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牛マン巡回済


ブラスト・ランナー 機体メーカー

TSUMOIインダストリ(つもい-)

傑作シリーズ「クーガー」を手掛ける、ブラスト・ランナー開発の祖。社名は、社長の苗字「百千万億(つもい)」から。
他にはキメラ用パーツ取りシリーズ「エンフォーサー」をリリース。
頭は要らないよとか言わない。人参いらないよとも言わない。
最近では軽量級の「セイバー」も手掛けている。

型番はローマ数字を使用。
汎用性を旨としており、戦闘経験の浅いパイロットの使用率が高い。
「そりゃ初期パーツなんだから当然だろ……」「新人に支給してるマグメルと癒着してる」とか言うな。

元々は重工業分野で業績を伸ばしていたが、GRFの依頼でブラスト・ウォーカー<ミュール>を開発し、躍進。
「大汚染」後にはGRFからニュードドライブの供与を受けて史上初の戦闘用ブラスト・ランナーである「クーガー」を開発、業界の先駆けとなった。
……だけなら良かったのだが、GRFと専売契約を結んだ裏でEUSTに密輸を始めたからさあ大変。
GRF大勝利で終わるはずの戦争は盛大に泥沼化してしまったのであった。
しかもその後開き直って両陣営からの中立を宣言し、大っぴらに売り捌き始める始末。

また、ブラスト・ランナーのデファクトスタンダードを他社に先駆けて確定させるため、本来は競合相手でもあるAE社にエンジニアを派遣して、HGの開発設計に寄与するなど、積極的な技術提供を行うなどする代わりに、機密情報にアクセスする等、ある意味、ナクシャトラ以上の性質悪さを感じさせる所である。

開発機体の関係でネタにされがちではあるが、ガチで作中屈指の死の商人。
その後、欧州系の競合他社の参入でシェアが奪われ、売り上げは低迷。天誅である。

中量級の後継機「エンフォーサー」でもバランス型に拘り、ブラスト市場でのシェア奪回を目指す。
……筈だったが、肝心の頭パーツ、脚パーツで開発が迷走。
ハイバランス志向の「ツェーブラ41」の後塵を拝み続ける結果に。

何故か三番目のパーツを出し惜しみし、ボーダーを懊悩させていたが、「エンフォーサー」シリーズでついに三番目がリリースした。
エンフォーサーⅢ型で巻き返しを図るが、こちらはブースト特化設計で、バランス型とは言い難い代物である。あれぇ?
「実践的能力に注力した質実剛健主義」と解釈すればこのⅢ型の特化ぶりも分からなくもない……か?

後継機種のエンフォーサーでⅢ型が出た以上……と、ボーダーたちは半ば諦めつつもクーガーの新型を求め続けていた。
いい加減、10年も前の型落ちの後継機を所望するとは、全くボーダー達は無茶を言いおる……って実現しちゃったよ!
新兵お断り、素材も厳選、という高級機「クーガーS型」でシェア奪還を開始。
円Ⅲ脚の大出力ブースターは、当然のようにS型脚に引き継がれた。
すげぇ…エンフォーサーの開発迷走は、この為だったのか?

+ 「ボーダーブレイクヒストリカ」で明かされた話
社長が作ったクーガーI・IIの完成度が高すぎて、その発展形のクーガーIII型の開発計画が、片っ端から頓挫した。
多々あり、ゼロから再設計して、ようやく完成した後継機がS型。
S型とは社長の命名であり、S型開発の指揮を取った敷島仁の頭文字から「S」を取った。

中量級はS型で征服完了とでも思ったのか、エアバーストでは、突如、軽量機市場へ「セイバー」で殴りこみ。
シュライクとも夜叉とも違う独自軽量路線だが……肝心の開発コンセプトは「エリア移動特化型」というニッチ仕様。
だからって機動力を犠牲にしていいハズが無い。また開発が迷走している様に見えるのは俺だけか。
しかも…このセイバー型脚部は足音がE.D.G.系列よろしくかなり五月蠅い。ガショガショ。

唐突な軽量級リリースもやや不自然ではあり、実は中身はナクシャトラのOEMじゃないのか疑惑。

相変わらず「セイバー」シリーズでも三番目が出てこない。
早く何とかして下さい、特に脚、と言っていたら、ねんがんのダッシュAと重量耐性Dを引っ提げてⅡ型脚がリリース。スモイ!
しかし総合的な性能を見てみると…非常に微妙な立場に立たされている。脚だけに?
ブースト重視設計と言い、何だかエンフォーサーⅢ型の時と似た展開になっている気はしなくもない。

さらには、クーガーの生産ラインが足りないから、とクーガーのライセンス生産をやらせていた四条重工に、ブラスト技術を供与して迅牙シリーズの開発を助力。
結果、四条重工は迅牙・甲ですべての性能がC以上のハイバランス腕と中量脚最速のダッシュ速度を実現。
その技術を逆輸入したのか、同様のバランス腕と中量脚最速タイのダッシュ速度を有するクーガーの更なるハイエンドモデル「クーガーNX」をリリース。
装甲・機動力に加え、チップによる拡張性の両立まで果たしたNXは、ボーダー達に拍手を持って迎えられた。

どこまで行ってもネタ臭の付き纏う企業である。

ver.1.5マスターズガイドにて、インテリの設定キャラ「アスカ」のパパがここのブラスト技術者である事実が判明した。
『お義父さん…お嬢III(型の脚)を僕に下さいっ!』
+ ...

