ドアラ野球連合 ~中国道凸~
はじめに
「老練、このままじゃ良くないなぁ、戦況を変えてもらわないと」
「ヒルダ、貴様何をするつもりだ!」
「いやいやwwwちょっとwwwワフトローダーをwwwねwww!」
「ヒルダ…貴様は…貴様ら、何者だぁ!!」
概要
アドラ火山連峰で採掘される高いエネルギー価値を持つ変種ニュードを巡り、
洞窟内の溶岩を挟む形で設置されたプラントB・C間で両軍が睨み合いを続けていた。
膠着を打開するべくGRFは前線にワフトポートを設置し、ワフトローダーの増援を待っていたが、
他地域での戦闘に多機のワフトローダーを回していることから、到着が遅れるとの情報を得た。
ワフトローダー到着までの間に如何に有利な状況を作っておけるかが勝利の鍵となるだろう。
(以上:公式HPのMAP概要より)
「こんな狭い所にまさかワフトローダー投入とかないよね」
そう思った人たちは少なくないと思われる。
だがしかしそこは、ベルスクにすらワフトローダーを持ち込んだGRF。
いつもの「膠着状態を打開するにはワフトローダーしかない!」で投入。
そして自らの首を絞めかねないようなワフトポート設置場所も安定のGRFクオリティ。
しかしさすがに運用法に無理があったらしく登場まで時間がかかるとのこと。
ただ、『放棄区画D51~冷厳なる轟声~』の240秒よりは早い。
他の特徴としては
- 『紅蓮の大河』と同様の形(溶岩が堰き止められてはいない)、
- 全てのプラント柱の上には屋根がある
そしてまた空気と化す南側施設であった
全体図
公式サイト
でPDFのマップを見ることが出来る。
高低差があり、迷わないためor相手の奇襲阻止のため に個人演習で1度はチェックしておいたほうがいい
設置施設一覧
4ヵ所。
詳細は後述。
EUSTベース内に5基、GRFベース内に3基、
後はプラントBとプラントCに1基づつ。
11基。
EUSTベース内4基、飛んだ先に2基。
GRFベース内2基、飛んだ先に1基、Dプラ付近に2基。
15本。要は沢山。
18基設置。
EUSTベース内8基、Aプラ南側に1基。
GRFベース内7基、ベース入口前に1基、Dプラ付近に2基。
各ベース、コアをはさんで入り口の反対側に1基。
わふーマップということで増設。
ガンタレR:2基。
EUSTベース正面入り口、Dプラ上
ガンタレG:2基。
BプラとCプラに。
ガンタレM:3基。
EUSTベース内2基、Aプラの上に1基、GRFベースに3基。
戦術
プラントの配置上B・Cプラント間の狭い通路でぶつかり合いが多発。それを乗り越えてもガンタレとカタパルトがいやらしい位置に置かれているためすぐに取り返されることも多い。
ワフトローダーで戦線を押し上げようにも、やはりガンタレの存在からダメージを受けやすく、さらに両軍ベースとも入るルートが限定されているためワフ凸も厳しい。
軽量機による強襲とそれを防ぐセンサーが重要になるか。
全プラントに屋根があるため砲撃は機能しづらい。というか主戦場のB、Cプラがモロ洞窟内なんで基本的に榴弾を積んでも全く稼げない。ほぼセンサー処理専用。
わふーポートが気になるのは確かだが、反対側、BプラとCプラの北側の溶岩流飛び石地帯にも一応注意。
そこからおにぎりなげられたり、先生を置かれたり、そこから狙撃されたり施設破壊やハイエナされたりもする時が。
下層北側の高めの足場、『紅蓮の大河』にはあった昇りリフトは今回無い。
溶岩ぼちゃりの可能性が高いわりにリターンがほぼ無いのでホバー脚以外は行かないほうがいい。
プラントごとのコメント
EUSTベース
EUSTのベース設計者は多重階層が好きなのかもしれない。溶岩流の中の島と両岸に計7本の支柱をたてベース広場を支持。
両岸スロープは工事の名残だろうか。よくGRFもこんなこだわりベースの設置を許したこと…
正面から見たらザルな防備に見える。ベース壁が金網フェンスなのもあって。
基礎となってる『紅蓮の大河』と比べると自動砲台が2基増設されている…がベース後方。
何を思ったかしらないが、Aプラが置かれている孤島からベースインできるリフトが設置。
そうまでしてベース階下の意味をもたせたいのだろうか。
プラントAが、ベース前の小島に置かれたことや、B.U.Z.足の支給されたことがあるため、ベース下からの進入により気をつけなければならない。
EUSTは:
硬いようで弱い守りは相変わらず。
中央の壁が復活し南北横断カタパルトが無くなったとはいえ 北側からの凸が無くなったわけではないので注意。
ガンタレは…入口にあるRは迎撃に使えるが、Mが必要になるような状況は絶対に発生してはならない。
階下のリフトは気にする必要は全くない。
