マインマン講座

マインマン講座


燃えろぼくらのマインマン

我らがライバルであるボンバーマン講座に、こんな記述がある。
『支援兵装にもヘヴィマインのシリーズはあるが、それで撃破数をジャンジャン稼いでる人ってのは、あんまり聞かない』
フフフ……本当にそうかな?
別に爆弾男に張り合おうってわけじゃないが、マインにはマインの仕事っぷりというものがある。
置きっぱなしで働いてくれる我らの嫁は、防衛に戻るタイミングに悩まされるセンサー支援とも大変相性がよろしい。いっぽうでアウルやロビンを使いつつガンガン前に出てプラントを奪いたい前線病支援にも、これまたうってつけだ。
ここでは、あえて支援兵装においてマイン、特にヘヴィマインVを愛用する者たちの明日のために記述を残していこうと思う。
目指せ! 輝く! トリックスター金!


爆発させたいならまずは「敵を知れ」

敵凸屋爆発しろ!
とはいえ、マインは敵凸屋を撃退し、その心を折っていくには、充分すぎるほど高威力の武器である。
しかしながら、地雷は闇雲に撒いてもただの空気以下であり、何の用足しにもなりはしない。
目の前に見えている地雷を踏むアホは、基本的には、いないからだ。
そう、基本的には。
だがちょっと待って欲しい。
男には、罠だとわかっていてもひっかってしまいたい時があるのだ。
見え見えの地雷でも手を出してしまう時というのが、男には、あるのである。
それがどういう場合であるのか、とりあえずは敵凸屋の気持ちになって考えてみよう。
ボム系に比べてのマイン系の大きな利点は「スイッチを押さなくても爆破できる」=「自分がどこにいようが、主武器やリペアを持っているときであろうが、たとえ行動不能であろうが、マインは爆発する」ことだ。とにかく、これを生かそう。


「マナー違反をやれ」

ただし、ここで言うマナー違反とは、身内や客への失礼にあたるものではなく、敵へのおもてなしの一種である。
「テメエこんな所にマイン置きやがって! うっかり踏んで死んじゃったじゃないか!」と悪態つかせたら、ありがとうと返してあげよう。それがマナーだ。
凸屋というのは往々にしてマラソンランナーであり、なおかつ100mチャンピオンである。走ることにかけてはまさしくエース。戦闘の腕に関しては色々だろうが、上位マッチともなれば、やはり達人クラスが揃う。
真正面から戦うことは得策ではない。ならばこそ、罠の出番である。

凸屋心理をざっと考えると、おおむねこんな感じだ。
  • なるべく最短ルートを行きたい
  • けれど広域センサーからは早めに逃れたい、あわよくばセンサー壊したい
  • 面倒な段差は可能な限りすっ飛ばして行きたい
  • 追っ手を振り切るには立体的なコースを取りたい
  • 目視されにくい安全なコースを走りたい

さらに突っ込んで考えてみようか。
  • カタパルトやリフトが利用できるならば最速で飛び乗る
  • 曲がり角は最短距離を掠めて走り、上り坂はAC全開、高所からは飛び降りて進む
  • 爆撃や狙撃を受けにくい閉所を好んで進む
  • 隠れてセンサー反応を消せる場所があるならそこに潜んでやり過ごす

酷い言い方をすれば、つまりこれは、黒光りするアレの生態そのものである。
君たちならば、コンバットをどこに仕掛ける?
「出没頻度の高い、遠い場所」当然だな。巡視の難しい裏道が特にいい。アースジェットが届かないし。
「巣(隠れる位置)から曲がり角を曲がった途端/上り坂や階段の踊り場」良い感じだ。目視する暇もなく罠にホイホイとハマる。
「飛び上がる/飛び降りる場所」慌てている奴ほど見事に引っかかってくれそうだ。
「迎撃しにくい閉所に入っていこうとする位置」油断した所を仕留める、しめしめという案配だな。
こうした場所にマインを置くと「見えていたのに気がついたら踏んでいた」「避けたはずなのに踏んでいた」ケースが非常に多くなるのだ。
そう、これが基本。使い道はまだまだあるぞ。


「固めて置くな」「バレたら違う場所に置け」

設置位置に関してなのだが、ヘヴィマイン系は充分すぎる殺傷力がある一方で、おおむね爆破範囲は狭い。
それゆえに密接して置きたくなる気持ちもわからないでもないが、まあ落ち着け。
マインの敵機に対する判定は見かけよりも若干広い。また、足先がかすっただけでも起爆する。敵1機が同時に複数のマインを踏むと、同時に爆発する。あまつさえ、行動不能になった敵機がマインの上に落ちると、そこでも起爆する、らしい。
どんな敵も確殺するマインVを1箇所に固めて置いてしまうと、敵1機大破させるのにマインVが同時に3個なくなってしまったりもする。ものすごく勿体ないということがおわかりだろうか?
ついでに言えば、あまりにあからさまに同じ場所に仕掛けていると、榴弾やらグレネードで撤去されやすい。
そこで、ステップ1~3回分ほど離してマインを設置してやると、一度に撤去される確率はぐんと減る。
適度に離して設置することにより、回避を意識している敵ほどより騙しやすくなり、ツーマンセルやスリーマンセルで行動している敵機も連続撃破しやすい。最初に見えたマインをステップやジャンプで回避しようとして、見えなかった他のマインを踏んでしまうからだ。うまくすれば、巻き込みによる同時撃破も狙える。
また後述の追い込み漁でも、固めず適度に散らしたマインが効果を発揮する。
リフト降り場やカタパルト乗り場のマインがバレバレで引っかからなくなってきたら、リフト「乗り場」やカタパルト「着地点」にマインを置くのも一興だ。定番位置のマインを回避もしくは撤去したという敵の思い込みが油断を誘い、騙し、そして死に繋がる。