            \エンフォーさーん、ハァハァ/
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              ‐=≡   ∩ ∩
             ‐=≡   [  凸]
           ‐=≡_____/ /_
         ‐=≡  / .__   ゛ \   .∩
        ‐=≡  / /  /    /\ \//
       ‐=≡  ⊂_/  /    /  .\_/
         ‐=≡    /    /
          ‐=≡   |  _|__
           ‐=≡  \__ \
             ‐=≡ / / /
``)          ‐=≡  // /     ツモイヨー
`)⌒`)       ‐=≡ / | /     Σヽ(・U・ )ノ
 ;;;⌒`)      ‐=≡ / /レ         [4]
   ;;⌒`)⌒`)‐=≡ (   ̄)       ε=@
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
※TSUMOIインダストリー社史「八頭身のクーガーはツモイ」より引用

そして終に円シリーズ最終形であるエンフォーサーXをリリース。
クーガーが近接戦闘へシフトしたのに対し、高積載、良好な射撃性能、NXに次ぐ機動性で
NXに対し後方よりの万能機体をリリースしアセンでのシェアを広げつつある。

長らく空気だったセイバーにもVer4.0稼動1週間後にセイバーZXをリリースした。
その性能は今までのセイバーのイメージを180度転換させる高性能さで、
特に脚は長らく目の上のたんこぶだった役弐のシェアを半分以上食うことになった。

しかし、既存カテゴリの改良型が多く、セイバー以来新シリーズは登場しなかった。
とかいっていたら5周年記念として新シリーズの「スペクター」が登場。重量&ホバーの世界に遅ればせながら参入した。
性能はいつものごとく中量寄りになっている。

社長は百千万億一(つもい・はじめ)だが、ハンガーに籠もっていることの多いガチの天才技術者の為、実際に企業の長として辣腕を振るっているのは、妻にして専務の百千万億遥香。

BB稼働7周年記念で公開された機体市場シェアランキングでは19.6%で第三位に位置。
この堅実さは、さすが老舗の安定力と言うべきか。
正直Xシリーズが無かったら4位に落ちていた気もしなくもないけど。

エアロン・エアハート/Aeron Earhart

通称「AE社」。やぁ、これはアナハイム・エレクトロニクスと同じですねっ。
元々「エアロン」という社名だったが、超優秀な技術者への感謝の気持ちを形にするために、「エアハート」という部分をくっつけた。

拠点防衛を旨とする重量型「ヘヴィガード」シリーズの開発元であり、特化型ブラストという需要をいち早く掴んだ企業。
へヴィガードとは正反対の軽量型である第二弾「シュライク」シリーズも高い人気を誇る。

型番はローマ数字を使用。
軽量・重量という両極端を輩出していることから兵器開発ではかなり広い分野を手掛けていたものと思われていた……が、元々は建設重機分野だったとか。どちらにしろ凄い。

TSUMOIに続いてブラスト市場に参入した米国企業。
<ミュール>から遅れること2年、オリジナルのBW<ターマイト>を発売するもコスト面で劣り、受注は少数に留まってしまった。
BR市場にもTSUMOIを追って参入。特化型によって巻き返しを図り、見事に成功する。しかし、さらなる新規参入により最近はシェアが伸び悩んでいる様子。とはいえリリース時期が進むごとに必要コストがインフレしていってるため、入手のしやすさで定評があるか(インフレした分向こうが高性能とか言わない)。

多々あり、開発陣がろくろくいなくなった時期があり、エアバースト時代になっても、一向にAE製新型機はリリースされないまま、悠久の時を過ごした。
公式同人「コレハ、マダツカエル」でも、社長コメントに危機感がほとんど感じられなかった。あるぇー?

+ 2013年の公式同人誌「コレハ、マダツカエル2」で明かされた話
問題は、HGIVと修羅Vの脚部についている、デュアルブースター。
このブースター、HG開発チームも修羅開発チームも持て余し、HGIIとか、修羅III・修羅IVなんて失敗作を作るぐらい開発難航。
しかも、TUMOIの技術提供のしがらみが絡んで、両開発チームの確執が深まっているところに。
エアハートって女性技術者が、コンドルなんてブラストをほぼ単独で作って、しかもHGと修羅のデュアルブースター問題を解決しちゃったから、さぁ、大変。

HG・修羅の開発陣の心が折れた。次々と退社。
そもそも新型機開発は株主対策の一環であり、その上に組み立て過程でAEの機密にアクセス・書類を改ざん・物資を横領なんでもござれの結果として生まれたコンドルは軽蔑されていた。
そんな新型機担当からの助け舟、しかも敵視していたそれぞれの開発チームの技術を取り入れることでトラブルが解決したとあって、もうプライドはズタズタで耐えられなかったらしい。
またコンドル開発チームも、エアハートが行方不明になったことを機に退社した。エアハートも実機もテスト中に失われたことで、コンドル自体もお蔵入りとなった。

結果、開発陣が軒並みいなくなって、開発が滞った。

ヘヴィガードG型 脚部のページに「おそらく原因は腰のブースター」「Ⅳ脚の双発ブースターのほうが高出力なのは明らか」「何故こちらのブースターを採用したのだろう?」とあるが。

「採用しなかった」のではなく「採用できなかった」……?

なお、ベテランの設定キャラクター「ゴードン」の元・勤め先で、彼は新型機テストパイロットとして所属していた……が、HGと修羅の開発チームの仲の悪さにウンザリして、傭兵への道を歩みだす。ベテラン、テラカワイソス。
また、グラントさんがボーダーを辞める理由になった重傷を負ったのも、失敗作の修羅IVのテストパイロットを務めていた為だったり。

また社長が呑気だったのは、HG・修羅の量産が好調だった為、次機種開発陣がスカスカだったのに気づかなかったからじゃ…。

AEは倒れたままなのか!?
倒れてないよ! AEは今でも輝いてるよ!・・・たぶん建設重機分野で。

・・・と言われてたのも過去の昔、もう何も怖くない。

イクシードチップ導入と同時に、満を持してキャタピラ脚のBR「ランドバルク」をリリース。
重量耐性が高いのに脚が早く、おまけに機体パーツ自体の挙動も軽い……そんな、戦闘ボーダーにうってつけの機体として、メインストリートへ堂々の登場。
旧機体もチップ容量バッチリで拡張性が大幅アップ。

