ダリーヤ遺跡群 ~激闘の古跡~

ダリーヤ遺跡群 ~激辛の胡椒~

概要

遺跡を巡るニュード争奪戦は膠着を続け、戦闘の長期化に業を煮やしたGRFはついに一気に決着をつけるべく侵攻作戦を発令。
対するEUSTも万全の体制でこの迎撃にあたり、ここに熾烈な攻防戦の火蓋が切って落とされた。
遺跡内には防衛用の自動砲台やガン・ターレットが数多く設置されているため、攻撃陣営は常に砲火にさらされるリスクを強いられる。
石材の死角や建物の階層構造を積極利用することで活路が開けるだろう。
一方防衛側にとっては、中央大橋の死守が最大の目標となる。
西側エリアへの侵入を許すと戦線の維持が困難となるため、プラントA付近に配備されるワフトローダーでの巡回・空襲で戦線を維持したい。
(以上、公式HPでのMAP説明)

ええと…そうそう、第6Rでしたね。(第5R: アドラ火山連峰~激闘の溶岩域~

大攻防戦第6Rはダリーヤ遺跡群(雨季)。

こんな所で大攻防戦なんかやったら(もっとも、大攻防戦に限らないが)、砲撃の雨あられになることは必至である。
この世界の人達は、貴重な(?)文化遺産よりも、ニュードの方が大切だということを改めて知らされることになった。
もっとも、どんなに砲撃の雨あられがあろうと耐える文化遺産もまたおかしいのであるが。

どちらが先にニュード採掘しはじめたのかは不明だが、焦れたのはGRF。大攻防戦開幕を宣言。

防衛側となるEUSTは
バリケードを効果的に配置、ガンタレRを自陣側に大量配置、
カタパルトはプラント取られても後方に回れるような形で設置、
さらにはわふーポートまで自陣側に設置というサービスっぷり。
で、そこまでしてるのになぜか【ベース東側の穴は埋めない】。大人の都合なのだろうか。
ガンタレRと自動砲台が設置されていることから、EUSTはそれを十分に把握しているようではある。
おそらく、ベースの穴の修復は、それらの予算をはるかに上回る経費だと予想される。リペアショットの粘液でもつけておけよ。ブラストだって修復するんだろ。

「牛マンのデイリーマップセレクション」を除くと2012年1月以来のダリーヤ。
意外に長く平和な(戦場移動がない)日々が続いていた模様。
長らく放置されていたせいか、妖怪が出没するという噂も…。

プラントが4つなので【エクステンド75秒】になります。
気がつくと、プラント4つでの大攻防戦のほうが主流になっている。(3戦目の第3採掘島大攻防戦以降ずっとプラント4つ)

全体図

公式サイト でPDFのマップを見ることが出来る。


設置施設一覧

  • プラント
4ヶ所。
詳細な配置は後述。

  • リペアポッド
10ヵ所。
EUSTベース内に4ヶ所/GRFベース内に4ヶ所。
プラントB連動が2つ、両岸を向いている形。

  • カタパルト
11基。
EUSTベース内に3基、GRFベース内に2基、
プラントAから大橋中央へ1基、
わふーポート南から橋中央へ1基、わふーポートすぐ東の階段状の場所から対岸へ1基、
GRF側川岸南端から大橋中央へ1基、GRF遺跡西からGRFベース前へ1基、GRF遺跡東からGRFベース前へ1基。

  • リフト
9本。
GRFベースからDプラ東側へと渡る1本、GRF側遺跡の上層部へ昇るのが計6本、
EUST側岸から大橋へ昇る1本、EUST側遺跡北の細道から最上階へ昇る1本。

  • 自動砲台
16基。EUSTがんばった。
EUSTベース内に4基、ベース壁に3基、ベース東ガンタレRそばに1基、
Aプラ周辺高所に2基、中央大橋EUST寄りに2基、GRF側遺跡に4基。

他は Aプラ南のガンタレG横、『凍てつく戦陣』Bプラ東の自動ドア前スロープ、
MAP中央南の下層通路、Cプラ東のコンテナ上、Cプラ東リフト傍、Dプラ に各1基づつ。

  • レーダー施設
EUSTベースに1基。いつものところ。

  • ガンターレット
ガンタレR:EUST側陸地に7基。
ベース前の橋の下、ベース前の橋の付け根、ベース東側壁穴進入口の前、
遺跡2階の北側、遺跡1階通路、わふーポートそば、バリケード地帯そば。
ガンタレM:1基。
GRF側遺跡の最上階に

