれ?・・・!?ラーフ?
確かEUSTのトップの名前って…うわなにをするやくぁwせdrftgyふじこlp



「…社則により、お答えできません」

エイジェンのエースであるゼラとジーナも、彼らの行動や思考に理解できないらしく
ジーナに至っては自分も含めて強化機兵はドクター達に疑問を持つ事は許されないとまでされているほど。

…実質、エイジェンのトップなんじゃないのかな、これ。



最終更新:2016年10月02日 10:59