「ここから快進撃が始まるか」と思われる中、へヴィガードGとシュライクWを発売。

それでも勢いは止まらず、なんとズィーメックからホバー制御技術の提供を受け、軽量ホバー機に参入。
フォーミュラシリーズをリリースし、大躍進を遂げている今日である。

現CEOはエアロン三世。ベンノが大っ嫌い。

+ コンドルに関するその後
コンドルは実戦テスト中に謎の勢力からの襲撃を受け応戦、木っ端微塵にでもされたのか搭乗者のエアハートごと行方不明になっている。
その後コンドル開発チームは「エアハート博士が呼んでいる」と退社、完全に消息不明となった。
なお、拠点が近かったことからAEはベンノの妨害であると読んでおり、強烈なアンチベンノキャンペーンを展開。
ベンノ嫌いはここからか。なおこのキャンペーンが一説にはベンノの不調にも関係するとも言われる。

…が、襲撃を行ったブラストは「有角鬼面」の強襲、「纏った布から覗く剥き出しのフレーム」の重火。
しかもコンドルのフレームはこれとかそれにそっくりである。一体妨害したのは何シャトラなんだ…
またエアハート博士は「何人も居るかのように長期勤務し、作業が早く進んだ」「敵勢力のブラスト搭乗者が博士に瓜二つ」などの点から、
何人も居たのではないかという荒唐無稽な考察がなされている。いやー流石に何人も居たなんてそんなまさか…

…ところでナクシャトラと関係の噂されるエイジェンでは、クローン技術によって生み出された者が技術者となった28人の魔女が居るという。
加齢による差こそあれ、クローンだけあって顔つきは驚くほど似ているされ、つまりエアハートはうわなにをするやめr

「社則に反するため、お応えできません」

+ AE社怒りの『原点回帰』
ベンノやナクシャトラに辛酸を舐めさせられる日々が続くAE社だったが、
CEOであるエアロン三世総指揮のもと、『ベンノ打倒』を掲げ、
「次世代型ヘヴィガード」をコンセプトに新型重量級ブラストランナーの開発に乗り出す。
が、「重装甲では機体の挙動が遅くなる」という問題にまたもや直面するも、
「重装甲のブラストは戦場での生存時間が長くなる」という面に着目し、
『多方面において持続力を向上させた機体』としてブースター、SP供給、予備弾倉を高める事に成功。
開発は順調に思えたが、やはり「瞬発力の無さ」という欠点はどうしても克服できず、
考慮の末、「加速力に特化させて瞬発力の無さを補う」ことで問題解決を図り、
大口径新型デュアルブースターの開発に成功。

こうして生まれたのがエアロン・エアハート社の意地と執念の大作「アイアンフォート」である。

尚、アイアンフォートの情報は15年12月の時点であったのだが、
支給が16年4月とかなり遅かったためか、一部熱狂的な重量級スキーたちの活躍も相まって
「アイアンフォート」が一時ツイッターのトレンド入りした事もある。

7周年記念の一環で公表されたブラスト市場シェアランキングは20.1%と惜しくもベンノの後塵を拝む二位という結果。
とはいえ1位のベンノから3位のTSUMOIまでは、ほぼ並んだ団子状態。
今後のリリース機体によっては、トップに輝く事も充分ありえるだろう。

ベンノ/BENNO

「ツェーブラ」「ケーファー」シリーズを抱えるザクセン連邦の企業。
ドイツ語のブランド名、曲面装甲を多用した丸っこいフォルム、設計年にちなむ型番が特徴的。
型番の二桁の数字はゲーム中のブラストの開発された年代(復興暦、R.E.38年~)からきている。
ん?って事はガルム68リリース時点で作中では30年経過している?
フィオナサマハ キョウモカワラズ オウツクシイデスネ

バランスを維持しつつ、SP供給や射撃精度といった後方支援的な能力にも目を向けており、上記二企業とは独自路線を歩む。
一部パーツはクーガーやエンフォーサーを食うほどバランスに定評がある。
が、逆に尖ったパーツは扱いに悩むほど特化している。
TSUMOI-indが質実剛健主義ならこちらは豪華全点主義といったところだろうか。

TSUMOIやAE社が重工業分野からブラスト業界に参入したのとは異なり、ベンノ社はもともと老舗の兵器メーカーである。
弾道制御を得意としていたこともあり、その辺で上記2社とはブラスト設計の考え方に違いがあるのだろう。

お嬢様タイプの設定キャラクター「シェスティン」の親の勤め先で、彼女はそのコネで試作機を乗り回していたらしい。
そういえば、杖の正式配信前に「杖を見た」という目撃情報が旧ブロア市街地から挙がっていたが、彼女の仕業だったんだろうか。

最近機体シェアをツモイとナクシャトラに奪われ気味。
特にツェーブラは41頭以外ほぼ駆逐されてしまった感がある。時の流れは残酷じゃのう、あんちゃん。

公式同人によると、ズィーメック、DAAIと、大出力浮遊機構「VIFOS」搭載兵器「ワフトローダー」開発に参加。
更にVIFOSを他社に先駆けてブラストに転用し、2脚フロート「ネレイド」をリリースして、特殊機体への特化を目指した。
だが、技術力自慢に偏ったせいか、ネレイドが大コケ。経営が傾き気味らしい。かつての栄光は何処に・・・。

だが、さらに時が流れ満を持して杖48Cを発表。
ベンノ復活か! とファン喝采の中でリリースされたが、色々大変な裏事情が見え隠れする性能群だった。
特に脚は、ブースターがナクシャのディスプロトの物。アルェ。
B.U.Z.の件といい、ナクシャと結託しているのか、それとも乗っ取られかかっているのか…。
ブースターの新規開発には大金が要るので購入したのが実情らしい。そこまで台所事情が厳しいとは…
(多分)最新鋭機体のケーファー52とネレイドRTを携え反逆を開始したベンノの明日はどっちだ!!!
RTは脚部以外死産に終わったが、52はしぶとく生き残っていけそうだ、他の企業が手出ししなければな!