  • わふーポート、リペアポート
Aプラ-Bプラ間の(河川敷から上がる)北階段のそばに設置。【開幕150秒で登場】【再登場無し】

リペアポートは無し。

戦術


 考察中…



プラントごとのコメント

【注意】
GRFが攻めるため、プラントDからの攻略になり、表記もこちらに合わせて昇順に表記する

【全域にわたり 榴弾群に注意】

GRFベース

リペアポッドが4つ。珍しく多い。
ベースから自動砲台を壊してくれる狙撃や、Dプラ取った後に回復に戻ってくる者が使うと思われる。

プラントD(GRFベース前:遺跡~ベース間大路の東側)

第1攻撃目標。
『ダリーヤのGRFベース前プラはベース近すぎることで有名』がここにも適用。
今までも撃ちあいになる広場ではあったがここにプラント柱が設置されるのは初。
開けている場所に戦力集中するわけで、アドラ大攻防戦のAプラ大激突ほどじゃないにしろ撃ちあいになる。
一部の壁の外側には占拠可能範囲があるので、お互い有効活用すべし。

攻めるGRFは:
左右どちらのカタパルトからとんでも見える位置にある。
正面から攻めるのは必要だが当然相手方の集中砲火の最前線に飛び込むことになる。
装甲に自信の無いブラストは着地地点をずらして回り込むことも視野に。
障害物は多いものの比較的開けているので、全方位から攻撃されると思っていい。
ここの占拠に時間をかけると後が確実に厳しくなるので速攻で決めたい。
なお、カタパルトで飛ぶと相手方から丸見えになるのだが、プラント円付近で激戦になってると見逃されたりする。

プラント柱東側に一段高くなっている部分があり、占拠範囲外ではあるのだが、
GRFベースからはホバーでないと直行できない上にプラント円内から攻撃するのは難しい。
EUSTがここに陣取るとコングやら強グレやらがガンガン打ち込まれてくるため時間を稼がれるケースが多い。
開幕はこのあたりに砲撃しておくと占拠の援護につながるか。


守るEUSTは:
あまり早くに落とされるとコアが不安。まずはわふーがでてくるまでの150秒を目標に徹底防衛。
戦闘開始時、必ずGRFの編成を必ず確認すること。開幕時に麻や砂(特に前者)がいたら、開幕凸(またはワフー強奪)をしてくる可能性が高い。左側(河の方向)へ動く赤いマーカーを見かけたら後方プラントへ飛んでの迎撃も視野に。
あまり放置すると、開幕凸の防衛に人数が割かれる場合があるだけでなく、多くの自動砲台が壊され、挙句の果てにわふーがとられたりする。

プラントC(GRF側遺跡最上階)

 第2攻撃目標。遺跡の最上階南側に設置。
階下に占拠範囲は高さがあって届かないのでは…と思ったら、
『遺跡内南側昇り階段の1階辺り(おそらくCプラ柱の真下)に占拠範囲が届いている』という情報が入った。
こちらも、一部の壁の外側には占拠可能範囲があるので、お互い有効活用すべし。

GRFは:
距離が近いのでDプラリスポンよりもベースリスポンでカタパルト使ったほうがいい場合も。
リフトのところでしか昇れないわけではない。階段の位置の把握を。

遺跡高所設置の自動砲台が厄介。Dプラ占拠前にできたら壊しておきたい。
砲台の設置間隔は狭いので、エアバス系でまとめて破壊しやすい。
Dプラ攻め中などに狙ってみるのも一手。
高台へ昇るためにリフトを使うのも良いが、EUSTの設置物には十二分に注意すること。

EUSTは:
Dプラ取られたら素早く防衛に回ること
先にGRFに昇られたら占拠完了されるまでの迎撃がしにくくなる。
遊撃はそのあとからでも遅くは無い。
カタパルトでGRFベース側にとんでいって後ろから攻撃してあげよう
高台へ昇るためのリフトがあるので、マイン等の設置物で歓迎してやるのも一つの手ではある。

プラントB(中央大橋のど真ん中)

 第3攻撃目標。『交錯の火線』でわふーポートが置かれている場所。
リペアポッド連動プラントで、橋の両側の壁に隣接、それぞれ岸を向いている。
橋の下に占拠範囲あり。ホバー脚ならそこで占拠可能だが橋脚以外に隠れるところがないので注意。

GRFは:
今回は橋の下にリフトがない。よってホバー脚でもない限り橋の上を通らないといけないので
凸屋に限らずホバー脚の採用も考えておきたいところ。
ただし、川上の隠れるところは橋の支柱以外ないので見つかりやすい上にEUST側の南川岸ガンタレRの射角に入っているので注意。
占拠に関してはルートが橋を渡る(もしくは川上を進む)か、GRF側の南川岸にあるBプラ直INカタパルトを使うの2つ。
カタパルトを利用の際は、EUST側の南の川岸ガンタレRの射程内にあるので多用するなら事前に破壊しといた方が良い。

