53式可変狙撃銃

53式可変狙撃銃

(C)SEGA
CS時威力(単発):7750/4500 マガジン火力:18600/10800
総火力:111600/64800

初期型より一発の威力を上昇させた威力強化タイプの可変狙撃銃。
代わりに弾数とマガジン火力および総火力が減り、その弾数の少なさから油断してるとトイレに頻繁に通うことになる。
……と書いたが、遊撃兵装に移行に辺り初期型と総火力がそこまで変わらなくなった。
初期型と比べるとAモードで総火力が900差しかなく、Bモードに至ってはたった450差しかない。52式は泣いていい。
精度もレティクル収束も前二つと比べて悪く、スコープを覗いて即撃とうものならじゃじゃ馬と言えるほど弾が明後日の方向飛ぶので注意。

だが、それを差し置いても目を引くのは2.0秒という狙撃銃どころか全兵装の主武器で見ても早い部類に入るリロード速度であろう。
つまりどういうことかと言うと、これは前線に出て主武器一本で敵をバッタバッタ撃ち倒す武器だったんだよ!(AA略
Ver.Xで狙撃兵装が遊撃兵装になり、この武器は副武器に移行しました。
これを使っている敵と戦っててリロードに入ったからと油断してると予想以上にリロードが早くて頭をぶち抜かれていた、なんて事にならないように注意が必要である。
ただし、可変狙撃銃系統の宿命か所持弾数が少ないから弾切れだけは要注意な!!
遊撃兵装に移行した際、狙撃銃の総弾数が全体的に減少。この銃も60発から36発へとさらに弾数が減少した。
しかしその結果、何故か(相対的にとはいえ)狙撃銃系統の中でもかなり弾持ちが良い銃となった。
36発という弾数は遊撃の狙撃銃の中では上から数えたほうが早いほどの弾数の多さであり、しかもこれより多い弾数を持っているのはバトルライフル系統もしくはムーンレイ系統の一部、後は同系統の姉達のみである。同じ総弾数36発に初期38さんが居るが。

Ver4.0においてA/B両モードにおいて威力+100、Aモードにレティクル収束周りが強化された。

モードA
一発3100ダメージの単射を行う。
その威力たるやフェイタルチップを乗せれば軽量頭に大破させることができるほどである。
大破の条件が変わり一概に言えなくなりました。
ただしレティクルの締まりが悪く、射撃精度もそこまで良くないのでパカパカ撃っているとすぐにレティクルがユルユルになって弾が真っ直ぐ飛ばなくなる。
他のセミオート狙撃銃同様、「1発撃ったら連射せず一息置いて撃つ」ことを心がけるといいだろう。

Ver4.0以降レティクルの締まる速度が強化され、射撃後のレティクルの開き具合も緩和された。
しゃがみIIIがあればそこそこ連射も可能。早すぎるとやっぱり散るけど

こちらのモードで見た場合、目下のライバルは今(X Zero Plus時点で)人気のこいつだろう。
EEV55と比べた場合の53式は
重量(10差)、マガジン弾数(1発差)、総弾数(6発差)マガジン火力(1100差)、リロード速度(驚きの2秒差)で勝り
単発火力(400差)、レティクル収束(0.46秒、14F差)で劣る。

……あれ、意外と強くね?

しかし単発威力の400差は意外と大きく、CSだと1000もダメージもの差になる上にBSでもよろけを取れる範囲が変わってくる。
また、唯一大きく差をつけている2秒のリロード差も遊撃兵装となった今では芋砂対決でもしなければ主武器で戦っている間にだいたい終わっている。悲しい。
しかもあちらは2段階スコープがある分遠距離狙撃への適性が高い。1段目は同じ3倍なのに。
とはいえこちらは2段階スコープの代わりにBモードによる瞬間火力があるため近距離およびコア凸時の適性が高い。まぁ基本Aモードだけでいいけど。