そういってるうちにまた新ブラスト「ヤーデ」を開発やで!!
新しい重量級…と思いきや、脚部以外は中量級(笑)のディスカスプロト・ノヴァ以上に中量級よりの性能といえる。特に55
また、機体のフォルムはどちらかというとAEっぽいが、ヤーデの名の通りヒスイ色に光る発光部分が最大の特徴である。

狙撃に強い汎用機体の先駆けとなったり、前述の発光や浮遊機体のような新技術を自慢する機体を最初に生み出すなど、基礎研究に強い企業と思われる。
今度はどのような面白技術を生み出すのだろうか。

Ver3.5稼働から一ヶ月後、設定担当者による書き下ろしの公式設定として、元Pの下田氏によって悲しい事実が明らかにされた。
ヤーデの光る装甲はナクシャトラ社が提供したニュード・フィクセーション(NF技術)で生成されたニュード結晶であり、ベンノ独自の技術ではなかったのだ。

他社と共同開発したホバー技術はナクシャトラに流出。
待望のツェーブラ4段目はナクシャトラ製ブースターを搭載。
ヤーデを開発する為にナクシャトラと提携までして新技術の提供を受けたベンノの未来は…
↑ここまでVer3.5までのお話
Ver4.0でベンノ社製初代ブラストツェーブラを半ナクシャトラヤーデの技術で軽量化、軽量機を軒並み抹殺する性能にして再リリースした。
これにより、胴は48Cが役弐胴と似た性能・重量でより装甲を持つ形、39が円1胴より軽くてブーストもある形となり万能パーツに成長。
38胴は修羅V胴より軽い装甲C胴というミラクルを成し遂げた。
頭部パーツも中量・軽量パーツを軒並み食ってしまうレベルに軽量化。
装甲の低さによりヤクシャ、E.D.G、B.U.Zは悲しみを背負うこととなった。
つまり、ナクシャトラは自らが渡した技術で自社のパーツが食われるということになった。仕方ないね。

+ しかし実際のところはこんな話でした※ヒストリカ2のネタバレ注意
エースボーダーであるシェスティンがエイジェンのエース教育に協力、ジーナが完成したボーナスとしてツェーブラとネレイドが贈られる。
内部にはアルタードニュードフレームが使用されており、軽量化されたり重量耐性が上がったりで驚愕の性能であった。
それをベンノ社CTOの父であるゲオルグにプレゼント。解析してニュードフレーム技術を実現し、軽量化に成功。ベンノは市場での巻き返しに成功したのだった。
どうもエイジェンも一枚岩ではないようで、ジーナの教育係でありナクシャトラの中核と目される魔女たちは、処分されないように技術開発を始めたらしい。
従ってはいるものの、憤懣遣る方無い思いを抱いているようだ。各種の技術提供にはエイジェンへの意趣返しの意が含まれていたりするのかもしれない。

その後立て続けに(ゲーム内の歴史でも実際でも)「グライフ」「ガルム」をリリース。
どちらも長距離移動に特化した性能に仕上がっているため既存のブラストと合わせてベンノはどうやら長距離移動特化型のブラスト専門のメーカーになるのかもしれない。ヤーデVMT?知らない子ですね
あるいは新技術によく飛びつくベンノ社の性質がようやく実を結んだとも言える。

なお7周年記念の一環でブラストメーカー市場シェアが21.5%と堂々の一位となっていた事が公表された。
一時期のネタっぷりはどこへやら。正に古参の名門の復活にふさわしい結果となった。杖とネレイドの割合はどーなんだって話は聞くな
やったね!お嬢!

+ 小説『嘆きの獅子と眠れる花嫁』巻末設定資料にて明かされた設定
初のホバー型脚部ブラストとしてリリースした「ネレイド」は超高額な研究開発費用に見合う売り上げにならず、
大打撃を受けたベンノは次世代機を開発する体力を失い長い停滞期間に陥ってしまう。
ナクシャトラからの提携提案はそういう時期だったらしく、
これを受け入れた事で手に入れた新型装甲を備えた「ヤーデ」シリーズ投入や、
「ツェーブラ」シリーズの画期的な軽量化、更に第三世代型ブラストランナー(「グライフ」、「ガルム」)
のいち早い戦線投入によって新たな時代を築き始めているようだ。

その「ガルム」開発秘話としてこんな話がある。
「グライフ」の成功を受けたベンノ上層部は兼ねてより計画していた
”一機で戦局を覆す高出力型軽量機”の開発に着手すべくナクシャトラからの技術提供を期待するのだが、
「イヤ。無理」「NOッ!」「ウニダヨー」「無理を言うな」とNG連打ばりにナクシャトラからは拒否されてしまう。
ナクシャトラには素直に従うしかない上層部に、元々ナクシャトラとの提携を快く思っていない技術者たちはマジギレ。
更には四条重工がリリースした「月影・烈風」の超性能を目の当たりにし、計画中の高出力軽量機ではこれを超えられないと判断。
勝手に路線変更し、「グライフ」の技術を元にした”長距離移動に長けた軽量機”というコンセプトで開発を進めてしまう。
この技術者たちの勝手な行いから上層部との対立が激化、一時は内部分裂寸前まで揉めに揉めるが、
「最高技術責任者であるゲオルク・ヴァイルの開発承認と全ての責任を負う」という制約の元、ようやく正式に開発開始され、
”高速度を保ったまま長距離移動が可能な軽量機”「ガルム」がリリースされるに至った。
+ 「ガルム」リリース後、しばらくして
パーツ別のシェアで長年トップだったナクシャトラのヤクシャ・弐脚を遂に蹴り落とし
ガルム67脚がトップとなった。
この事実に技術者たちと最高技術責任者は大喜び。勢いに乗ったまま社内の親ナクシャ一派を放逐し、
業務提携を解消するという行動に出た。
これが吉と出るか凶と出るかは未だ不明だが、ナクシャトラのベンノ向けパーツ工場(ヤーデシリーズの部品らしい)が稼働を停止し、
今度はまったく別のパーツを作り出したらしい事が判明している。
え、ヤーデシリーズ販売・生産停止とかなったりしないよね???
表向きの業務提携理由が「もう教わる技術も特にないし、逆に技術奪われるのがヤダ」
ってカンジではあるので、独自で作れるようになったのかもしれない。
また、CISフレーム関連技術をライセンスアウトし(恐らくそれで作られたのがカノンブレード系統)、利益を得ているらしく
一応、今のところ経営は順調らしい。