そして一番注意しないといけないのは、原則橋上で占拠の攻防をするので回避スペースはないに近い。そのため榴弾、爆発物を投げ込む際は着弾点を良く考えて行うこと。下手すると味方の占拠の邪魔をすることになる。特に榴弾は、余程のことがない限りプラ直上に撃つのは避けた方が良い。
特にGRF側は時間的余裕が少ないことが多いので本当に注意しよう。

他プラントもそうだが…一斉に乗り込んで一気に占拠して、
あとは相手方の攻撃を集中させないようかく乱。

あ、Cプラ奪取まですんなりいくとスネークしづらくなったりする。
わふーをこっそり奪おうとする者は注意。
わふーとられている場合はGRF側遺跡のガンタレMが役立つ。覚えておこう
ただ、Bプラを取ったからといって油断していると、EUSTが背後からMタレを使ってくる場合があるので、十分注意されたし。

EUSTは:
最終防衛ラインという心意気で。わふーをしっかり保持したとしても橋向こうへ行く必要は無い。
範囲内に相手を入れない、入ったら即座に排除、それを可能にするために撃破できなくても中古にしておく、
ガンタレRも有効活用。
カタパルトで対岸へ飛んで後方からかく乱、というのはこちら側がやりやすいので
積極的にやってGRFの足並みを乱そう。

下からホバー(主にB.U.Z.脚)で一気に攻め上がる相手もいるかもしれないので注意。
Bプラを取得された場合、敵の意識はコアやAプラに集中しているので、GRF側の遺跡にあるMタレで背後から狙い撃ちにするのも戦術の一つである。ただし、敵のラインがMタレの射程外まで上がったらすぐに味方と合流すること。

わふーポート(EUST側遺跡2F、中央大橋側入口そば)

【開幕150秒で最初の登場】【撃破後再登場は無し】
南を向いている状態で出場。
どちらが取っても的にされる運命は同じ。そのため両軍乗りたがらず、しばらく放置されるときも…?

プラントA(EUSTベース前、EUST側遺跡最上階):

第4攻撃目標。いつものダリーヤのAプラ。やっぱり階下(2F)から占拠可能。
さらに今回は最下階(1F)のガンタレに乗っても・載っても占拠できる。覚えておこう。
ついでに言うと、ガンタレが破壊されていて乗れない場合でも、ブラストをガンタレに密着させれば(or上に乗れれば)、ギリギリ占拠可能範囲に入ることができる。ただし、その場合、敵からの的になることは覚悟しよう。
外周にバリケードがあるのが特徴。

GRFは:
あと一歩。ここを取って何秒残せるか、これが今回の大攻防戦の全て。
相手方は戦力集中してくる…と思いきや穴あきベース壁のせいでベースも守らないといけないので
バラバラな時もある。
Bプラが取れてるならチームのかく乱能力もまんざらではないのでそのまま一気に相手を乱してしまおう。
Aプラ取れてなくてもいつも通り EUSTベース横の穴やEUST遺跡北の細道からぐるっと回って、という侵攻もできる。
各所にあるガンタレRに注意。通路を覗きこんだらガンタレRの弾が飛んできてるってのもよくある話。

EUSTは:
最終防衛ライン。残り時間と残り戦力ゲージとの相談。
他のダリーヤMAPでもAプラが灰色にされる状況だとベースがすでにヤバイ。
ベース横からの凸はベース内に防衛2体(狙撃除く)いれば十分なので残りはAプラ防衛へ。

EUSTベース

いたっていつものベース。
横に穴は開きっぱなし。ガンタレR設置してあるが、油断は禁物である。
レーダーは相変わらず同じ位置なのでGRF側遺跡最上階から狙撃で壊せる。
芋砂の定位置にも自動砲台がある。大攻防戦なのだから、芋ってないで前に出ようということか。

攻撃側:GRF戦術

ここまでとってればコア凸も視野に入るな、…ってプラントは【無い】
全部取ってようやくコア割(勝利)が視野に入る。
よっぽど腕に自信のあるスネークでない限りはプラント攻防戦に参加。