あれを使ってベースインしてくる敵は本当に極稀なうえ 階下は障害物がないので迎撃も容易。
無理に突っ切ってきたところでコアがある階へ上る際に自動砲台がとどめをさしてくれる。
GRFは:
いつも通りの攻めでいいと思うよ。ガンタレRに気を付けてね。
使ってくれといわんばかりに設置されたAプラからの長距離リフトは…無理につかわなくてもいい。
ベース階下のカタパルトしかない所にわふーを停めてみるのもいいかもしれないが全国対戦ではそんな余裕はない。
プラントA(EUSTベース前:マグマ海の孤島)
爆発物に細心の警戒を。吹き飛ばされたりでもすれば即自機破損が待っている。
上層の通路からも占拠可能。
以前までこのプラントがある位置にカタパルトがあったが今回プラント柱設置のため
南側にカタパルトが移設されている。(使いやすくなったのでいいことではある)
EUSTは:
絶対防衛プラント。
開幕は後発の味方に任せてさっさとBやCに向かおう。
攻めてるときにうっかり落とされる可能性があるプラントなので注意。
GRFは:
ここ取るくらいならコア凸しようぜ!
…とは言ったものの、Bプラリスポンからではマップ外周を通る凸がしにくいため取っておきたいプラント。南側ルートを通ると簡単に辿りつけてしまう。
遮蔽物が全く無いので下でも上でも奪取中は細心の注意を払うこと。
併設されているリフトからベース地下に直通できる。
柱などを使って追いかけっこの嫌がらせをするといいだろう。
ワフトローダーを使ってこのプラを占領したり、そのままベース地下経由でワフ凸するのにはかなりの慣れが必要である。初心者にはお勧めできない。
プラントB(MAP中央の橋から西に繋がる二層の通路の途中)
リペアポッド&リペアポート設置プラント。あとガンタレG。
EUSTは:前線拠点プラント。
ここを取られるとわふーの確保が難しくなるため少なくとも最初のわふー出現時までは確保しておきたい。
Cプラントと射線が通っているため、開幕占拠でポイポイ爆発物を投げつけられるので注意。
敵占拠とはよくプラント柱を挟んで対峙することになる。
また、敵の増援は崖の上から爆発物を投げ込んで来たり、近接武器を振り回しながら飛び込んでくる。下段の敵を片付けたら、上段に飛び移っておくのが無難だろう。
リペアポッドを使用する際には狙撃に注意。Cプラ付近から射線が通るためいい的である。
GRFは:奪取目標プラント。
ただし取ってもプラント円内がA-Bプラント間にあるミサタレの射線に入っている。
油断するとリスポン後すぐに強Gやらミサイルやらで即死するので注意。
Cプラントと射線が通っているため、開幕占拠でポイポイ爆発物を投げつけられる。
こちらからも何か送ってあげるといいだろう。
天井にも注意。上階の穴からいろいろ降ってくるのは相変わらず。
わふーぽーと(中央橋と南側との接続部分)
初出:開始200秒(残り400秒)、以後破壊されてから90秒後
GRFが設置したらしいが特に距離的優位とかいうのはない。
わふーぽーとのある段差下部分には屋根があるものの、射線を防ぐような障害物は無く開けているので、橋から集中砲火を喰らいやすい。
南側広場から一段上に登る勾配の下に両陣営側に1つずつガンタレRがあるが、射線が通りづらいので使い勝手は悪め。
敵にどうしてもわふーが取られる!って時に乗り込んでおいて1マガジン分撃ちこんでおくくらいか。
奪取できたら、即座に北側(プラントがある進路)か南側(施設がある外側)のどちらが敵少ないか、を判断し進路を決めよう。
敵に奪取されたらタッチ報告で常に位置を把握しておくこと。
このMAPの構造のせいか、近年のMAPに珍しくベースまでたどり着かれることが多い。
ガンタレや南斗人間砲弾で早急にご退場いただくこと。
プラントC(MAP中央の橋から東に繋がる二層の通路の途中)
リペアポッド&リペアポート設置プラント。あとガンタレG。
こちらのリペアポッドは対岸のBプラからみて柱の影となる向きに設置されてるので少しは安全
EUSTは:奪取目標プラント。
Dプラ付近のガンタレRがプラント円内に届くため注意。
こちらも上階からの落下物に注意。
GRFは:
開幕はすぐにここを占拠。
Bプラ同様、わふーがでてくるまでは保持しておきたい。
暇ならBプラに副武器をなんか撃ち込んどくといい。
リスポン地点の地形のせいで無意識に洞窟内に入ってしまうが
南側ルートを巡回するのを忘れてはいけない。
うっかり後方確認を忘れていると、Dプラを取られてえらいことになる。
プラントD:(GRFベース前:塔状の建物の一番下)
下からぐるっと回り込む形の坂道が特徴。その坂道付近にプラント設置。
上階、自動砲台や登り坂があるあたりが占拠範囲内。
EUSTは:
ここ取るくらいならコア凸しようぜ!