尚、これらの情報はGRFのスパイによって明らかになったのだが、
彼ら曰く「このベンノ本社内のセキュリティは緩すぎだと言わざるを得ない」んだとか。
彼らのレポートによると、当初の高出力型軽量機はNF技術をふんだんに盛り込んだものであったそうである。
当初の計画通りのものだったら、全身緑色に光る軽量機が爆誕していた事だろう。
まるでどこかのゲーム会社みたいな波乱万丈ぶりですねぇ(すっとぼけ)

ナクシャトラ/Nakshatra

「E.D.G.」「ヤクシャ(夜叉)」「ディスカス」「B.U.Z.」シリーズの開発元。
ブラスト開発以前は、作業用ブラストのOSやAIの開発に携わってきた。
型番はギリシア文字などブランドによってバラバラ。
一応の共通点として、ブランド名と型番の間に他社にはない「-」や「・」の文字が入っている。
形状や機能に特徴的なものが目立つ。
性能に関してはいわいる「エース専用型」ばかり。具体的には装甲は最悪だがそれ以外の機能はダントツ。
偉い人は言いました。『当たらなければどうと言うことは無い』と。でも、腕脚は被弾率が低いからまだしも、頭胴だけは機能重視と言えど、工学の定石として重要なのはバランスなんですよ・・・。
一応、ディスカスは中量ながら装甲を重視したハイバランスなブランドではあるが、逆に言えば硬いのは同ブランドだけ。いくらなんでも他の機体との脈絡が無さ過ぎである。
フォルムはアヴァンギャルドそのもの。イケメン機体っぽいのもあれば爆裂変態ロボのパーツにもなる。
どこぞの如月重工やYZR博士あたりとナカーマ的な雰囲気が漂いつつある。

まあそれはネタとしても、怪しい
創業から異常な短期間……いきなりハードウェア部門に進出、しかも僅か7年で完全自社製の戦闘用ブラストを開発する技術力は何処から来たのだろうか?

AE社の新型ブラストの計画頓挫とE.D.G.のリリース時期が近いため、技術者の引き抜きをかけたのはここともっぱらの噂。
更に後続リリースのヤクシャシリーズの脚や腕にエンフォーサーの香りがするため、TSUMOI-indの影響も考えられる等、
さまざまな方面で我らが傭兵の危険察知センサーに土足で踏み込んでくれます。怪しすぎる
まあ、作業用であるがOSと言う基幹部に携わってるだけあって、古くからのメーカーとの技術コネクションも持っているはず。
実際、ハード部門だが武器メーカーの四条重工がTUMOIと、ワフトローダー開発でベンノと一緒だったZe-MECHもブラスト開発に乗り出している。

なお、創業7年でE.D.G.をリリースしているが、コンドルの妨害騒動の時点で後のヤクシャやディスカスともとれる特徴を有する機体が確認されている。
つまり技術者が引き抜かれるかどうかに関係なく、既に二機種のブラストが実戦可能な稼動状態にあったことになる。
おいどうなってんだ、開発速度が速いってレベルじゃねーぞ!技術レベルがおかしいだろ!

エアバーストでは、ディスカスという機体をリリース……え? この機体、ナクシャトラ製なの?BENNO製じゃなくて?
それにしてもダートとノヴァのブースター、修羅V・HGIVに採用されてるAE製双発ブースターじゃないの?
更にダートの頭部。ガラスバイザーにモノアイって…修羅Ⅰ頭そっくりじゃないの?
というか、ギリシャ文字に漢字に英単語って、型番表記てんでバラバラだよね?
それにデザインもカクカク・ヒロイック・丸々で『アヴァンギャルド』以外に共通点あんまりないよね?
怪しいにも程がある
そもそもプロトと名の付くものを堂々と市場に出すその度胸もおかしい(ノヴァとの関連なのかもしれないが)。

Ver.2.0登場のディスカスが先に最終型(ノヴァ)をリリースしてなお沈黙を続けていたヤクシャシリーズが
ついに沈黙を破り、最終型のヤクシャ・弐をリリース。
しかもクーガーS型をリリースした時のTSUMOIと同じく、イベントバトルで大々的に試乗会を実施することに。
ナクシャトラの本格的な侵攻が始まった…と思いきや、一部で危惧されていたが製品版の同時支給開始はされず、
今回のイベントバトルが本当の意味で全国オンラインロケテ「試験稼動」だった事が明らかに。
汚いなさすがナクシャトラ&SEGAきたない。

しかしバランス調整が十分かと思ったのかイベントバトル終了の翌週日曜についに製品版が解禁。
ダッシュA+を守っていたシュライクさんがお通夜状態に。結果、完全機動性重視なプレイヤーを除いてシェアを奪いつつある。
Ver2.7で修正が入ったものの、セットボーナスチップでの最速復帰が約束されている状態である。

おまけに、ホバー機のB.U.Z.を「なんだかんだと一揉めがあったものの」リリース。
ベンノやZe-mechが持っているホバーの技術をどうやって得たのかという点でも、技術リークの疑惑が持たれている。

公式同人発売を記念した各社コメントでも、ナクシャトラだけは「社則に反する為」、広報担当ですらコメントを寄せていない。
もちろん、杖48Cにディスカス・プロトのブースターを供与している件も、社則を盾に黙秘。
広報担当に広報させない社則って、どういうことだってばよ。

Ver3.0において、とうとうその怪しさまみれの姿の片鱗が露わになった。
謎の武装集団「エイジェン」。彼らは各企業から販売されているBRの数倍、リーダー格に至っては十倍近い耐久力に
フル修羅すらも真似できない高機動性をもつオーパーツじみた機体で襲いかかってくるが、その外見が…
中身 BR(エース機以外は「それっぽい」の域を出ないが) ←の製造メーカー
強襲(剣)タイプ アスラ(頭)
ヤクシャ(他)
ナクシャトラ
強襲(爪)タイプ アスラ ナクシャトラ
重火タイプ ディスカス ナクシャトラ
遊撃タイプ(旧狙撃タイプ) E.D.G. ナクシャトラ
支援タイプ B.U.Z. ナクシャトラ
特殊強化機兵 ヤクシャ ナクシャトラ
ゼラ ヤクシャ(ヤクシャ零 Z-SPEC) ナクシャトラ
ジーナ B.U.Z.(B.U.Z.-スティグマ Z-SPECII) ナクシャトラ
アドリシュタ ヤマ(ヤマ試作型 E-SPEC) ナクシャトラ
イフリット アスラ ナクシャトラ
ディオナ Z.t.(Z.t.-t.0) ナクシャトラ


おい、どういうことだよナクシャトラァァァァァ!!

