UAD講座

UAD術上達ノススメ

はじめに

UAD術とは術者の戦闘の補助を目的とした武術である。
そのため、UADを使おうと思ったらUADを使わないと思うことが重要である。
未熟な術者の多くは主武器で撃ち合う距離でもUADを展開して撃破されている。
「UADを構えてロックオンを狙う状態」は「攻撃できない無防備な隙をさらしている状態」と同じ、
このことをどうか心の片隅に留めておいてほしい。

以下に示すのはUAD術の発展のために考えられてきた型と流派である。

型の習得により術者の生存能力は飛躍的に増加する

梟の型

「暗闇に紛れて獲物を狙うフクロウの如く、自らの気配を消してUADを射出する型」

最も基本となる型

使用例
  • プラ攻めのとき
味方のストレスがマッハとなるロージーとリア重がいたら優先して狙うとよい。当たりさえすれば1万越えの火力が生きてくる。
両者以外を攻撃対象としたときは、装甲よりもブーストと集中力を削って副武器を当てやすくするものと考えるとよい。
  • 味方と縦並びになったときの援護
主武器や副武器のときのように味方によろけを誘発させないで済む。あと誤射自爆のコンボをしなくてよくなる。
さらに、擬似十字砲火の効果もある。ちなみに主武器で十字砲火が出来る場合は主武器を使うべきである。
  • 主武器で戦いづらい場所があるとき
よく間違える使い方は「自分も戦いづらい場所に行って主武器の代わりにUADを使う」。
正しい使い方は「自分は戦いづらい場所に行かずにUADで距離をとって攻撃する」ということである。

高低差(下からも含む)があると型の効果が上がる。
理由は
  1. 射線の確保
  2. 相手の攻撃する気が失せる
  3. 相手が突撃してきたかの判断がつく
最後のがとても重要である。
平らな所では相手がUADから逃げているのかそれとも本体にダイレクトアタックを仕掛けてきたのかが判断しづらい。
そこで、高度合わせを相手に強いることにより、突撃してきたかの判断がつきやすくなる。

梟の型・二式

気配を消すのにECMグレネードを使う形。
ECMで視界の効かない敵に射出する。
ECMグレネードは新式とは言わないまでも妨害効果は欲しいだけ用意すると良い。
また、腕パーツは武器交換速度の高いものが推奨される。

雲雀の型

「徹夜明けに延々となき続けるヒバリの鳴き声の如く、UADでボーダーの精神を掻き乱して戦闘を早める型」

精神攻撃の型

使用例
  • 屋根の上からオニギリをポイポイしている麻
着地際に副武器をぶち当てよう。
また、精神の乱れがエイムの乱れを呼ぶので戦闘が楽になることを忘れてはいけない。

なお、興奮したボーダーを鎮めるにはパイクで突くのが最も美しいとする思想もある。

親鳥の型

「子を守るために威嚇して外敵を巣から追いやる親鳥の如く、UADを射出して戦闘を遅める型」

精神攻撃の型その2

使用例
  • 通路上になっているところ
  • 相手の近くに遮蔽物があるところ
多くのボーダーは遮蔽物に隠れれば安全と思い込んでいるのでUAD自体もよく当たる。

UADが攻撃していてチャンスと考える術者が多いが安易に突っ込むと相手の威嚇の爆発物に直撃するのでやめたほうがよい。
あくまでも戦闘を遅めるのが効果であるので、相手がUADを回避しているうちに間合いを調整しておいたり、UADの終了際に突っ込んでくる相手に副武器を当てた方が良い。

なお、雲雀の型と親鳥の型はUADを射出したときの相手との距離で使い分けることができる。
そのため雲雀の型で遮蔽物から相手を引きずり出すことも可能である。
相手の周りに基準となる円があってそれより近くで射出すれば雲雀の型、遠くで射出すれば親鳥の型となる。
その基準となる円の大きさはそのときどきによって異なるので、相手の心理を読み取ろう。

海鳥の型

「集団で獲物を追い詰めて狩りをする海鳥の如く、UADと共に十字砲火をする型」

最も華がある型。
そのかわり難易度が高い。

使用例
  • 主武器を使おうか副武器を使おうか相手が迷うとき。
簡単に書けば不意打ち。しかし、完全な不意打ちなら副武器を撃つべき。
少なくとも撃ち合いになってから使うものではない。

よくやる間違いは、折角射出するタイミングが合っていても安易に突撃してしまうことである。
これは十字砲火=同時攻撃と考えているから起きる。
そもそも十字砲火は十字に攻撃さえすれば有効なのだから自分から突撃する必要はない。

