リペアポストγ

リペアポストγ


(C)SEGA

「ベホマズン兼ザオラル、略してザオラルン」

そろそろ3.0か(実際には2.7だったが)という時期に支給された第3のポスト。
「ポスト新型とか誰得www」という意見を跳ね返す脅威の回復速度A+を達成した。
秒間回復量はユニットγの1500から更に300増えた1800。 再起NGなんて出す暇もない。
再起動から立ち上がって行動可能になるまでに耐久が約8割ほどまで回復する脅威の回復速度である。
その代わりに欠点となるはずの範囲は7m… あれ、初期と大差ない?

欠点はやはり「リペアポストである」ということ。
爆発物の只中には置けないので激戦区の再起動は苦手。
施設の再起動が出来ないので一度スネークに荒らされると死兆星が輝きだす。 Ver.3.0から可能になりました。 やったね!
また、ポストβから載せ替えた場合はその範囲の狭さに苦労するだろう。
さらに、連続展開は40秒、ブラストを1体ずつ回復させた場合は11秒強しか持たないし、爆風が触れれば更に短縮される。


…と、色々書いたが実はこれらの欠点は意外とどうにかなる。
激戦区の再起動は回復速度のおかげで(設置・展開含めて)3秒もあれば十分。
回復範囲も味方の残骸の上に直接乗せればいい。
展開時間こそ短いものの、総回復量は27000もある。 回復が終わったら収納すれば何の問題もない。
勿論これは10機同時に回復させた場合であり、1機ずつなら20000程度となる。ってそれでも初期ユニットの倍あるじゃないですかー!

ユニットγより回復・蘇生が早く、総回復量に優れ、ショットと違って自己回復も早い。 フィールド? 回復速度が違いますよ。
欠点を巧くカバーして、利点を活かしてやればこれほど心強いものはないはず。
ポストだからと敬遠せず、一度使ってほしい一品である。




…ああ、進軍しながらの回復は諦めたまえ。
これは行動不能になった味方を蘇生させるか、一旦進軍を止めて回復するためのものだ。
どうしても進軍しながら使いたいのであれば、前方に投げる、武器変更が速いパーツを選択する等の工夫をしよう。


また、初期型と同じで施設修復に関してはこいつを上回るやつはどこにもない。行軍を止めてしまうという欠点もそもそも動かない施設相手には関係のないことだし、その圧倒的な修復スピードから、ポスト展開から近場の凸パルトを使用したくらいの時間であのレーダーすら再起動してしまうほどだ。

マップによって多少は異なるが、基本的にレーダーをすぐに修復することは優先事項の1つなので、こいつを装備していてレーダーが壊れていたらなるべく修理してあげよう。その事が他の修復ユニットを装備している支援兵装の支援にも繋がる(はずだ)ぞ!

Ver4.5で更に回復速度が上昇し脅威のS-(2000/sec)になった。置かれたあとにNGだしても時すでに時間切れレベルの回復力を見せてくれる。そして、再起動を確認してから回収すると、味方の耐久力は8割くらい回復している。
ただ同じ用法のショットβ千鳥βと比べて直接対象の上に乗せて再起完了まで置きっぱなしなので敵の直射型爆発物に対しては耐久力が上がったとはいえそこまで強くはない。
戦況を見て展開を収納を切り替えられる上級者向けの装備であるといえよう。

XZeroで更に回復範囲が広がり、遂に10mに到達
実装当時が7mだったことを考えると物凄い進化である。


まとめると、ポストは再起動関連の性能に全振りした、「味方絶対起こすマン」用装備であるといえる。
回復速度、SP効率共に優秀なため、ブースト胴の採用がしやすいというのもこれを後押ししてくれている。

しかし、デバイスγ登場以降、「SP供給面をある程度無視できる絶対起こすマン装備」という立場で競合が生じつつある。
こちらはSP効率の良さを生かしてある程度生き残る立ち回りが要求されるだろう。


最終更新:2018年02月15日 18:08