広報「社則により、ノーコメントです」

ちなみに2017.6.11に行われたイベントのエピソードでは「ナクシャトラの技術の粋を結集させて作り上げられた新型機」を極秘裏に試験投入する、という文章から始まっている。

なお、ナクシャトラとは、インド神話に登場する女性のこと。もしくはインド占星術で使われる27もしくは28の星宿のこと。
北欧系という出自ともミスマッチで、やはり怪しい

2013.5.7にベンノからリリースされたヤーデ
特徴であるオーパーツじみた発光する装甲は当初出所不明だったが、後にナクシャトラの技術提供であったことが判明。
うん、みんなしってた

2013.07.01にアスラシリーズをリリース。
ずっとヤクシャの新型と思われていたエイジェン強化機兵の強襲型がコイツであることが判明。
最低の装甲や積載の代わりに射撃補正、武器変更、ダッシュの項目においてSクラスの性能を達成しているぶっ飛んだパーツが並ぶ。
頭部だけはユニオンバトル当初からいたのでおそらく設計自体はだいぶ前からあったのだろう。
腕パーツはかなりオリジナリティあふれる機構だが、雷花の脚部に使われていたラッシングホイール採用だったり、参の顔が修羅Wに似てたり…。

AE「参脚のブースタのカバー外して見せてみろ、あぁん?!」
広報「社則によr(ry

+ 社則に反しないので広報した珍しい一例
「社則に反する為、お答えできません」
様々な疑惑疑問を、この一言で片づけてきたナクシャトラだが実は数少ないものの広報活動を行った事がある。
それはディスカス・エヴォルとE.D.G.θをリリース前に放映されたBB.TV Vol.27だ。
これにはナクシャトラ社開発技術統括本部長 N-RD47なる人物が登場。たぶんSEGAの社員さん
わざわざBB.TVを電波ジャックして新機体の宣伝を行うという離れ業をやってのけた。
この時フィオナ様から凄まじい殺気のような物が出ていたと一部で目撃されたようだが絶対に口に出してはいけない

まあ結局広報担当の人間が広報活動をしていないのは相変わらずなのだが・・・。

+ そして
リリースから長年パーツ別シェアでトップを独占していた「ヤクシャ・弐脚部」が「ガルム67脚部」によってその座を追われる事に。
調子に乗ったベンノからの業務提携解消もあってか、再びトップの座に返り咲くために
「半ば公然の秘密」であった「件の機体」のリリースに踏み切った。
そう、ヤクシャ・零である。勿論、『アレ』をそのままリリースせずに一般向けにダウングレードしたものであるが。
ダウングレードした結果、「なんだこの微妙な性能は」という声がちらほらあるが気にしてはいけない
Ver.3から存在しているロートル機だからね、仕方ないね
尚、ベンノとの業務提携解消に伴い、それまでベンノ向けのNF技術関連パーツ(ヤーデシリーズのもの)を作っていた工場が、
このヤクシャ・零用部品工場に様変わりしたらしい。

また件の機体のリリースに関しては今まで搭乗者であったらしい人物の音声データも流出している。
当初は反対している様子だったが、フリップを持った人物のプレゼンを受け考えを改めたようである。
ボダブレでフリップなんて持ち出す人物といえば誰かいたっけ?と思いきや一人いましたね・・・。
赤いクーガー仮面とがっつリークでお馴染みのあの人が。
公式ボダオフの画像に入り込んでるし、まさかやる気なんじゃ・・・
→実際にやってくれました。
だが、ヤクシャ・零のスペックはある程度判明していた為に反応が薄く、
アレックスが設計したという「4セル、2プラント」という渓谷並かそれ以下の狭さになった
スカッドバトルフィールドのほうが驚かれた。だから皆でコア凸しようぜ!


怪しいけど強いパーツを作り出す事で、一定の存在感を保っていたナクシャトラだが
2013年のアスラのリリース以降は、長らく新ブランドをリリースしておらず
アスラ以降の三年の間に出された機体はヤクシャ・零やディスカス・エヴォル等、現在リリース中の機体の発展系のみであった。

それでもなお一定の支持を得ていたものの、他社も遂にナクシャトラに追随できる技術を身に着けてしまった為か
稼働7周年記念で公開された機体市場シェアランキングでは18.3%で4位の位置。

続々新機体がデビューする中でこの位置は大健闘とも言えるが、提携先のベンノがよりにもよってシェア1位という結果はまさに栄枯盛衰…。
その状況をナクシャトラが憂いたかは不明だが、遂に2016年12月に中重量級の新ブランド『ヤマ』シリーズをリリース。
果たしてナクシャトラは下剋上を果たす事が出来るのか?

