ヤーデ55 脚部

ヤーデ55

ⓒSEGA

重量 装甲 通常移動 高速移動 加速 重量耐性 積載猶予 チップ容量
1170 A+ (0.71) C+ (7.20m/s) D+ (21.30m/s) C+ (3.00秒) B+ (5900) 4730 2.2

路地頭「おまえ、なんでそんなに遅いんだよ足引っ張るな」
HG胴「俺たちといると本気出せない?なんだよ気に食わねぇ」
毛腕「ふん、せいぜいお仲間さんと遊んでな」

ヤーデ55脚「いいんだ、これで…」
ヤーデ頭、胴、腕「こちらにいらっしゃいましたか。さあ、行きましょう」
ヤーデ55脚「来たか…よし、出撃だ!」
フルヤーデ「ヤーデの力を!!思い知れッッ!!」


ヤーデ系統3段階目でようやくダッシュD+(地味に初のパラメーター)。装甲も他の例に漏れずA+を記録した。
しかし重量耐性はB+に戻ってしまい、相変わらず積載カツカツ。
正直、他の重量脚部にダッシュも積載も劣っているため非常に厳しい。乱IV脚、毛52脚どころか毛45脚にすら負けている。
積載は上半身装甲に直結する為、いくら脚部装甲が高くても全体装甲は下がりがちになってしまう。
歩行はCもあるので、格闘チップを使うなら使ってみてもいいんじゃない?


ここまでキメラ構成の話。
ここからフルセットのおはなし。

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          > ´          ミ、
        /              ミ、
        ノ  p ̄ヽ_         ミ、
     rヘ⌒   `ー ′          ミ、
    ニ{^                   ミ、
     〈、_   =三二_ー--         l
    ∠_     ー== 二_ー
   /   ¨ヾ、
  ノヘ      ヽ
この記事をご覧の皆様に、大切なお知らせがあります。
以前、ヤーデのセットボーナスがダッシュ0.9m/s上昇という情報が届いておりましたが
正確には他のブランドと同じ、ダッシュ0.6m/s上昇ということが判明致しました。
以前の記事はヤーデのSBが0.9m/sであることを前提とした内容であるため、現実の評価とは大きく異なることとなります。
間違った情報を白日の下に晒したことを深くお詫び申し上げます。
+ SB上昇量が0.9m/sと間違えられてた時の記事
しかし、フルセットとなると話は別である。
ヤーデのセットボーナスで上がるのはダッシュだが、こいつがどうもヤクシャより大きく上昇してるらしい。
その実力たるや、SB強化チップを付けることでなんと乱IV脚よりダッシュが高くなる!
乱IV 「なにぃ!」
毛52 「し、信じられん…」
HGG 「ふん、堅さでは負けねーし!」
それでいて歩行はCのままであるため機動がなめらか。格闘アクションとの相性も抜群!
だが積載の低さだけはどうしようもない。いくら上半身が軽めとはいえ重火に乗ると重量超過著しいだろう。

つまるところ、こいつはフルセット御用達な脚部である。まるでHG脚のようだ
ランドなんとかさんとは違う方向性で動けるデブとなるだろう。

さて、「たかが0.3m/sの違いじゃないかwww別になにもかわんねーよwww」と思う方もいるでしょう。
ところがどっこい、評価は全くの正反対にならざるをえなくなってしまう。
というのも、ダッシュD+の数値は20.25m/sだと判明していて、これにSB強化チップ込で21.45m/sになる訳であるが…
そう、「積載で大きく差をつけられている乱IV脚にダッシュで負けている」のだ!
これによりどういう事態が起こるかというと、
ボーダーA「以前はフルヤーデを使ってましたが、脚だけ乱IV脚に変えたら速くなった上により良い武器を積めました!」
ボーダーB「フルヤーデだと超過していまいち速さを実感できませんでしたが、毛52脚に変えたらあら不思議!以前よりとっても速くなりました!」
ボーダーC「フルヤーデだとロックオンやSP供給が不安でしたが、脚を変えることで装甲と速さを変えずにより性能の良い路地パーツを搭載できました!」
ボーダーD「フルヤーデを使っていましたが積載にちょっと余裕があったので超過覚悟で麗脚に変えたら、以前より速くなってウハウハです!」
ボーダーE「っていうかヤデ脚いらなくね~?やっぱり安心のベンno<大破>」
といった、ジャ○ネットもビックリな声ばかりになることは火を見るより明らかである。
というか乱IV脚ばかり話題になるが一番の問題は毛52脚の存在である。こいつはすごい堅い上に上半身カッチカチにできるから立場がない。
(以前の"上昇値0.9m/s"という情報下ならばダッシュが22.05m/sとなり、歩行の高さも考慮すれば積載のデメリットに十分見合う性能となっていた)

