シュライクⅤ型 脚部

シュライクV型


(C)SEGA

重量 装甲 通常移動 高速移動 加速 重量耐性 積載猶予 チップ容量
770 D- (1.25) B- (7.65m/s) A+ (27.00m/s) B(2.46秒) E (3800) 3030 1.6


かつて全パーツ中最高のダッシュ性能を誇った脚。最速こそ譲ったが今でもトップクラスのスピードであることは変わりない。
戦闘が開始された直後、他のボーダーがコア前プラントを占拠している途中に
既に敵コアへの突撃を開始していたという話はあまりにも有名である。
それぐらいのキレた女。それがシュライクⅤ脚である。
「向こうが指示機も出さずに曲がってぶつかったのに、向こうがこっちを鞭打ちにしてきた」
……という凄まじい噂もあり、付き合う際にはちゃんとした心構えが必要。
一説によるとⅠ・Ⅱ型が円熟し、大人の分別を持った核爆弾並みのツンデレであるとされ、
気に入ったボーダーにはコア凸・戦闘・防衛といったあらゆることに尽くしてくれる甲斐性もあるとも。

対抗馬の登場前は、その抜きんでたダッシュ力のお陰で「重量超過5%までなら大丈夫よ」と思われていた。
……が、ダッシュ力にセットボーナスが付くヤクシャ系列の登場でとうとう1%も超過出来なくなった。

さらにその後、遂にヤクシャ系最新鋭の夜叉弐が満を持して実戦投入された。
装甲一段階と歩行四段階と引き換えに最大積載610の差が生まれてしまった。
それでも歩行の差が生み出す機動力の違いは軽量機乗りにとって大きいらしく、一定の需要は保つことに成功。
圧勝したり英雄になったりしなくても手に入る気軽さもポイント。
英雄でなければ触れる事すら出来ないヤクシャ弐と違い、戦場で多少活躍出来ればシュライクさんとはお近づきになれる。

ちなみに、凸御用達の阿修羅の脚部を役弐に換えると↓のようなことに・・・・・・

阿修羅「ふん!歩行は俺が上だ!ブースターがないと機動力が落ちるだろう!」
役弐「ふむ。ならHGⅣ胴を積ませてもらおう」
阿修羅「・・・・・・ぐっ。そ、速度が同じならコア凸で負けはしない!」
役弐「おっと、まだ積めるな。よし、連Gと箪笥も持って行こう」
阿修羅「・・・・・・・・・・・・」
役弐「微妙に積載が残ってしまうか・・・・・・ん?どうかしたか阿修羅?」

修羅は終わってしまうのか!?

                   な  め
「シュライクを無礼るなッ!!」

ver2.7で役者弐の弱体化により、再び唯一のダッシュ速度A+に返り咲く。
ボーナスを含めた役者やB.U.Zといった強力なライバルがいまだに存在するが、2脚でダッシュA+というのは非常に大きい。
役者弐の登場以降多くがナクシャトラに浮気する中、シュライクに対する愛で使い続けてきた人にとってはまさに感涙ものの出来事である。
更に追加された重量Ⅱチップと非常に相性が良い。最大の欠点である重量猶予を250も増やせるんだから当然である。

しかし、セットボーナス倍加チップと歩行チップが実装されたことで再び窮地に追い込まれた。
二転三転する波乱万丈なシュライクの人生、さあ明日はどっちだ

重量Ⅱをつけても役弐の積載に依然及ばないのが難点。
修羅足だと重量Ⅱをつけても頭と胴を装甲Cにするのが精いっぱいだが、役弐は素の状態でも頭と胴を装甲Bにすることができる。さらに重量Ⅱをつけることでさらなる高装甲化も。それに比べてダッシュ速度は差ができたとはいえそれほど大きな差であるかというとそこまででもない。また修羅足では重量耐性をつけることを考えると、素の役弐のチップ数に劣るため耐性チップでさらに差がつくことになる。
ダッシュ速度と歩行速度による足回りは大きな魅力である。しかし重量チップや耐性チップによる高装甲化の流れの中で装甲不足は否めない。
まあ、以前ほどの紙装甲からは脱出できたので腕と立ち回り次第ではどうにかなる…かも?

ただダッシュA+でも積載が200以上も高い新型の月影新脚や同じく200近い積載差なのに歩行がほとんど変わらないアスラ弐脚など、修羅V脚超えを目標にしているのか後続が次から次へと殺しにかかってきている。
脚部では装甲で2段階勝っているものの、積載差でもっと被弾が多い胴や頭の装甲を上げられるので……実質的には負けてると言っていい。

また、とうとう現れた標準状態でダッシュSクラスのアスラ参の登場も非常に痛かった。
積載差は90あるが、ダッシュS-は100超過でダッシュA+相当なので、うん…まあアスラ参を超過させてまで使う奴はまずいないけどな
これら競合機と比べると、1.4というチップ量に活路を見いだせなければキメラでの採用は厳しいと言わざるを得ないかもしれない。

Ver4.5で加速がBとなった。これはシュライクシリーズ内では最低値だが、ダッシュA+ランクではかなり高い数値である。
月影・新やアスラ・弐には4段階、アスラ・参には6段階、役弐に至っては8段階の差である。
素のダッシュの高さも合わさり、加速を生かした運用なら最新型のグライフ以上に適性があるので、加速にティンときた方々は使ってみるのも一興。
と思ったら…

ガルム70「やぁ」
高ダッシュ高加速を売りにしたガルムシリーズ。
その4段階目がダッシュA+を引っ提げてやってきた。
そのスペックだが…
こちらはチップ0.8、そして歩行6段階勝っているのだが…
積載150、そして加速2段階劣ってしまっているのだ。

もちろん歩行6段階の差は無視できるものではない。
だが、積載で150、そして生命線だったはずの加速で2段階負けてしまっている。


ver4.5B現在でも修羅愛好家たちが様々な戦場で使っている。シェア争奪戦の一線からは退いたものの、はるか昔の登場から現在まで愛され続けていることは間違いない。
波瀾万丈な時代の流れを経てもなお末永く愛される、紛うことなき超ロングセラーの名機である。
常日頃役弐脚を愛用する諸兄も、たまには初心に返ってこの脚を履いてみてはどうだろうか。


最終更新:2017年10月04日 21:41