四条重工

日本の財閥「四条グループ」の主要部門。
「四条の子は、1人で立てるようになったら、帝王学の修行が始まる」というぐらいのガチ名門。
本社の場所は日本の浪速特市と呼ばれる箇所。ここにはマグメルの極東本社もあるのでご近所付き合いもあるのかもしれない。
小説『嘆きの獅子と眠れる花嫁』においては不敵タイプことユーリが四条重工本社を警備している時点から話が始まる。

元々は宇宙開発を得意として、エイオースの設計・施行だの、ロケットや人工衛星の打ち上げだのを担っていたが。
エイオース爆発事故で、宇宙はデブリに覆われ、人類は宇宙開発が出来なくなってしまい、この分野の仕事は大幅縮小。
とはいえ、サテライトバンカーは、ここの仕事。

またスクランブル武から追加された戦場『極地観測所セクター9』の元所有者でもある。現在は所有権はEUSTに移ったとのこと。
宇宙開発は縮小を余儀なくされたがロケット打ち上げを現在も行っているあたり、まだ完全に打ち切った訳ではないということだろう。
ただ所有権がEUSTに移ってからも、セクター9で何らかの技術の極秘研究を行っていたらしい。
詳細は不明だが、この技術を狙って武装組織エイジェンが巨大兵器を率いて侵攻をするほどのもの。
エイジェンの人間火山『イフリット』は、侵攻の合間に奪取に成功。おそらくその技術は現在エイジェンの元にあると思われる。

ニュード採掘プラントの設計・施行もやってたが、TSUMOIがクーガーの生産ラインが足りないというのを受けて、新規事業としてクーガーのライセンス生産を引き受ける。

片手間で、ブラスト用火器も生産。
代表的な製品は38式狙撃銃シリーズ。
現実の実銃にも旧日本軍に「三八式歩兵銃」があり、精度の高いものは改造して「三八式改狙撃銃」としていた。
なるほど、日本に縁の深いネーミングのようだ。
火器メーカーとだけあって重火力武器とも縁があるという。
炸薬狙撃銃系統もここの製作。4段目以降のネーミングは代行が行ったらしい。

更に、ブラストランナーの自社開発も……と、クーガーの改良機を作ってみるが、ことごとく失敗。
まぁ、TSUMOI自身がS型の完成まで迷走してるしな。

その後、TSUMOIの支援もあって、低コストと高メンテナンス性を目指した次世代量産ブラスト「迅牙」シリーズをリリースする。
次世代量産ブラストのくせに要求素材が鬼畜だけどな

社長代行は、次世代の四条グループの総裁に最も近い女性であり、美人さんの四条旭。「真」紹介の際には、ニュード硬化症で入院中の社長に代わってBBブログに出張した。
なお、ある動画投稿者が「雰囲気からして確実にガチレズ」と誹謗中傷しているが、良い子のみんなはスルーしましょう。

ガチレズ疑惑との関係は不明だが、Ver3.0ユニオンでは掟破りの寄せて上げるレディシルエットBR「雷花」をリリース。
萌え文化の最前線を突っ走る日本の企業から、初の女型BRが出るというのも中々納得のいく話ではある。
元々の発案は、社長らしいよ? 「コクピットを座席じゃなくて、バイクに跨るような形にしたら操作性あがるんじゃね?」って話で、胸部が前に飛び出た。
いいけど、操作の互換性が、なくなりますがな…。
また、マウンターも独自企画だったりする。武器作ってるからその辺のノウハウは元々あったのだろう。
大破した後、残骸が既存のマウンターに一瞬で変形する超技術の持ち主でもある

ちなみに、四条から出されている武器やブラストの名前は今まで甲や改等、比較的シンプルだったのだが、ある時期を境に突然絶火や飛天など、若干中二っぽい名前になる。
四条旭が社長代行に任命された時期と同時期からこのような命名規則に変更されたので、彼女のネーミングセンスによる物と思われる。

奇抜な外観が目を引くが、性能もツボを押さえたハイバランス志向。実用性重視の「迅牙」開発企業らしいスタンスである。
しかし「迅牙」はTSUMOIの技術供与で開発できた筈だが、たった1機種の開発経験で独自開発が可能になるものだろうか。
AEとナクシャトラの絡みを見るに、ひょっとしてTSUMOIの技術が流出してるんじゃ…大丈夫なのかTSUMOIィ! そこの敷島って奴、放置しといていいのか?!

Ver4.0稼動と同時に初の軽量機「月影」をリリース。
外見は雷花に少し似ているが、そこまで女性的な感じはしない。
と思ったら開発コンセプトは「攻撃的女子力」だった。まじで社長代行レズなんじゃね?
性能は重量の割に硬いというどこかで見たようなコンセプトに沿って開発されている。

余談だが月影はVer4.0のOPを飾る主役機体となっているが
操作可能機体が単独で出演している唯一のOPだったりする。後半で出るジーナのB.U.Zは言うまでもなく操作不可能な敵専用。
Ver1.0から登場しているクーガーを差し置いてこの破格の待遇っぷり。俺のギャラは…破格だ

この待遇の良さが原因かは不明だが、後に発表された月影・烈風シリーズはエースボーダー決定戦という場所で大々的に発表され
機体の性能はボーダー達に良い意味で多くの驚きを与えた。
更にゲーム内でもベンノがガルムシリーズを産み出す遠回しな要因になっていたり、後半の通り名自体に月影があったりと色々と恵まれている子。

かつては38式狙撃銃を作っているメーカーとしか言われていなかったが、Verが進むにつれてグングン存在感を増してきている稀有なメーカーである。

稼働7周年記念で公開された機体市場シェアランキングでは11.7%で5位。4位のナクシャトラに大差を付けられてしまった。
月影・烈風シリーズなど一世を風靡したパーツを産み出したものの
初期からの御三家やベンノといった老舗のブランドやナクシャトラの壁は非常に厚かったと言わざるをえない。

とは言え、烈風腕部のように全ての兵装で採用率一位をとる程の高い技術力に翳りは見えない。
今後の活躍次第では十分トレンドとなる事も出来るだろう。
だからはやく雷花に続く女性型のブラストを出すんだよ、おうあくしろよ


ズィーメック

南米の兵器メーカー。
ワフトローダーの開発を担当(ちなみにDAAIとベンノとの共同開発)。スペルはZe-MECH。
誰がどう見ても、いわゆるホバークラフトの原理で浮いてないワフトローダーを、謎動力「VIFOS」で飛ばしている。
ホープサイド市街地はここの企業城下町らしい。


ワフトローダーで培った重装甲+VIFOSを、重装甲ホバー機の「ロージー」シリーズに叩き込んで、ブラストメーカーとして名乗りを挙げる。
同時期発表の迅牙より少し遅れたが、ついにリリースとなった。
広大なアマゾン川流域を戦場とするためにホバーを装備し、ジャングルに潜むゲリラからの奇襲に対応すべく重装甲をまとっている。