「追い込み漁」について

追い込み漁とはつまり、あらかじめ仕掛けたマインを踏ませるべく行動して敵機が爆散するよう仕向けることである。
大別して次の3つがある。
①・自分の主武器によってマインを踏ませる
②・自分がロックオンされることによってマインを踏ませる
③・味方の射撃を利用してマインを踏ませる

①は言わずもがな、一番簡単で、ノックバックが可能な主武器を使って敵をマインのある場所に押し込む。
中距離での戦闘力が高い、スマックSP、スィーパーR、アヴローラなどが比較的運用しやすいだろう。
これらの武器で、向かってこようとする敵機の頭をジャンプ撃ちで押し返すようにするとノックバックしやすい。意識して場所取りし、マインと自機で敵を挟むように行動しよう。
CSでの撃破とマインで大破、さあ、どちらが早いかな……?
なお、ほとんどの場合、プレイヤーは十字方向に回避ステップを行っているので、敵機をロックした状態で「十字方向に回避行動したらマインを踏む」ように仕向ければ主武器が当たらなかった場合でもかなりの高確率でマインを踏ませることができる。

②は上記の応用。併用もできる。敵機と故意に向かい合った状態で十字方向に並行移動してマインの上に誘導する。慣れれば、回敵した状態からマインを敵機の横や前後に投げて狙って踏ませることもできるようになる。
交戦中に踏ませやすい場所にマインを投げるには、敵機を一瞬ロック後すぐ解除して、マウスで照準を軽く振り、敵機からステップ1~2回ほど離した位置を狙うといい。敵にとって「ギリギリ視界外だが、動くと踏んでしまいそうな」所に落とせれば上出来だ。
敵にロックされて逃げながら自身の足元(真下を推奨。マインの軌跡が消える)にさりげなくマインを置けば、そのまま追っ手を爆破することも無論可能だ。リペアに持ち替えて一度ジャンプすると追ってきてくれる確率があがる気がする。
この方法は特に主武器にヴォルペ系を装備している強襲と戦う際に有効。ヴォルペ系はロック時のズーム効果が極端に強く、足元がまったく見えなくなるからだ。
閉所での交戦中なら、仕込みをバレにくくするには「角を曲がったところにマインを置き『主武器を角に向かって空打ちする』」といい。こちらが焦っていると思って、敵は突っ込んで来る。
敵に追われているときにガンタレ下にマインを投げ込んで「わざとガンタレの射界前方に向かって逃げる」という方法もある。これは非常に敵を引っかけやすい(敵はガンタレに乗った瞬間即死する)。自分が一瞬ガンタレに乗り込んでから慌てて逃げてみせると、さらに引っかける確率があがる。

③は主にコア傘下で使う方法。41手榴弾やグレネードをコアに効果的に入れるにはある一定の距離と角度で静止しなければならないことを逆利用し、「あらかじめその静止地点にマインを仕込んで」コア防衛をしている自分及び味方の射撃によってマイン地点に敵機を追い込んで爆破する。具体的にはコア支柱の真横からちょい外、及び、支柱からコア寄り側にブラスト1~2機ほど離した位置にマインを置く。自動砲台の安地に置くのもいいだろう。
慣れればプラント戦でも同じことができる。プラント支柱からブラスト1~3機ほど離してマインを設置し、マイン位置と十字砲火になるような位置関係を保って射撃すればいい。敵機はプラント円内にとどまっている限り、主武器かマインのダメージを必ず受けるだろう。
問題としては、追い込み漁は基本的には1on1の技術であり、対複数には向かないということか。
マインによるマルチバスターは、やはり事前の仕込みが必要と思われる。さもなければ、純粋に運。


攻勢マイン・1

マインでのマルバスは運だと言ったがすまんありゃウソだった。
プラント攻めでマインを投げよう。
ちょっとまた、敵の気持ちになって考えてみる。スポーン位置からプラント円にいる相手が見えたら、プラントを踏みつつ、プラント外に相手を追い出して、撃退したくなってくると思う。相手が閉所で突っ立っていれば斬りたくなるし、壁を背負っている相手なら爆発物でも投げ込むだろう。
――ならば、その心理を突く。
スポーン位置からプラント円までの最短距離、及び、迂回路に、マインを仕込む。
リスポンタイミングが重なったら、いよいよ入れ食いの時、チャンス到来。自分自身をエサにしてマインを踏ませよう。
敵がプラント円を踏んだ瞬間にその僚機ごとまとめて吹っ飛ばすのが理想だ。プラントも強奪できて、いいこと尽くめである。

