レイジスマック

朱魔苦流怒髪天型「レイジスマック」


(C)SEGA
全段HIT時の単発火力5880、全段HIT時の最大秒間火力4900、マガジン総火力11760。

「鬼のような張り手は、時として首を折る。全身に衝撃が走り、吹き飛び、叩きつけられる。後に残るのは血と肉塊のみ。」
「“歩兵が単体で運用する火器”」「その口径の限界はどれくらいだと思うかね…」(偉大なる「戦車の父」)

2012/8/13にお披露目となった5段階目のスマック。
その正体は前代未聞のツインバレルショットガン……あれ?初期スマのアッパーレシーバーにG36のキャリングハンドルつけただけ?
いや、三点バーストモデルをやらかしたのに比べれば常識的な発想であるが、
チューブ含めてたった二発しか入らないショットガン……一体どんな弾を使ってるんだ……

当たり前だが中○家の弟とは何も関係がない。

最大の特徴は単発火力。ワイスマを優に超え、全段HITすれば平均装甲C以下の機体は容赦なくダウンする
それはともかくとしても、よほど遠くない限りサイトに捕らえればごっそり減る体力バーが快感になるボーダーも多かろう。
高威力による強力なストッピングパワーも大きな魅力の一つ。
ワイスマですらよろけがとりづらい防御チップマシマシ+よろけ防止のガチムチに対しても安定してよろけを取りやすい。
が、拡散率大にしてはマガジン総火力は系統最低クラス。どう考えても1体1マガジンで倒しきれないことが多い。
そのため、落ち着いて狙いを付けないと二発の無駄弾を垂れ流し、悪夢のリロードタイム(2.1秒)が待っている。
多少のダメージは戦闘後にリペアできるので、相手が動き回ってる間に狙いを定めブースト切れや着地時に全段叩き込めば、
安定したキル数とコンボ勲章を届けてくれるだろう。

もしくは、「足りない総火力はCSして稼げ」というクリティカル賞特化モデルと見るのもありだ。
倍近いマガジン総火力の他の拡散率大以上のモデルと張り合うにはやはりこのCSを狙うしかない。
魂を込めてブチ込め! この潔さ溢れる男塾塾生みたいな性質の武器に尽くす言葉はこれだけでいいだろう。

実際魂込めて全弾CSとなればその威力は14700。なんとSTAR-30Sほぼ1マガジン分を一瞬で叩きこむ計算になる。
セットボーナスやチップ強化、DEFがなければ頭部装甲A+まで問答無用で即大破
DEFのせいで即死は取り辛くなったが、それでも並程度(2500)なら頭部B+以下は一撃で吹き飛ばせる。
DEFや装甲が高いならかろうじて生き残ることもあるだろうが吹っ飛びダウンは確実。
ガチムチ+チップ強化とかでなければ確実に瀕死なので装甲?なにそれおいしいの?と2発目でトドメを刺してやろう。
または、格闘系チップとの相性も抜群である。タックルとかニーキックやらを決めて、よろけ、ダウンをとったところで二発決めてやろう。
相手はノックバックやよろけで、反撃できないままスクラップになるだろう。
リロード中の隙を埋めることが出来る点も、マガジン火力の少ないこの武器にとって大きな利点になる。
ユニオンバトル?そんなの別の人に頼んでくださいよ。

接射はもちろん当たれば効果は抜群だが、拡散率がワイスマのいっこ下の「大」なのでワイスマにはちょっと遠いかという間合いでも
拡散してCSになり大ダメージになったり軽量機には大破をとれたりといった場面もまれにある。
弾数や状況に余裕があれば狙っていっていいだろう。

ワイドスマックで出来た「逃げる瀕死機体へのトドメ」がより狙い易くなっている為、意外とハイエナにも向いている。
また、まともに当たれば無視できないダメージを与えるため、例え自分が撃破出来なくとも味方による撃破補助がし易いので
正面切っての殴り合いを避けて火力支援に徹するというのも一つの選択肢である。

1トリガーの破壊力から大味な印象を抱きがちだが、常にCSを狙うor1発目で大ダメージ、2発目でトドメと
効果的な運用をしたときのみ最大限の効果を発揮する極めてストイックでピーキーな武器。
全弾ヒットさせてもBSでは装甲B+以上は1マガでは倒せない事を忘れてはならない。
DEFなしで上記の状態なのだから、リスポンしたての敵機はCSがない限りまず1マガでは撃破できないと考えた方がいいだろう。