この型の難しいところは射出するタイミングもあるが、もう1つは相手の動き次第で自分の立ち位置が決まること。
相手の動いた位置が悪いときは、無理に自分のブーストを削って十字砲火するよりもUADで相手のブーストを削ったと考えたほうがよい。
上を目指す術者は相手の動きを自分の動きで誘導することを考えてみよう。

雛鳥の型

「弱っている獲物を雛鳥に食べさせる如く、UADでミリ残りを仕留める型」

UAD術の本質を知る型。

この型の効果は処理をUADに任せることで早く次の行動が出来ることである。

つまりは
  • 主武器
ミリ発見→射撃→撃破→次の行動
  • UAD
ミリ発見→射出→次の行動

そのため、単純に一体のミリ残りを撃破するならば主武器の方が早いこともある。
「雛に餌を渡したら親はすぐに次の獲物を探しに行く」ということを意識しよう。

鵜の型

「鵜匠が操る鵜の如く、UADを放流し小間使いをさせる型」

海鳥の型、雛鳥の型の亜流。

使用例
  • 複数の味方機が戦闘状態にあるとき
UADの利点の一つに「複数の局地戦に、戦地に赴かずに参加できる」点がある。
狙撃の千鳥先生や支援の副武器でも似たようなことができるが、局地戦がコロコロ変わる状態であればUADの柔軟性が光る。
早い話、味方と戦っている敵機にUADを送り、自分はまた違う敵の処理に向かう戦法だ。
たとえ戦えずとも「西側をUADで応援して、東側に迂回している凸屋をサイトに捕らえ支援の索敵業務を支える」という立ち回りでも構わない。

不死鳥の型

「自らの死が迫ると巣に火を放ち次の世代に託す不死鳥の如く、UAD術でのタブーといえる主武器の撃ち合いの距離でUADを射出して危険から免れる型」

UAD術の奥義として伝えられる型

使用例
  • 相手に不意打ちをされたとき
このときにUADを射出すれば、多くの相手は自爆させようと突っ込んでくるので、あえて自分もUADの方へ突っ込んで相手の裏を取る。
もしも相手がクイックターンを使ったとしても振り返った先にはUADの攻撃があるので回避をするハメになる。
また、自爆させようということ考えない心清きフィオナサマノヨウナ人であれば始めのUADのときに回避をするハメになるので、奇襲によるアドバンテージは完全に無くすことが出来る。

ただし、主武器を撃った方が早い。実用性があるのは空転ガガガの場合だけ。
この型を簡略化した「UAD射出してガン逃げ」は割と有効である。

蜂鳥の型

そもそもUADを当てようと思わない方法その①である。
ACシリーズになじみの深い人は良くわかると思うが、大量のミサイルを一度に乱発されるより、
ちょびちょび撃たれた方が避けづらいもの。そーでもない?
よって、ブースト回避をさせる為にテンポを遅らせて撃つのだ。
すると麻でもない限り、だいたい後ろの方の攻撃を食らってくれる。最近のUADは火力は高いので
結構やってくれる。

椋鳥の型

そもそもryその②
狙った敵に当てるのではなく、その周りにいる敵に当てるつもりで撃とう。
だいたい狙われた本人は周りの人のことなど考えず、回避する。
で、狙われてない人はそれを回避するのは結構ムズイ。
昔から諺で言われてるだろ?『正確な射撃だ。それ故回避しやすい』と。
へ?なら榴弾でいい?ごもっとも。

不死鳥の型-EX

そry
これもある偉人の諺で
『逃げる奴はボーダーだ!逃げない奴は訓練されたボーダーだ。』
とある。これを利用しない手はない。
こちらを自爆させようと突っ込んでくるブラストに、
『よく来たな、コングを奢ってやろう』
するのだ。先読み武器交換必須。運が悪いと自爆するが、自爆が怖い奴はコンry


最も強い流派とは最も自身に合う流派である。

レモラ流

基本となる流派。
ケリブ流に変えるかは求める射程で考えればよい。

ケリブ流

海鳥の型の使用を考えているならこの流派。
射程以外はどの流派よりも勝っていると思ってもよい。
武器変更が得意な術者との相性が良い。

ガレオス流

梟の型を極める流派。他の型は無視したほうが良い。
一点集中の流派なので武器変更の苦手な術者でも極めやすい。

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず

UADが当たらないと嘆く暇があったら、回避講座を読み相手を知ろう。

繰り返すが、UADの基本は闇討ちである。正面からでは回避するタイミングもわかりやすい。



最終更新:2014年08月25日 15:54