こうならない為には意地でも歩行に価値を見出すしかない。
幸いなことに現環境なら格闘チップという物があるし、なんとかならない事もない。
また、装甲の高さも無視するべきではない。
いくら脚の装甲が軽視されるとは言ってもA+もあれば平均装甲にしっかり差が出る。爆発耐性チップが付いてくると考えればなかなか悪くない。
え、チップも多いじゃないかって?こっちはSB強化チップが必要だから実質0.8スロなんだよ!あの弐脚より低いぞ!
だったらSB強化チップつけなきゃいいじゃんって?うん、それフルセットとしてどーよ?

結局、フルセット御用達な脚部である事は変わらず、動けるデブを目指していることは間違いないが
…もうちょっとなんとかならなかったんだろうか。っていうか今からSB上昇値0.9m/sにしても遅くない。牛マンはよ




歩く人 <・・・流石に言いすぎだろjk。 ここからちょっと55さん支援しますよ。


好意的に見てみよう

まずは特徴のおさらい。

メリット
  • 装甲A+。硬さが違いますよ
  • 歩行C。タックルの距離はC+で上限
  • ダッシュD+。セットボーナス強化+ダッシュIで乱IVに並ぶ程度

デメリット
  • ダッシュD+。セットボーナスがなければ只のD+である
  • 積載B+。重量もあって積載猶予は毛44と迅牙真の間

要するに、単体で使用したら積めない割に遅い機体にしかならない。フルセットで運用してこそのパーツである。
しかし、フルセットでは積載の関係から軽量重火並みの装備にしなければ超過してしまう。それなら乱IVキメラでいい、という話。
また、積載が余るようでは迅牙・真と雷花・麗の兄妹が立ちはだかる。

さて、それではどう扱えばいいのか。
セットボーナス強化は必須。よって、上半身は全てヤーデで固めよう。
すると猶予は1400から1650になる。この範囲で装備を施す事を考えた場合、支援兵装が丁度いい辺りに来るはずだ。
そして歩行Cはタックルとの相性がよい。支援とタックルの相性もよい。

つまるところアレだ、こいつはタックルorニーキック支援のためにあつらえた様な性能なのである。
ガンガン前に出てアウルで周囲確認、相手をタックルで吹っ飛ばして主武器でトドメ。
リムペVとユニットβを積むことも可能なので爆殺も遠距離再起もお手の物。
しかも全ての部位の装甲A-以上でダッシュCを実現できてしまう。弱いわけがない。

これまで重量機体でタックルを使う場合は、距離かダッシュ性能のどちらかを妥協する、あるいはホバー脚にする必要があった。
しかし、この機体ならそんな妥協は不要である。ぜひ一度、使ってみて欲しい。


歩く人 <勿論、強襲や軽量重火もできます。世のタックラーの皆様、いかがですか?


とか言ってたらver4.1でセットボーナス強化Ⅱが登場し、評価が一変。
SBⅡを付けた場合ダッシュはダッシュC以上C+未満の22.05m/sとなりライバルであるランドバルク対して差をつけた。
キメラのランドバルクⅣ、フルセットのヤーデ55と互いの立場をしっかりと持てるようになった。
ところがどっこい、よく周りを見渡すと迅牙・飛天という競合機種が存在した。
こちらはヤーデ55に対し積載猶予で20勝り、ダッシュ初速は22.50m/sとSBⅡ込みでもヤーデを上回る。
歩行では大幅に勝っているのだが、歩行は重視されないパラメータのためかチップでの上昇値が異様に良く、
なんとSBⅡ分の3スロットでヤーデ55の歩行速度(≒タックル距離上限より少し低い値)にほぼ並んでしまう。
流石に装甲は比べものにならないだけの差があり、被弾率が低い脚部装甲といえど無視できない値ではあるが……

とか言ってたらVer4.5で加速がCになり、またまた評価が一変。
最強の敵ランドバルクⅣ(加速D)、強敵ケーファー52(加速D+)そして目の上のたんこぶ迅牙・飛天(加速D+)とライバルたちに差をつけた。
加速を積極的に使うプレイスタイルにティンときた方々には一考の余地がある。


最終更新:2017年10月11日 20:23