ロージーLM 腕部

ロージーLM


(C)SEGA

ロージー腕のバランス型。ロージーR、ロージーR+比べると装甲を1段階、反動吸収を大幅に下げた結果、挙動が軽くなった。
エンフォーサーⅡ型腕の重量を+130した分、装甲2段階・反動吸収1段階強化、チップ容量+0.4ともとれる。
ケーファー44腕との比較では、装甲とリロード、チップ容量で勝るが、重量・反動・武器変更で負け。互換パーツと言えよう。
重量60ぶん軽量化、装甲1段階・リロード2段階低下、チップ容量-0.4、武器交換2段階アップさせたものがヤーデ54。
重量980という数値はシリーズ中は勿論、装甲A腕の中でも最軽量。
ただし、重量級腕の中では最低クラスの反動吸収である。
装甲AかつリロードC前後という条件ではチップ容量が高いことも特筆に値する。

装甲は欲しいけど反動吸収はいらない、というユーザーには朗報だろう。「コアクイ」のスタイルに向くか。
毛44腕を使っているユーザーにも互換性があるので、悪くない選択肢に上がるのではないだろうか。
軽めの重量が幸いしキメラにもそこそこ適性を示す。勿論セットで用いてもいい。

だが、装甲とそれに対する重量の軽さ以外は、かなり控えめの性能であることは確か。
反動よりも射撃補正の影響の高い武器(VOLT、グローム、バトルライフルetc...)を使っているなら
他のガチムチ腕を起用するよりは平均的なリロード速度と武器変更も備えている分、相性がいい。
重火力で運用する場合は、使用する主武器とはよく相談すること。
そして腕部は基本的に、一番被弾率が低いということも考慮するべき。
爆発、近接に対する防御力の底上げと言った用途になるか。
というか装甲を生かせなければ、単なる円Ⅱ腕の下位互換になります。最終型ェ…
武器の選択によってはリロードを武器交換で補うことができる。そうなれば、より軽量でチップ容量も近いヤーデ55という選択もアリ。

なお重量腕の中でもとりわけ狙撃兵装との相性が良い数少ない腕。フル路地でも狙撃使いたいなんていう人には断然オススメしたい。
フル路地がこの腕を使うと、アグニCS以外で大破しない恐怖の芋砂、装甲に物を言わせた前線砂、今流行のスナイパー空手まで色々楽しめる狙撃が誕生します。
ただしレティクル収束と弾切れには要注意。すぐにトイレ行けない体なんだし、1発を大事に撃ちたい。

装甲A以上の腕の中ではリロード/武器変更のバランスはトップなので、反動吸収がほぼ不問の単射武器が多い支援兵装もまた相性が良い。
マガジン火力が低く、撃破までにどうしてもリロードが入ってしまうような武器を扱うのに適する。
標準的なリロード&武器変更速度に装甲の厚さが加わり、より安全にリロード完了できる。
特に拡散率の関係でインファイトを強いられやすいレイジスマックとは中々の好相性。

さらには、元々挙動が軽めな強襲兵装の各武器もそこそこ扱えてしまう(さすがに軽量型とやり合うのは危険だが)。
要するに、重・支を中心として状況に応じ全兵装を切り替えて使いたい、ただし腕装甲は無視したくない…
というニッチな需要に対応するパーツといえる。

ver4.5で予備弾倉B+を獲得。
これにより、リロードC+を維持しながら装弾数3の副武装を1発多く撃てる貴重な腕となった。
現在(2013/03/01)、予備弾倉B+以上でリロードC+以上を持っているのは、これと初期ジーシェンのみ。
あちらはLMから20のダイエット、装甲A→B+、武器変更D→D+というそっくりな性能。チップ容量も同値。
腕は装甲より挙動の軽さが重視されるので、ちょっと辛い立場か。
武器変更より装甲!というニッチな需要には対応するパーツといえる。
あれ?ちょっと上にも似た文章が書いてあったような…。

そして迎えたボーダーブレイクX
腕部の当たり判定の正常化により、これまでほぼ胴体に吸われていた胴部周辺への射撃攻撃は結構な割合で腕部にも命中するようになった。
この修正を受けた結果「胴部の装甲だけあればいい」として腕部にリロードの早い軽量腕を採用していた機体は撃ち合いの際に腕部に大きなダメージを受け、胴部の装甲を活かし切れず撃ち負けるといった事態が多発している。
(腕部への当たり判定の検証を行っている動画は既に複数挙がっているので、気になる諸氏は検索してみよう)

今後、腕部は胴部と同じ位装甲を重視する事になる可能性が出てきたため、腕部装甲に自信ニキ代表のLM腕に光明がもたらされたかもしれない。
元より全体装甲の底上げとしてLM腕を愛用してきたボーダー諸氏にも朗報と言えるだろう。

ランバル腕<お前にだけいい格好させるかよ!

HGG腕<やはり装甲を語るならA+以上を持って然るべきです

パイロン腕<私の時代到来アルね!

剣R腕<反動吸収あってこその重量腕、だろ?

鉄砦Ⅳ腕<(え、誰この子…)


腕部重装化の時代はこれからだ!

なお、XZP稼働時の調整に伴い、チップ容量が2.1に増えた。
これにより、フルLMでチップ容量9が達成できるようになった。
アイアンフォートやPLUS-Gなど、高性能次世代機が並ぶ現在、時代遅れになってしまった感はあるものの、
自慢の装甲、高ブーストによる巡行、重量級としてはなかなかのリロード、チップによる拡張性などを生かせば、
まだまだ活躍できるはずである。


最終更新:2017年11月14日 22:47