芋屋講座

はじめに

戦闘厨講座より。
ヤメロー!シニタクナーイ!シニタクナーイ!
…と逃げ回ったり、安全圏から無駄弾垂れ流してるだけってのは情けない、ということ。
うるせー、そんなことより、ポイトンよこせ!

芋屋講座

まず、芋というプレイスタイル自体あまりいい目で見られるものではありません。そのことを踏まえ、味方に賞賛を受ける最高級の芋を目指しましょう。
芋というのは大きく分けて芋蛇と芋砂の2つがありますが、ここでは榴弾と副武器を中心とした芋蛇をメインとして解説していきます。
何?シュラゴン?あれは芋ではない、マスコットだ。

「え?私の榴弾、当たらなさ過ぎ…!?」

あなたはマップ上の敵マーカーにつられて安易に大勢の味方がいる頭上に榴弾を落としたりしていませんか?
榴弾はタイミングが重要です。落とす際は味方の動きに注意して落とすようにしましょう。
味方の榴弾のせいで動きを阻害され相手に撃破された…そんな経験が芋じゃなかった頃のあなたにもあるはずです。
自分のポイトンの為にも味方のヘイトをためない為にも、榴弾のご利用は計画的に。

最も榴弾が効果的にツカエル場面は、敵の群れが占拠ポイトン欲しさにせっせとプラントを染めにくる時。
このタイミングはまさに絶好のチャンス。これでもかと沢山榴弾を落とし安全に撃破コンボを稼いでいきましょう。
もし撃破が出来ずとも、撃破支援ポイントはほぼ確実に入ります。
一説では榴弾芋の特産地はトラザであると言われています。シールドを張った芋の特産地がブロア河だったようなものでしょうか。
より詳しい内容は榴弾講座へ。

芋蛇の副武器はミサイルが一般的です。
高ロックの頭部パーツと組み合わせればこれほどお手軽に撃破を取ってくれる武器はありません。
ミサイル系統の中でも人気があるのは試験型と斉射型と言われています。どちらも誘導性能が高く弾速もあるため撃破を取りやすいのが人気の理由でしょう。
万が一タイマンになってしまった時や、爆風の広さによる手軽さを考えてチャージカノンCなどを選択してもいいでしょう。

ver2.7になってチップシステムが導入され、今までの環境よりも安全に芋をやりやすくなりました。
特に一撃大破を防ぐアンチブレイクと爆発範囲拡大チップは芋にとってテンプレと言ってもいいほどの優良チップです。率先してつけましょう。
時点でSP供給、エリア移動などが選択肢に入ります。この辺はお好みで問題ありません。

更なる高み←?を目指して

榴弾とミサイルを垂れ流しつつ、ベースでトイレに籠る。なるほど立派な芋蛇です。
しかし、そこで満足して良いのでしょうか。あなたが望みさえすれば更なるポイントが手に入ります。
以下にその一例を挙げてみましょう。

  • 味方を盾にして撃破を狙う 後方から火線増強!
重火力の主武器の射程は300mもあり、芋プレイにうってつけ。これを利用しない手はありません。
可能な限り射撃精度に優れた武器が望ましいです。代表的なものはやはりペッカービームとまで呼ばれた啄木鳥でしょう。
もちろん、多少精度が悪くても「しゃがみⅡ」さえあれば弾道が安定するので補える範囲といえます。大火力の恐竜は
空転時間というリスクを芋で補えばまさに完全無欠の兵器でしょう。(※当社調べ。個人によって効果に違いがある場合があります。)
あるいは炸薬砲系統やサーバル系統+精密照準ズームチップなどもいいでしょう。
特に爆発範囲拡大チップを採用している場合は炸薬砲系統にも効果が及ぶため好相性。ただし猛虎を採用する場合、セミオートのため目押しする必要がある(秒間3発程度)事を念頭に。

後方からの精密射撃ならば、射撃補正は欠かせません。反動吸収も高いに越したことはありません。
ミサイルの為にはロックオンも欲しいですが、射撃補正と両立したらNX頭とか役改頭になってネタ臭が薄い遠くから戦況を把握する為には索敵性能を重視しても良いくらいです。
ロックオンに頼らず己の目と腕で速やかに敵機を排除し、味方と自分のトイレの安全を確保しましょう。
フルツェーブラなんかは非常に扱いにくくテンプレアセンからも外れており良い感じです。
全身を41で固めた日には、あなたは昨今のブラストの性能が大幅に向上したVer3.0環境へのアンチテーゼとなること請け合い。もちろん、48Cも魅力的な選択肢です。軽い方がいいなら焔F頭やB.U.Z-β頭、ある程度装甲も考えるなら礼46頭もいいでしょう。

少し真面目に書くと、実はユニオンバトルでエースのゼラ石さんを落とすのに凄く向いている。エースは無視が基本だがプラントに居座られると話は別。
プラント侵攻が発生するまでに芋=遠くからでもしっかり削れるのは心強い。さすがにフル杖は推奨しないが。

ベースニートじゃない、拠点警備員だ!

時折味方からのベース防衛チャットがありますが、これを無視する芋は三流です。
A上位、ひいてはSランク以上のハイレベルな芋になると、ベース防衛は積極的に行うのが当たり前となっています。
その理由として、基本的に凸屋はコアしか目にないのでタイマンが発生しません。つまり安全に撃破コンボを稼ぐことができるからです。
利点はそれだけではありません。撃破ポイントに加えベース防衛ポイントもおまけでついてきます。ついでにリペアポッドで弾薬補給も行えます。
何一つ損をしないのがお判りでしょうか。
またベース防衛に向かわなかった場合「誰かがベースに戻る→前線が薄くなる→突破される→自分も敵に捕捉される→芋れてない!」という
結果に結びつきやすく、戦術レベルでも防衛した方が良いのは確定的に明らか。味方の前線の維持があってこそ、芋という概念が哲学的に存在し得るのです。
ベース防衛は芋が唯一勝利のために働ける瞬間です。誰よりも率先してベースに戻り味方への貢献をアピールしましょう。
ただし手こずり過ぎてガッツリとコアゲージを削られたりポロリしたおにぎりに撃破されたら戦犯確定。芋の道は険しいのだよ…!
ポイント厨していたら無意識のうちにベースで防衛していた、と言えるようになれば、あなたも一人前の拠点警備員です。

芋のノブレス・オブリージュ

上述されているように前線の維持があってこそ芋として甘い汁を吸うことができる。
味方側プラントが落ちて前線が崩壊するとはっきり言って商売あがったりなのである。
ましてやベース防衛でコア傘に味方が四人も五人も連なると射線的にもポイトン的にも邪魔であり、そうならないことが望ましい。
それを考えると、前線を維持するためにプラント防衛に加勢することは決して割に合わない仕事ではない。
δ胴だろうが低装甲重量過多だろうがやるしかないのだ。副武器でもガンタレでも使えるものは何でも使おう。
前線が押された状態で芋るのか、直接戦闘で遅れを取ってでも最前線に飛び込むかの損得勘定を冷静に判断しよう。



最終更新:2015年06月23日 01:35