重火力のチェーンソー系統もズィーメック製。密林を切り裂きながら進軍するための装備だが、アマゾンの常識は通用しなかったらしく戦場の木は切れない。

そして更に三段階目の「ロージーLM」も、迅牙・真の後に続いて登場。
BBブログに宣伝ゲストとして来た日本支部の広報の人曰く、圧倒的な硬さを維持しつつ、全体の機動性を上げるには苦労したとの事。
広報の人はクラちゃんに「地味」だの「無理してる」だの言われてるけど仕方ないね。

ちなみに蒼穹のファフナーの制作会社とマツダスタジアムに広告を
出している企業はジーベック・・・この会社とは名前は似てるが無関係。

[悪] 「『Ze-MECH』…ゼーメチ、か。面白いブラストを出してきたな。」
(・[x]・) 「……」
(´髭`) 「スルーしろ。それが優しさだ。」
+ ズィーメック近況
ロージーEVEをリリースしたのもつかの間(?)、拠点であるホープサイド市街地が「ニュード大噴出」(ニュード・ブロウアウト。
スクランブルバトル開催のきっかけになった現象で、地下からニュードがいっぱい出てくる)に見舞われてしまい、
今現在新型機を開発・リリースする余裕がないらしい。
ワフトローダーやロージーシリーズの支給・配備は行われているので、生産ラインは無事なようだが……。

最近ではホープサイド市街地にエイジェンが侵攻してくる始末。ブラストランナーメーカーで唯一拠点となる地域が
ニュード・ブロウアウトとエイジェンの襲撃という二大災害の損害を被るという不名誉なオンリーワンの称号を得てしまった。


稼働7周年記念で発表された市場シェアでは3.4%で残念ながら最下位。
まあ出しているブラストはロージーのみなので、それ一つだけという事を考えるとそれなりにシェアは取れていると言える…はず。

ただ最近は先のエイジェンによるホープサイド侵攻とニュード・ブロウアウトに合わせて
エイジェンが再度何らかの技術を探して、ホープサイド市街地にイフリットを投入してくるなど
もう踏んだり蹴ったりの追い打ちに、更に蜂に刺されたような災難の連続である…。ズィーメックが何をしたというのか。
しかもエイジェンの目当ての技術自体は四条重工の管理するセクター9にあったらしいというオチまでつく有様。

…頑張れ、ズィーメック。

甲龍電駆公司

中国の作業用ブラストウォーカーメーカー。
転じて、重量級にも関らず、装甲よりも性能を重視したジーシェンにてブラストランナー業界にも参入。
装甲をそこそこに内部性能を重視する設計思想により、同クラスの重量カテゴリでは重め、装甲は並みであるかわりに取り回しがいいパーツがラインナップされる。
それなりにウケが良かったため後に4段階目・パイロンがリリース。やっぱりバランス型。

4.5Bのばーうpに合わせて新機体、ザオレンをリリース。
なんと動力パイプ(ニュード供給パイプ)を機体表面に露出させて内部設計に余裕をもたせたとかいう某戦車ゲープレイヤーを恐怖に陥れる設計理論(ちなみに他のロボ物だと「MS史に残る名機」ことMS-06 ザクⅡが同じ手法で性能アップを果たしている)だがそれでも装甲は中量級クラスを維持してなかなかみっちり詰まったバランス型中量級をリリース。
こっちもそれなりに好評だった為、2016年のお年玉として4段階目・ダジアンが登場。取るのが面倒なターレットスキル金、そしてレア7素材複数を要求するだけの性能はありそう。

また、他企業と比べると次世代型と称される第四段階目のブラストのリリースが(現実時間で計算すると)何故か妙に早い。
ジーシェンは2014年3月にリリースされ、翌年の1月に四段階目のパイロンがリリースされている。期間にして10ヶ月である。
ザオレンに至っては2015年の6月にリリースされているのに対して、ダジアンのリリースは2016年の1月と、期間にして6ヶ月である。
クーガーやツェーブラといったVer2.7以前からあるBRと比べるのはともかく、Ver2.7以後にリリースされている第四段階目が開放された機体であるランドバルク(2年5ヶ月)、ヤーデ(1年7ヶ月)、月影(1年5ヶ月)らと比べると明らかに早い。
これにはどういった理由があるのかは全く不明。ナ○シャとも関わってないようだし(そもそも○クシャは機体開発のスパンが結構長い)、もともとブラストウォーカーを作っていたことから技術力については含蓄があるのだろうか。
中国企業だから開発スパンだけは短くできるのかもしれない。所謂中華クオリティなのだろうか。

ジーシェン、ザオレンともに目立った苦手分野のないパーツが多く、一定のシェアを獲得する事に成功している。
その一方素材も加味した価格が高かったり、指定勲章が面倒なのだったりとお手頃とは言いにくいか。

バケツ頭や某MS-06みたいなガスマスク頭、デカイタイヤや盾を配置するなかなか独特な美観を持つ機体を多く輩出していることからシージェンといいザオレンも含め、どうやらスチームパンク大好きなスタッフがいるようだ。

その一方で三国志とか水滸伝とか功夫とかラーメンマンの国の割に「デザインの中国っぽさ」には欠ける気がせんでもない。ボダ世界の中国ではスチームパンクブームが来た時期があったのかも?

稼働7周年記念で公開された機体シェアランキングでは5.4%で6位で最下位は免れた。
一時期のテンプレ装備だったジーシェン・シーや、ザオレンシリーズなどをリリースして
それなりの評価を得る事は出来たものの、それ以上に伸びる要素が薄かったか…。

ついでに言うと5位の四条重工には大きく差をつけられており、少し後ろにはズィーメックが肩を叩ける位置にいる。
ズィーメックと違って色々と状況が切羽詰っているわけでもないし、複数ブランドをリリース出来ているのにもかかわらず
ほぼズィーメックと一緒って割とやばいのでは…。



最終更新:2018年05月05日 22:59