ヤーデ55 頭部

ヤーデ55

ⓒSEGA

復興歴55年・・・謎の武装勢力『エイジェン』が活動を開始した年にリリースされたヤーデ第3形態。

その中身は、絶対に不可能とされてきた『装甲』と『射撃補正』の両立を果たした、偉大なる重量級頭部モデルであった!!!
更に、『装甲重量比』においても他の重量級モデルを上回り、装甲A頭部最軽量どころか同射撃補正を誇る、ランドバルクⅣ型よりも10軽い重量740を誇る。あれ?ヤーデ54より10重いだけ!?それでいて重量級では同率2位のBを誇り、驚異の精度を見せ付ける。
しかし、索敵がワースト2位のE+まで低下し、ロックオンも驚異のDとなっている。ちなみに、ロックオンも重量級ワースト2位。
相手がロック可、自分はロック不可という中途半端な距離になるとボーダー本来のAIMちからが露呈する。
ロックオンにAIMを依存していたせいで装甲差を全く生かせず相手の紫電にボコボコにされた、とかになるとさすがに切ない。
また敵凸とすれ違った時や前方に敵機が見えた時にロックも索敵も低いので味方に報告することが難しい。
敵に画面タッチする指AIM力やチャットの使用及びその意味の理解が必要になってくるだろう。
しかし、索敵・ロックオンは射撃補正と違い、プレイヤーの技量次第で補えるので、決してさしたる問題ではない。
また、チップ1.6は低めながらも、端数調整にはちょうどいい数値となっている。
現在頭部パーツのチップ量ワースト3位だが久我S頭がVer4.0でチップ増量するのでEVE頭に続きワースト2位となる。
なんかワースト2位ばっかやな…。
そしてVer.4.5においてDEF回復がD-になった。これは54、雷花・燕、グライフ66と同じ全パーツワースト1位の記録である。
ついにナンバーワンや!やったね!(血涙)
…と思ったらアイアンフォートのⅡ、Ⅳ型がDEF回復ワースト1位のE+を引っ提げて乗り込んできたのでDEF回復もワースト2位になった。えぇ…(困惑)
Ver.X現在今度はチップ数がワースト1位になった。もうこれ(なにがなんだか)わかんねぇな。
まあこっちのチップ数が落ちたのではなく旧ワースト1位のチップ数が上がったためであってこちらに実害はないのだが。

名ばかり中量級の筆頭モデルであるディスカス・ノヴァとは、重量30『こっちが』軽くて装甲2段階とロックオン4段階&デフ回2段階のトレードオフ。あれ?どっちが中量級だったっけ?
さらにチップ容量はあちらさんのが0.5高い。DEF回復も大きく差をつけられている。

結論から言おう。この頭部の開発コンセプトは前述した『装甲・射撃補正における高次の両立』、まさにこの1点を徹底している。
ニュード系主武器との相性は抜群。そもそもロックオンできないサーバル&アイビスBモードとは最高レベルの相性を誇る。
通常戦においても高精度が活きる遠距離射撃、重装甲が活きるインファイトを同時にこなせる頭は少ない。
弱点のロックオンについても前述の通り、プレイヤーの技量次第で克服できるため個人の感覚による部分も大きいし、気になるならまず体感してみるのも手。素材?聞こえんなぁ
瀕死の敵をロックしようとしたら後ろの別の敵機をロックしてしまい、結局撃破されてしまったなんて事故が起きにくい、というメリットにもなる。
「あれ、意外と何とかなるじゃん」ってこともあるだろうし、「どうにも無理」っていうならヤーデの前モデルやノヴァ等選択肢はある。
しかし、射撃補正はたとえ僅差であれど、CSの成功率にも多く影響しうる以上、まさに戦闘においては重量級どころか全頭部パーツ中トップクラスの適正と言っても差し支えないモデルである。

…ミサイルを積みたい?お前は何を言ってるんだ

この頭モデルを装備すれば、腕以外装甲Aランクのガッチガチの芋砂も開発可能。最高のDEF耐久A+で満タンであってもヴェスパHSで即死するのは変わらないので必要性は皆無だが・・・


2014年3月にジーシェン・シー頭が登場し、重量級最高の射撃補正はそちらに譲ることになった(当時)。ついでに重量級ロックのワースト記録も持って行ってくれたが。
あちらと比べ装甲1段階、ロックオン2段階と30の軽量化という面では勝っているが、射撃補正1段階、索敵は8段階、チップ0.8劣っている。
射撃補正に関しては誤差範囲内かもしれないが、ロックについても低いのがイヤならそもそもこちらも選択肢に入りづらいという点ではどっこい。
となると装甲1段階&30の重量と雲泥の差の索敵&チップ0.8のトレードとなる。あとビジュアル。光るかバケツか。
チップ0.8の差も決して無視出来ない。ここまで違うと1スロつくかつかないかにかかわってくるのは避けられないだろう。
索敵も基本死にステータスとか言われ低ロック頭でも敵機の報告のしやすさに大きく差が出てくる程度で済むとの評判だったが、新バージョンXロケテにて全ての機体に自機周辺の自動索敵機能追加を確認。
索敵ステータスはその広さにかかわってくるため今後むげにできなくなる可能性が高い。
…と思われていたがVerXZERO+現在、この自動索敵に関してはあまり話題にはなっていない様子。多分大多数が存在すら忘れてる

あとは装甲と重量差30で意義を見い出せるはずである。
…のだが、紫電やサヴァートはA以下からよろけだし、それ以外はAとA-で差がなかったり、あったとしてもその武器戦場で見なくね?だったり正直あまりここら辺は気にしなくてもよいかも。
これらがどちらを採用するかの判断基準となるか。それでもやっぱり頭部装甲が偉大過ぎたのか、デフ回2段階向こうのほうが高く設定された。

また装甲&射撃補正高めという特徴に対し、より先鋭化されたアイアンフォートが後に支給されている。
鉄初期型は頭部装甲を犠牲に射撃補正A-を達成、ロックやチップも向上しているためこちらも低い索敵性能以外隙のないパラメータに仕上がっている。
ここはやはり頭部の最重要パラの装甲で勝負か。射撃補正もBで必要十分な武器を使うとあれば十分活躍の場はあるはず。
鉄Ⅳ型はこちらと同様装甲Aを持ちながら索敵ロックチップ全て上を行く性能を持っている。射撃補正も2段階負け。
基礎性能ではかなわないがこちらが70も軽いのは確かな強み。チップ0.3負けは事実だが、重量耐性1チップ分以上の軽量化なのでむしろチップ0.7以上の勝ち…苦しい?
なに?鉄Ⅳ頭で重量ぴったりでアセン組めた?そうですか…
さらに似たような使い心地で索敵やDEF回復、チップ数を高めおまけにちょっと軽くなったスペクターMRGなんてのもいる。
重量級で射撃補正高めというだけでオンリーワンの長所だった過去と今とでは状況が異なる。自分のアセンややりたいことをよく考えた上でチョイスしよう。



最終更新:2018年08月01日 19:43