(上記と矛盾している記述がありますが、現在改定中のため、そのままにしておきます。)
各プラント奪取しても油断はならない。
GRFベース側へとぶカタパルトが複数設置されているため、EUSTが後ろ側を取りやすくなっている。
のんきに遺跡頂上でレーダー壊そうと座ってる狙撃、わふー迎撃のためガンタレMに座るガンナー。
後ろに気をつけないと…アッー
GRF撃退用に設置されてるだけあってこちらが乗っても使いづらい。
また、Bプラ取得後、理論上ではAプラ攻撃or穴あきベースからのコアへのダイレクトアタックの両方が可能だが、どっちつかずに終わることだけは避けたい。
側面からコア凸する場合、穴あきベース壁付近のガンタレRが絶妙な位置にあるので、十二分に警戒しないと、突っ込んだは良いが、返り討ちになるのが関の山である。
とはいえ、後ろから追われている際に何とかこのガンタレに逃げ込めれば追っ手にカウンターパンチをお見舞いすることが出来たり、ベース外壁にある児童砲台も壊しておこずかい稼ぎに使えたり、階段・横穴のお掃除にと攻撃側にも利点はあると言うことは覚えておいて損ではないかもしれない。
また、壁の穴あき付近に関しても、他のダリーヤの例に漏れず、設置物が大量にある場合があるので、それについても十二分に警戒されたし。
状況にもよるので一概には言えないが、本気で勝ちたいなら、Bプラ取得後、ほぼ全機体(特に軽~中量級)が麻に換装し、重量級→Aプラ侵攻、軽量級→コア凸、中量級→状況を見てどちらにつくか判断、という方法が無難かと思われる。

また、勝利を確実にしたいなら、Aプラを取得後に関しては、麻(主に軽~中量級)orリア重or支(主に重量級)以外の兵装には乗らないほうが無難である。榴弾は味方のノックバックを誘い、悪手である。また、砂に乗り敵防衛を迷彩タックルで転がすの戦法も一概に悪いとは言えないが、そんなことをしている暇があったらコア攻撃をした方が早いので、これも賢い戦法とは言えない。マグネタイザー系統も、敵の能力を下げるという意味では有効だが、敵防衛が本気モードの時にそのような芸当が可能なのだろうか、疑問符がつくところではある。
また、どうしても蛇に乗るのであれば榴弾は封印し、必ず味方の侵攻に合わせてECMを最低1個は当てること。これにより敵防衛を撹乱することが可能である。(ただし、ベース横穴の設置物除去や、待ち伏せをつぶすための榴弾は一応アリ。ただし、発射数・タイミング・着弾点を厳格に見極めないと、ただの誤射NBを起こすだけの劣悪な悪手に成り下がるが…)
特に攻撃側は、連携なくして勝利はあり得ないのである、
逆に言えば、これらの息が噛み合った時こそ、勝利の美酒に酔いしれることができるのである。それなんてなだれ攻撃。

防衛側:EUST戦術

(初日クオリティの可能性があるので状況は変わることあり)
GRF側は攻めあぐねていることが多く、コア割られるまでいたることは少なかった。

MAP概要にもあるように、とにかく大橋を渡らせないことが重要。

それと開幕スネーク凸はある程度注意しておきたい。
防衛ラインが乱れたり、下手するとコアゲージがガッツリ減らされてキルデスゲーになることも。

あとは、防衛側大攻防戦の立ち回りをしとけば問題はない。


わふー運用

GRFは:
EUSTに使わせないために奪取、というのはありだが
取得したらしたらで敵陣側なので集中砲火を受けるのは必至。
同乗者がいるならEUSTベースへ輸送するのが手だが、単座の場合は橋上で応戦しつつ味方がくるまで施設破壊に勤しむのが手だろうか。

EUSTは:
最初の登場は開幕150秒経過、結構長い。
Dプラ攻防戦に参加して1~2回やられたあたりで時間気にするとちょうど良いかもしれない。
取ったら… まずは対岸のガンタレMを無効化。以降は壊されるの覚悟で橋の上で迎撃。
橋の下に行くと上昇が大変になるので注意

Cプラ攻防戦には高さの関係での参加できn…と思ったら、周囲の遺跡を利用して上昇していけばプラCの上部に陣取れることが判明。
無論、わふーの下に敵機が集中するが、そこは味方との連携で爆殺するなり炙るなりしてもらおう。

また、無理にCプラに陣取らなくしてCプラスルーでコア凸してくる相手に主砲をぶちかましてあげるのも良い。
敵陣にあるガンタレMの射程は、Bプラのプラント柱あたりまでと思われるのでそこまで行かずに迎撃するのも手。
その場合はガンナーとボマーがほしいところ。
チャットの「乗ってくれ」を有効活用しよう。

両陣営共通:
わふーを取得したら、特に単座の場合は川の上に出て、弱点を自陣営(要するに橋から外側)に向けて運用するのが得策か。
ただし、その場合はホバー脚の場合は除いて、脱出はほぼ不可能である。もっとも、脱出に関しては、大攻防戦であり1回しか出現しないので、そこまでこだわる必要性があるかどうかはわからないが。
また、今回から、試験型ECMだけではなく、改良型ECMでの妨害もある可能性が高いことも忘れてはならない。
対策の施しようがないのものだが、心構えがあるだけでも違ってくると思われる。
最終更新:2012年05月26日 14:22