ヤクシャ改 脚部

ヤクシャ改


(C)SEGA

重量 装甲 通常移動 高速移動 加速 重量耐性 積載猶予 チップ容量
850 D- (1.25) B+ (8.50m/s) A- (25.50m/s) C+(3.00秒) D (4550) 3700 1.2


「修羅Ⅱ型」と同じく歩行速度が増強された脚部。
ダッシュA-帯の高歩行担当。

強襲・狙撃をメインとした銘柄混合機体で乗り回すボーダーにおススメ。
初期ヤクシャの方が硬いので、強襲よりも狙撃を重視するならばこちらになるだろう。
ダッシュA-を維持しつつ少しでも積載量に余裕を持たせたい場合にも都合がいい。

キメラとして使うなら最大積載60と引き換えに歩行が三段階上がった「刃δ」という見方も出来る。
最大積載60を歩行速度三段階に引き換えられるのはやはり大きかった。
キメラアセンの脚部パーツから「刃δ」をほぼ駆逐してしまった張本人である。
というか「刃δ」は条件の奇襲章があまりにもマゾ過ぎた。
まあ、こっちもこっちで完全勝利章が3つも必要だったりするのだが・・・

ちなみに歩行が4段階も違うせいで3次元機動は、ヤクシャ弐よりもこちらのほうが機動力が高い。
さらに、ヤクシャ弐が90重量超過した場合、ダッシュがヤクシャ改とほぼ同等となる。
その場合、ヤクシャ弐とこちらの歩行の差から総合的な機動力はこちらの方が勝る。
ヤクシャ弐で90重量超過したときは、こちらを採用してもいいだろう。
装甲、積載の差などからコア凸よりも戦闘がメインという場合はこちらのほうがしっくり来るかもしれない。

Ver4.5からの加速パラメータは弟が最低クラスなのに対してこちらはC+と高め。
加速の最高速はダッシュ依存なのでこれからはフル役でこちらの需要も増えるかもしれない。

Verたけし、Xと2度の強化を経て歩行ステータスがB+にまで上昇。
これによりヤクシャフルセットかつセットボーナス強化チップと合わせることでⅤ脚のフルシュライクに近い動きが可能に。
「昔はフル修羅なんて時期もあったけど、久しく役者一択ですよ」なんて言ってるそこのリアルベテランの貴方、
このヤクシャ改脚で若くて何も恐くなかったあの頃をもう一度思い出してみませんか?

余談だが、全身フル久我Ⅰ(全身初期パーツ)の脚をこの役者改に変更しても、重量耐性の数値が同じである事が判明( 検証用 )。これは一体…。


Ver.UPを経て、Ver.XZ+現在も、ダッシュA-唯一の高歩行脚である。
そのため、タックルなどのアクションを使用するボーダーにお勧めできる。

ただ、加速の兄、ダッシュの弟に挟まれてしまい少し苦しい立場にあるか。

とはいえ、兄の初期ヤクシャの項目で触れた高速加速型アセンはこちらでも可能。その場合加速2段階劣り、歩行5段階勝る。
いくら初期型より落ちたとはいえその加速はC+と決して低くなく、それでいてこちらもチップ容量は確保されておりフルセット7スロアセンも可能。
当然7スロをフル活用した場合の最高速は28.20m/sと変わらないため、0.5秒程度の加速を我慢できるのであれば歩行のメリットだけが活きる事に。
最高速に達した加速で繰り出す3次元軌道は決して馬鹿にできるものではなく、兄と比べ想像以上に限定的なルートを通れてしまう事もあるのだから驚き。
さらに忘れちゃいかんぞ!ダッシュと歩行の差が少ないとブーストの回復タイミングが多少とはいえ早まるというルール。初期ヤクシャ以上に胴のブースト容量をフル活用できるだろう。マダマダツカエル。

惜しくらむは加速C+という数値が非常に良く出来た弟、Z.t.-Σと被ってしまっていることである。
長所の歩行こそ優っているもののあちらはフルセットで大変優秀なN-DEFを引っさげて来るのだからさぁ大変。こちらはやはり歩行を含めた総合的な速力で勝負を仕掛けたいところ。

総じて「装甲を捨てて機動力に特化したヤクシャ」「N-DEFなどの戦闘性能に重きを置いたZ.t.」という住み分けが、初期ヤクシャ・ヤクシャ改ではより如実に現れたというところだろう。アスラ「あっあのっ!」




最終更新:2018年06月09日 02:06