…とはいえさすがに戦闘中一発も外すな、というのは現実的ではないのでどう運用するかは考える必要がある。
高リロードの腕を使う、というのは単純だが効果が高い。
リロード回数が増えれば増えるほど腕のリロード性能の影響は大きくなる。
大体の高リロード腕の弱点である低い反動吸収能力も単発のこの武器にはデメリットになりにくいため好相性。
Ver4.5からDEFのせいでリロードを挟む回数は格段に増えているので以前よりさらにリロードの重要性は増している。
だがもう一つの弱点である装甲の薄さについては接近戦を主とするこの武器にとっては問題点。
ショットガン系全体に言えることだがこの場合特に側面ないし後方から一気に接近し攻撃を加えるのが非常に有効。
またサブ武器なり格闘チップなりでリロードのフォローをできれば安定性が増すだろう。
格闘チップについては上記の通りだが、例えばデトネーターなら散弾の届かない遠距離への攻撃とリロード中の近距離攻撃のフォローが両立出来るので相性がいい。
レイジスマックを二発撃ちこめば大概の敵は大ダメージであり、そこに範囲攻撃である爆風を的確に打ち込めばまず敵機は助からないだろう。
逃げる敵に追撃をかけたかったが、リロード中で出来なかったという場面にも陥りにくい。

また支援主武器中、3番目に少ない30発(2×15)というマズい装弾数も問題である。
長期戦になるなら、トイレへの駆け込みも視野に入れとくのを忘れずに。
こんな超ド近眼接近武器でそんな生き残るとかまず無いけどな

小うるさく周囲を飛び回る軽量機を一撃で叩き落とし、それを見下ろしながらもう一撃を放つ時
深夜枠でしか放送できない、あるいは某魔中年兄様のような素敵な笑顔をしていらっしゃるはず、多分。
某銃×剣とか某神父VS吸血鬼とかそんな感じの。

ちなみに購入する為にはSPと雪崩を買わなければならないという鬼条件である、素材や財布と相談した上で購入を考えよう。
Ver3.0更新の際に購入条件が緩和され、雪崩を買わなくても買えるようになった。この期に是非。

Ver4.5AのN-DEF導入に際して単射威力が5880まで向上。発射音も含めて与えるプレッシャーは中々のものである。
低マガジン火力武器の宿命としてN-DEFの存在は逆風ではあるが、単射威力の強化で多少散弾を外してもよろけを取りやすくなったと好意的に考えよう。
Ver4.5Bにてリロードが0.3秒ほど短縮。リロードが頻発するこの武器にとって恩恵の大きい強化と言える。
ただ前述の通り、やっぱりDEFのせいで相対的に考えればまだまだ全盛期の状態とは言い難い。
勿論リロードタイム自体も劇的に速くなったというわけでもないので、今まで通りクールにそしてド派手にブチ込んでいきたい。

何気に、フェイタルアタックⅡチップと相性がかなり良い。
要大破ダメージが4000まで下がるので全弾フルヒットで止めを刺した場合、SB無し装甲A+までが…んん!?装甲A+がBSで大破!?
ただのボディショットで止めを刺した機体がはじけるのはある意味必見。

VerXで散弾一発あたりの威力が10上がり、支援の主武器では唯一の単発威力6000に到達した。

VerXでは即大破の方式が変わりフェイタルチップなしなら現状HPに+5000の上乗せダメージが発生すれば大破するルールに変わったため
すなわち当たった位置が基本値の装甲C+ならば一射全弾命中の時点でHPが1000以下まで削られていれば即大破となる。
さらに大破防止も大破抑制というオーバーキルのための上限の上昇になったため全弾CSが決まろうものならチップなどお構いなしに大破させることもできる。

朱魔苦流怒髪天型・黄式「レイジスマック/CV」

全体的に明るい黄色、フォアエンド(フォアグリップ。ポンプアクションで動かすトコ)の上部には
アクセントとしてM字型の赤いライン、というシャレオツな一品。
素レイジの緑の部分が黄色になって明るさが増した、と思えばだいたい合ってる。
ポップな街中コーデで彼(敵ブラスト)を出会い頭にノックアウトさせよう



最終更新:2017年03月02日 08:52