↑とは言っても、なんか取ってくださいと言わんばかりに
隠れられる屋根やらなんやらがある。
センサー音が聞こえないなら占拠してみてもいいだろう。
ワフトローダー出現タイミングなどは手薄になりがちで簡単に成功しちゃうし。
GRFは:
絶対防衛プラント。
ベース前プラントであるDプラがベースから離れたため、即座にベースが危険になる、ということは低くなったが
それは同時に「Dプラを取りかえしづらい」「Dプラ~ベース 間に戦線を作られる可能性が増える」事でもあり
他にも「相手がわふーを奪取してるときに防衛線が無くなる」ことも意味する。
『注意事項:北側から施設内に入ってくる敵のほとんどはDプラをスルーしてのベースインを計っている』
そのような敵をレーダーで見かけたら「Dプラントを守ろう」ではなく「ベースを守ろう」が正解。
南側の橋からベース側へ移動する相手をみかけた時にようやく『Dプラが危ないかも?』の選択肢が考えられるので急行すべし
どうも敵さんの中には「ついでにDプラに寄ってく」って形が見られる。
直接ベース狙いだったとしてもバリケードが残っていればDプラに敵がいないことを確認してエリア移動→ベース でも間に合う。
GRFベース
基礎となる『紅蓮の大河』と比べると
後方に自動砲台が2基、ガンタレMが2基設置されたこと、ベース壁上のガンタレMが自動砲台に寄った
ことだろうか。
EUSTは:
Dプラ側から回る場合はベース前の自動砲台やバリケードを破壊しよう。
『Dプラ北側→GRFベース北側への空間』は案外隙だらけ。
下からベースインしようとする場合はマインに注意
GRFは:
守り方自体は今までのアドラと同じなので、対わふーの話でも。
ベース壁上のガンタレは、Dプラをスルーしてベースインしようとする敵に対して結構有効。味方が応戦してるならなおよし。
ただ、わふーにはほぼ効果を発揮しない。
理由は、『Dプラ階上の通路に金網フェンスがありロックオンできない』『乗り越えてきた時点で敵わふーが主砲あててくる』ため。
仮に敵わふーが乗り込んできてもレーダー横のガンタレMが活躍することは少ないだろう。
レーダーを破壊しようとしてたら活躍するかもだけど当然相手わふーはこちらを向いてるのでついでに掃除されかねない。
最終手段としてベース上ガンタレの手前でリムペVを5個自貼りした支援が待機、わふーが顔を出した瞬間にジャンプ起爆で破壊する方法もある。ケツが向くまで待ってもいいがボマーの反応次第になる。
ベース手前足場に別働隊を降ろしている可能性が高いので自爆前に偵察機を出しておこう。
南西・EUST戦術
北東・GRF戦術
相変わらずの欠陥ヒルダ城だが、
BC間のプラント戦がメインであったり、ワフトローダーがあったり、凶悪だった南凸パルトもないので、
ベースの立地条件そのものが不利益に働くことが減った。
とは言え相変わらずこちらはかなりきつめ。
特にわふーを取られるとペースを長時間握られかねない。
敵ワフ凸を追いかけるのもGRF側の構造上めんどくせぇ上に気を取られているとCプラが奪われて深刻なクソゲーになるので役割分担を。とりあえずモチベを保て。
凸パルトがないのはGRF側としては嬉しいが、裏を返せば逆転要素がわふーくらいしかなく、前線を避けての凸ルートは基本的にセンサーで押さえられているのである程度のライン上げが必要になる。
適当にBC間で戦闘したりしながら南側ルートを抜けて奇襲したり、
敵ベース地下で鬼ごっこしたり撹乱しつつ敵のペースを乱して有利な試合展開に持って行こう。
最終更新:2012年04月03日 14:38