単式炸薬砲

爆裂砲「炸薬単式」


「対空機関砲は文字どおり航空機に対して有効な兵器だった。
  だが、水平方向に発砲することで歩兵や装甲目標に対しても非常に有効である事が分かった。」

(C)SEGA

秒間火力:4500 OH火力:22950(17発/5.1秒) マガジン火力:39600 総火力:356400
冷却:2.4秒 OH状態からの復帰:3.1秒
CSによる影響)二脚:装甲B以下ノックバック ホバー:装甲A以下ノックバック

大型の炸裂砲弾を連射する機関砲。
見た目は「榴弾砲に取っ手を付けてみました!」といった、間に合わせ感タップリな無骨さが素敵ポインツ。
マゼ〇トップ砲「よんだ?」

単式機関砲に酷似した性能を持ち、威力が若干低下している以外はほぼ同等のスペックとなっている。
威力が低下しているのなら採用する理由は・・・というと、なんと着弾地点を中心に爆発し、範囲攻撃が可能という特性を持つ。
爆発半径は9mと副武器に比べればやや物足りないが、秒間3.3発もの爆発物が飛んでくるプレッシャーは結構なもの。
あれ、サワカスさんなに睨んでるんですか?

爆発判定のおかげで、高所からの撃ち下ろしが滅法強い。なにせだいたいあの辺にいるだろと適当に垂れ流すだけでもダメージを与えられるのだ。
もちろん頭に当たればCS判定。しかも、単発威力1250というのは流行のNX頭にも(ホバーなら)よろけが取れる絶妙な数値。スモイ!
連射性能の低さから機関砲シリーズが苦手としていたミリ残りの処理に強いのもポイント。
爆発範囲拡大チップを搭載すればさらに安定したダメージがみこめるだろう。

もっとも、爆発には良い点ばかりではない。
至近距離で撃ちあってたら自爆しちゃった☆なんてことも多いし、爆発耐性チップは実弾耐性やニュード耐性に比べて軽減率が高くなっているのも懸念事項。
重量の割には威力も控えめになっているため、正面からの撃ちあいで地面撃ちに頼っていてはダメージレースで競り負けることも少なからずあるだろう。
ブラスト本体をねらうのか、地面撃ちで確実にダメージを与えるのか、臨機応変に判断したい。

設置物の処理は全主武器中でもトップクラスに得意。
設置物に対するダメージは1.0倍と高くはないが、直撃でなくともダメージを与えられるため、地味に遠くて狙いにくい位置にあるセンサーもあっという間に破壊できる。
地雷原も突破しやすいため、狭い通路や曲がり角ではとりあえず打ちながら進むのも手。
副武器の無駄遣いをしなくて済むのはうれしいところ。

また、これまではニュード武器の天下だった対ワフーにも新たな選択肢が生まれたといえる。
本体へのダメージはともかく、副座に乗っているブラストへの直接ダメージが見込めるのは非常に大きい。
近距離から複数人数搭乗のワフトを相手取るのは厳しいが、悪あがきとしては悪くないだろう。

なお、機関砲全般で有効だったセルフ連打でOH!を予防する小技は、炸薬機関砲系統でももちろん有効。
継続した範囲攻撃という強みをさらに活かせるようになるため、覚えておいて損はないだろう。

ちなみに重いが爆発属性なのでコアにも非常に有効。
凸マップでバラージとこいつを担いだリア重がコア凸して来たとの稀に報告がある。
もし見かけたら率先して倒さないと連G天井落としが真っ青になるような勢いでコアが削れていく。
…だったのだが属性変更により対コア効率は少々低下している。
その上機関砲系統の単発火力の上昇に伴い、コア攻撃の効率は単式・改以上、単式機関砲未満という少々苦しい状況になっている。
単式炸薬砲と単式機関砲の倍率を加味した単発威力の差はたった13ではあるが秒間単位では40も差が出てしまっている、など。
ごく稀なことではあるが当たり方が悪いと直撃させたはずが微妙な距離減衰を起こしてダメージが満額入っていないことも…。

Ver4.0での猛虎の火力低下により、この初期型が系統中最軽量かつ最も秒間火力が高いという珍しい系統になった。
値下げしたこともあり、とりあえずこれで様子をみて自分に合わなければこれ以上買わない、という選択がしやすくなった。
おかげでますます双門の影が薄くなった気がするが強化されたし別にいいよね☆それでもあっちは秒間火力初期サブマシに負けてるけど

ここまで読んでほとんど良いことしか書かれていない優遇武器、Ver4.5で許されるはずも無かった。
重火-主のページにもある通り、F3ブラストが装備するN-DEFに破片や衝撃波が全部弾かれてしまう(×0.8倍ダメージ)。
黄ゲージ満タンの集団に撃ち込んでも、うわ・・・なにこれ・・・減らない・・・となること請け合い。
上はVer4.0にて属性変更がなされなかった場合の話。解釈の違いといえば聞こえはいいがそういう話ではないので修正。
実弾50%・爆発50%のこの系統は対N-DEFに対しては等倍のため、爆風のダメージはN-DEFの耐久値がそのまま装甲に加算されていると言っていい。
Ver4.0になった際に猛虎のとばっちりで爆発100%から実弾50%爆発50%へと変更された「お仕置き」が、Ver4.5に先んじての「対ブラスト戦における強化処置」であったとはその当時の誰が想像できただろうか。


元炸薬砲ユーザーはVer4.5B現在、他の武器に拡散して行っているようだ。

Ver.Xで単発威力が10向上した。これにより秒間火力は4500になった。

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最終更新:2017年02月21日 20:18