エアバスターT30

降撃「ロックバスターT30」

(C)SEGA

SP供給D+時の1発あたりの回復時間:14.5秒。
及び1秒間の補給火力:468.57dmg

「Shoot and Scoot:自走砲での意味は、数発撃ったら着弾前に撤収し、敵に位置を悟られないようにする機動戦法。
 スウェーデン産のアーチャー自走榴弾砲は、五十キロ以上と言う長射程、6輪駆動、全自動供給・発射システム、そして高速砲台展開機構を搭載した高性能を有し、
 どんな環境であろうとこの高速戦法が可能となっている。」

バリアユニット系列よりも50軽いという超絶な軽量化を成し遂げたモデル。
それもそのはず、太陽エネルギーを凝縮した弾丸を射出するため、弾体質量が無いから。(ただし、チャージ機構のため武器としては重い)
ニュード属性じゃないのは単なる熱エネルギー武器とは世代が違うということの証である。
バリアに押され気味の榴弾重火力の足回りを強化し、機動力と攻撃力の両立を成す可能性を秘めている。
T30 ガ カンセイ シタ タダチニ ソウビ シタマエ!

が、予想通りに火力周りは60重いT10よりも悪化。
着弾地点ダメージは7000を割り込んでいるためヤクシャぐらいの機体では致死に至らず、バリアも剥がれない。
最大発射数は2ということは使い切らないようにする場合は1発だけしか撃てない。
なのに、バリアのような前線向けの効果ではないため、SPを使い切って落ちるためには判断力が問われるところがネック。牽制に1発→一呼吸おいて本命を2発、が妥当なところだろうか。
チャージは早く爆発半径も非常に広いので榴弾の中では当てやすい部類だが、使い方を誤ると大変な勢いで誤射を量産する。
「悪気は無いんだ・・・」としても味方に迷惑をかけないように落とす場所はよく考えよう。

着弾6秒と、エアコロと同じぐらい着弾が遅いので、プラント制圧阻止、索敵で見えてるところへ撃っても意味は無い。

しかし、視点を変えてみよう。「2連射する能登系榴弾砲」と考えるのだ。
すると、総火力16400、射程400(2位)、着弾誤差10m(2位)、リチャージ35sec(ギガノトの約半分)
こう見ると総合性能はかなり高い部類ではなかろうか。
リスポンしたらさっさと撃ちきり、制圧が終わった頃には35秒(SP供給C+なら25秒)など簡単に過ぎており、第二射も可能。
確かに致命傷に至らないケースは多いが、『死ぬか生き残るか』という現実的な側面で見れば最も使いやすいものである。

また、これだけ軽量でありながら長射程というのは非常に魅力的。
精度と射程を生かしてセンサー破壊に最も向いた榴弾砲と言っていいだろう。
レーダー施設に狙撃の射線が通りにくいマップでもレーダー破壊要員としてなかなか使える。
SP供給型の胴だとカタパルト1~2回で敵ベースを焼け野原に変える。やりすぎるとガーデニング係が居座ってしまうのでほどほどに。
他の兵装に特化した機体構成でも気軽に乗り換えられる程度の足回りの重火力に仕上げやすい。

軽量装備のということでバリアと比較すると、直接戦闘能力の面においては当然ながらバリアに分がある。
T30を積むからには「榴弾でなければなせないこと」を明確に行動パターンに組み込んでおこう。

例えば開幕のアトラント感覚で敵が占拠に向かってるプラントに打ち込む場合、最初に一発撃ってから最寄のリペアポッドに一呼吸置いて二発撃ち込んでみよう。
すかさずリペアで回復しようとした敵機とトイレ順番待ちの敵をまとめて落とせたりする。高精度ならではのテクである。倒せなくても態勢を立て直すのに一手間掛かるので足並みを崩すと言った用途ではなかなかの効果。
ポスト持ちがいても泣くな

素材のトライフォース二枚とカロラ1個というのは麻を視野に入れた素材という事なのか……
ロックバスター開発なら仕方ないな。

長射程と軽さのおかげで芋御用達だったが、Ver4.1でついに射程50m短縮&爆風2m縮小のお仕置きを食らった。
榴弾砲系統で弱体化を食らったのはコイツが初。
とはいえ威力や軽さはそのままなので普通に制圧用に使っていた人にとってはさほど困らないか。


最終更新:2016年03月26日 01:55