ケーファー42 胴部

ケーファー42


(C)SEGA

ケーファーの初期型。
序盤の重量級パーツの中で適度な装甲とブースト量、そしてチップ容量を持った初心者向けモデル。
一時期はケーファー44胴よりも使用率が高かったが、検証とマスターズガイドのデータにより人気が逆転した。
なにせ、SP供給が少ないのに最大ブースト回数が互角であったからであり、理論値で劣る事が判明したからである。
Ver.2.7の性能細分化で数値がキッチリC-に修正されました。

とはいえ、B+の高レベルな装甲とHG1胴、ロージーR胴よりも豊富なブースト量のためジャンプに適正があり、高低差の多い登坂マップに強い。
有効性を引き出しやすいスペックが多いので、序盤でどうしてもLV.5素材が足りないが重量級胴体が欲しい場合は重宝する。
ただ、重量胴体の選択肢は運用上豊富なので、他の胴体へあっさり乗り換えることになる点は留意。
素材が惜しい場合は優先順位が後になる事もあるだろう。

最近高ランクボーダーの中でひそかに使用率が上がってきているパーツ。
理由はトータルバランスの高さ。重量級としては軽い1380という重量、久我Sよりも多いチップと硬い装甲、
必要十分なブースト量に標準よりは高いSP供給というカユいところに手が届く性能が人気のようだ。
そのパーツ性能上、いわゆるゴリラアセンの中でも中量よりの機体に採用される率が高くなっている。

が、同じベンノ社からリリースされたヤーデ54胴がその地位を奪いに来た。
あちらはブースト一段階チップ0.1とのトレードオフで、装甲は+1段階、エリア移動-1秒という関係になる。
凸麻にとって装甲とエリア移動は重視されるステータスであり、今後はむこうにシェアがうつるかも。
だがあちらは胴体がピカピカ光ってやたらに目立つ。ブーストやスネーク重視、フルケーファーでの
重量軽減目的などでまだ使い道はある、か?

最近では迅牙・飛天が登場し一気に窮地に立たされた。
装甲・SP供給が同じで、ブースターは1段勝ってるが、重量40とエリア移動が1秒も負けている。
それでだ、ブースターをステップ回数で表すと、どちらも同じ9回なんだよな・・・
あっちは4段階目だし(震え声

Ver.4.5に新登場したDEF耐久がCを記録した。これはヤーデ54胴より1段高い数値・・・なのだが、迅牙・飛天も同じ数値なんだよなぁ・・・
あっちは4段階目だし(白目

Ver.4.5Bでチップスロットが0.1増加して、パーツ単体での2スロを達成。
流行のハイエンドパーツ群に対抗するにはイマイチ物足りない強化だが、中軽量キメラを組む上での選択肢は増えた・・・のかなぁ?
ただ、駆け出しボーダーにとっては嬉しい上方修正ではあると思われる。


実はツモイの新型、スペクターⅠ型胴に存在価値を脅かされている。
重量・装甲・DEFが互角で、チップ0.1とブースト1段階とエリア移動1秒負け。
SPこそ1段階勝っているものの、相手はD+の標準値に対してこちらはC-。負けている要素すべてと比較した場合、これを帳消しに出来る程の差でもないのが痛過ぎた。
特にエリア移動の差が大きく、1秒も差があると対応可能な状況と選択肢に大きく影響する。高速化が著しい昨今、対応速度の差がどんな影響を及ぼすかは、賢明なボーダー諸氏は既にお解かりであろう。
ブースター容量も、ステップ回数だけでなくVer.4.5からの新要素である加速に影響するようになって重要度が増した事で、特に「重量級胴部」としては悔しい差になってしまっている。
ブースターの差を埋めるのがSPの差だが、これも差こそあれど、大きいとも言えないので手放しに喜べない。差を付けるにはプレイヤー側の上手なSP管理やSP効率の良い装備を採用するのが、半ば必須である。
飛天と違って同じ初期段階同士というのも逆風。一応、解放時期の早さや素材とGPの安さといった差はあるけど…買ってしまったら無意味な話だし…。
ちなみに、上述の通り、4.5Bでスロットが増えたのだが、何故かスペクターⅠ型も0.1増えて、差は埋まらず。むしろ離された感すらある。

前線での生存率はスペクター側に軍配が上がるし、かといって後衛をするとなると、丈夫さとSPまでは良いがエリア移動が遅いせいで微妙な感じにもなる。
パーツ単独、事にキメラ用パーツとしての性能は正直、かなり分が悪いと言わざるを得ない。

今後、何かしらの強化がされるにしても、スロット数を大幅に増やすか、ブースターかSPを一段階ほど上方修正でもされない限りは、フル毛での運用か繋ぎ用のパーツとしての立ち位置は不変のままであろう。
そして、そんな美味しい話はまずあり得ない…ので…(´;ω;`)ブワッ

それでも、駆け出しボーダーの心強い味方だし、フルケーファー使いの友であり、42胴のファンの皆のアイドルなのは変わらない(筈だ)
入手のしやすさや扱い易さなど、入門者に優しい立ち位置自体は変わってないしね。
明日があるさ。

スクランブル武では、そんな42胴にも愛の手が差し伸べられる。
チップ0.1の増加である。
これにより憎たらしいあんちくしょう目の上のタンコブのスペクターⅠ型に一矢報いた…と思いきや、ヤツはチップ容量が0.2も増えてやがりました。シャイセ!
ただ、2.1スロットでこの性能なので、以前よりも確実に利便性と強さは上がってはいる。42胴はまだまだ戦える!戦えるぞー!



最終更新:2015年11月13日 19:26