ちなみに、こちらのモードだけで見た場合の総火力がなんと111600と、上から数えて4位に入るほど高い。
しかもその上位3つが全弾フルチャージ前提の火力でありしかも拡散して理論火力を出し辛かったり、普通すぎて影の薄い長女のAモードだったり、1位に至ってはなんと初期からのネタうぃきのアイドルだったりする。
軽量機にKBを狙える威力があり、しかも素直な挙動を持っていながらこの総火力は地味にスモイ。大体撃ち切る前に撃破されるけど。

なお、対施設に関しては自動砲台に対しては6発で破壊(5発でギリ残り)、レーダーには2マガジンと3発必要。
スコープ倍率の都合上遠距離からレダにゃんprpr……というわけにはいかないが、敵ベース前にスネークできた時には「凸る前にちょっと壊しておくか」がしやすいというのもポイントである。

モードB
一発1400の威力を持つ三点バースト。
相手が転倒耐性を付けていなければ装甲Bまでの頭を怯ませることができる。
チップが乗っていなければ流行りのNX頭(装甲B-)でも怯む為、そういった意味では積極的にHSを狙っていけるモードといえる。
ただしこちらもレティクル収束および精度が低い。
レティクルを十分に絞っても3発目はほぼ確実に明後日の方向に飛んでいく。
更に反動の強さによって2発目すらも外れやすい。ナンダコレ

残念な事にこちらはTFの劣化バージョンとなってしまっている。

↑ここまでユニオン時代の話

↓ここからスクランブル時代の話
Ver4.0になって威力が100上昇し、イーグルアイTFと同じ一発1500になった。
TFと比べると重量・総弾数で劣るがリロードとAモードによる対遠距離の適応力で勝っている。
しかしやはりというか総弾数の差はかなり大きく、TFよりしっかりと当てていかなければすぐにトイレに通うハメになるので注意。
また、Bモードのレティクル収束は相変わらず。Aモードに切り替えるなり、しゃがみII以上と高補正頭部を組み合わせるなりしよう。

Ver.Xになったことで、ライバルTFが4マガジンまで装弾数を減らされてしまったのに対し、こちらは6マガジンと装弾数で1.5倍の差をつけた。

…だからってこのガバガバなレティクルはな…

と思ったら、意外な所に活躍できるところが存在する。
それは「動かない目標を」「できるだけ高い瞬間火力で」「できるだけ多くの攻撃を正確に叩き込む」必要があった場合……

そう、コア凸である。
瞬間火力が必要なコア凸では、スコープを覗きながら撃つだけで10800のダメージを瞬時に叩き込める。
スティッキーボム等の投擲武器と比べた場合、リロードしてから投擲するまでのタイムラグが存在しない事もあり「投げる前に倒された」「投げたはいいが台座に貼りついてダメージが通らなかった」という事が起こらない。
しかも基本リロードが2秒のため、下手に武器を持ち替えるよりもリロード完了させて撃った方がコアにより多くのダメージを叩き込める可能性がある。
他の瞬間火力が高い装備が軒並みリロード3秒以上なことを考えると、コア凸適正に関してはとても高いと言えるだろう。
Aモードも大概なスペックだがこっちもこっちでなんなんだこいつ。

枯れたまとめの水平思考
やはりというか、この狙撃銃を使うなら普段は(VerUPにより収束がそこそこ早くなった)Aモード及びリロードの速さをしっかり生かした戦い方ができるようにしよう。
そうでなければ「TFでおk」ということになってしまうのでTFさんともいい勝負ができるようになったため一概にAモードだけで良いとも言えなくなった。
特にコア凸適正に関してはTFよりも高いため、「基本はAで敵を片付けつつ、ミリ残りの処理やコア凸にBを使う」という感覚で行くとトテモツカエル。

VerUPによる修正で弱点とも言えるレティクル収束が(Aモードのみとは言え)高速化された事と、遊撃兵装移行に伴う狙撃銃全体への様々な調整が行われた結果、いつの間にか十分にハイエンドと言えるべき性能を手にしていた(と筆者は思っている)のだが、初版作成以降(VerUPによる各種修正を除き)今の今まで全く触れられる事が無かった。
それだけこの武器および可変狙撃銃系統が影が薄いという事なのか……。



最終更新:2018年08月27日 09:02