ツェーブラ48C 腕部

ツェーブラ48C


(C)SEGA

どうしてこうなった性能のツェーブラ48Cの中で一番理解に苦しむ進化をとげたツェーブラ48C腕。
武器変更の向上という情報に期待してみたら、出てきたのはまさかの反動型バランス腕である。
ちがう、ツェーブラに求められているのはそれじゃない。

反動吸収重視型中量腕はエンフォーサーⅢ、久我S、刃δ、迅牙・真とライバルが多すぎるのだが、
そうしたライバルに比べて特別秀でている部分がなく、
重量もしっかりクーガーNX腕に次ぐ中量級二番目でチップも1.5と特筆すべきものもない。
久我Sや迅牙・真は一定の需要はあったので、その需要に食い込もうとする発想は間違ってはいなかったのだが……。

最もパラメータが近い③と比較した場合、
反動吸収125%から130%と装甲が95%から100%に上がった代わりに重量が60重い。
重量増加の分、装甲も硬くなっており、決して見劣りする性能ではないが
反動吸収型中量腕の中でも使用率が低い部類のエンフォーサーⅢと比べても……ねぇ?

実際のところ、各反動特化腕の性能を平均化したような性能となっており、尖った部分がない分汎用性には優れている。
しかしながら、入手条件の厳しさからか、性能が中途半端だからなのか、中量級腕のなかでもトップクラスの重量のせいなのか、
原因は定かではないが使用率は迅牙・真に大きく負けている。現実は非情であった。

でもまあ、ツェーブラ系統の中では一番バランスの取れたモデルであり、性能自体も悪くないのでニッチではあるが一定の需要はあるだろう。
いやほらあれだ、フルツェーブラである程度バランスの取れた腕が欲しい場合に……。
……別段悪い性能ではないが、41を全パーツ購入する必要のある高級品と考えると……どうしても首を傾げざるをえない。
少なくともオンリーワンな性能ではないので、ツェーブラ一式で組むならばともかく、キメラ用パーツとしてはどうしてもコレ!という理由はない。採用するにしても財布と素材に相談してからにしよう。

ver2.7ではチップ容量1.5だったのがver3.0で1.6となった。
そこ、だからどうしたとか言うんじゃない!

大体のボーダーがなんで杖41腕の武器変更強化型なんだよ!?と言ったとかなんとか。
これが39腕のリロード強化型だったら……。ただのぶっ壊れじゃないか、壊れるなぁ……。

そして12月某日に支給が開始された麗のアレのせいで完全に止めを刺されるというアルマジカルな事態に・・・杖がなにをしたって言うんだよ!?
反動吸収とリロード速度は同じ性能だが、重量・装甲・武器変更敗北している・・・む、惨い・・・惨すぎる。
しかし!チップ容量は0.7も48C腕の方が多い!0.7も多い!!
おいこらそこ、だからそれがどうしたとか言うんじゃない。やめろ!そんな目で見るな!
比較的多めのチップ容量を活かす術を見出さなければ、この先生き残れない。
・・・なに?そもそも最初から息をしてないって?それはギャグで言っているのかと小一時間(ry

この惨状にver4.0では杖パワーアップ大作戦が敢行され、重量が70軽減され840に!
④Ⅲ腕に対してはチップ容量0.2低いのを除けば重量10軽く、装甲と反動吸収が1段階上という完全勝利を達成。
真腕も反動吸収を1段階下げただけで重量50軽く、武器変更2段階上がって、あとチップ容量も0.2多いとなれば優位だろう。
刃δ腕とはリロードと武器変更が1段階低くなってるが、10軽くチップ容量も0.3高い上に、何より装甲5段階の差は無視できない。

麗腕は……この腕に重量40乗せてチップ容量0.8とリロード1ランクしょっ引けば装甲と武器変更が上がるとなると…やっぱり及ばない気が

中量級の反動吸収型の腕部では屈指の軽さかつチップ容量も結構あるので、いずれどこかのアセンにはまる時が来るかもしれない(投げやり)

Ver4.5で予備弾数がBになった。前述の腕パーツの中では迅牙・真と同じ数値である。
・・・が、杖41の項目でも言ったがB+とBには大きな隔たりがある。コングやネオといった弾数3発の重火のメインウェポンが増えないのである。
それだけならまだいい、一つ下のB-との差は・・・たぶんすべての予備弾倉パラメータの中でも差が皆無といっても過言でないほど弾数に差が出ないのである。
え~、独自の調査によると、予備弾数BとB-との間に弾数の差が発生するのは・・・弾数10発、弾数16発、つまり・・・初期プラカノ、初期チャーカノ、初期ミサイルスロアーとナイダス、以上!どうだこの微妙武器のオンパレードは
えっ、弾数24発以上でも増えるって?うん、そこまで行ったらほぼすべての数値で弾数の差が発生するよね。
一応、予備弾数Ⅱチップで弾数3の副武器が1発増えるが、B-の連中も予備弾数Ⅲチップをつければ増えるのでやっぱり微妙。

唯一の救いは最大の強敵(自称)の雷花・麗さんが予備弾数C+で2段階の差があることぐらいか。
B-との差が皆無なのは上記の通りだが、C+のほうはどうあがいてもコングやネオが増えないので、一命はとりとめた感じ。

Ver4.5B辺りで予備弾数B-でもコングやネオが増えるようになった影響で麗さんも予備弾数チップを足せばコングやネオが増えるようになってしまったが、その場合チップ容量差が1.7まで増えるため、そこまでして増やす人は早々いないと思われる。そもそもそれらの武器を使わない人はどうかって?察しろ。

流石に実質下位互換はかわいそうだとやっと判断されたのかVerXではチップ容量が0.1増えて1.7になり、
リロードも1ランク上がりB-となった。
これにより長年苦しめられた麗についに1ランクとはいえリロードで勝ったため、全国の杖使いは歓喜に包まれることとなった。
これによりリロードで差がついていた真腕を追い詰めただけでなく(反動吸収2段階、チップ容量0.1↓の代わりに50軽量化、武器変更2段階↑)、飛天の喉元にも迫る(装甲、武器変更1段階↓の代わりに30軽量化、反動吸収2段階、チップ容量0.2↑)と実装当時からは考えられない程の大躍進を遂げた。こらそこ、実装当時が酷すぎたからとか言わない。
セットボーナスにリロード強化も含まれ、更なる躍進を続ける杖、その今後の活躍に期待したい。



最終更新:2016年06月25日 10:53