リペアポッドが併設されている敵プラントの場合、こっそりとリペアポッドの中や脇にマインを1発投げておくと、とっても癒されると思う。行列の出来るトイレならば、効果はてきめんだ。

攻勢マイン・2

センサー支援や凹屋でもやってさんざんっぱら目視での敵機探しをやっていれば身に染みていると思うが、マップによってはブラストが潜みやすい場所、あるいは逆に巡回することによって潜んだ敵機を発見しやすい場所、というものが存在する。
構造物を渡る細い通路や溝、ACで飛び移れる高台などがそれだ。
そこで、敵陣側の該当箇所に入り込んでいき、半ば無理矢理、マインを仕掛ける。
センサーの反応を見て巡視に来た奴を爆殺するのである。ここでも自分自身の姿を囮として使い、ロックしてまっすぐ向かってくる敵の足元の注意をお留守にしてあげよう。
敵の巡視ルートは往々にして味方の凸ルートと被るため、敵の巡視の鼻っ柱を折れれば、同時に味方の進軍の助けとなるだろう。
段差を越えるのに手間取っている相手の足元に直接マインを投げ込んでもいい。ここはボンバーマンの即置きバックジャンプ爆破と共通するテクニックか。

無理矢理仕掛けるのでわりとすぐ設置はバレてしまいがちだが、敵が撤去している最中に別の敵が余所見をしていて踏んで巻き込んでしまうことも、希によくある。


時には愛する友さえも囮に使う

親愛なる広域センサー君。その音と波紋、デカすぎる。
ならば、というわけで、ちょっとセンサー君にも囮になって貰おうか……。

マナー違反の効果が薄い、広いマップでオススメの手段だ。
いわゆるテンプレ位置に広域センサーを仕掛ける場合、「そのテンプレ位置を目視できる、あるいは直接主武器で射撃できそうな、付近の地面」にマインを仕込んでみよう。
いっぽうセンサー本体のほうは「奥まった隙間」や「上を見あげないと見えない所」に置くと、相乗効果が期待できる。
テンプレセンサー撤去可能な位置に走り込んでお願いおにぎり一発→即トンズラ、という行動がパターン化している敵凸屋は、往々にして存在する。
センサー反応音から早く逃れたいゆえか、彼らはだいたい急いでいる。そのため安全確認をつい怠り、わかりやすいマインにも引っかかってしまう、というわけだ。
もしも敵がマインに気づいてセンサー撤去に手間取っているようなら、その現場をおさえれば、追い込み漁に方針変更もしやすい。

これの副次効果として「榴弾などでマインだけを撤去させて、センサー撤去と勘違いさせる」ってのもあったりするよ。センサー位置も工夫してみよう。


死なば諸共

「自分を囮にしてマインを踏ませる」究極奥義。
最前線に行ってマインを置き、その真上で「リペアを担いでエリア移動」する。
サブマシンガン程度を撃ち込まれても5秒胴以上ならば、そうそう死なないだろう。
すると短気な強襲は斬りかかってくる。その強襲が自分に重なった瞬間、マインを踏んで即死する。そしてマインを置いた自分自身も確定で自爆する。
キルカメでプギャーしたいときや死に補給したいときにオススメ。思った以上にストレス解消になることうけあい。

尚、そんなつもりはなくても追い込み漁を頑張りすぎて自爆になるケースも少なくないと一応断っておく。
自爆が怖くて地雷が撒けるか?


どんどん撒いてトンズラしろ

マインマンの最大の武器のひとつは「陣地の要所にマインを仕掛けるだけ仕掛けてトンズラ」である。あとは読みもクソもなくうっかりした敵相手にマインが勝手にお仕事してくれる。これはボンバーマンにはまず不可能なやりかただろう。
よって、エリア移動の速い胴を使うに越したことはない。
何度も言うが自分自身は「囮」である。ノコノコひとりでやってきた敵は主武器で返り討ちにしてもいいが、本命は「いつ仕掛けられたのかわからないマインがとんでもない場所にあって、知らずに踏む」こと。それを重視しよう。
主武器で複数の敵を相手にするのは、とってもしんどい。なるべく相対せずに爆殺できるよう心がけよう。
ただし、いざトンズラする段になっても敵陣に向かう味方が近くを通ったら話は別。己の身よりも、傷ついた味方を回復して助けることを優先しよう。戦線を支える支援兵装としての基本を忘れずに。
どのみちマイン補給に戻れば自分のリペアはできるのだから。


正露丸の所持は充分か、お腹の調子は大丈夫か

うートイレトイレ……弾薬箱持ちでもない限り、補給が頻繁になると思うがなるべく我慢したい。
マインは5個を超えて設置すると最初のが消える。そして絶対踏めない位置に間違って置いてしまっても消されるか置き直すか自分が大破するかしない限りそこに残る。
よってマズイのは「1個置くのをミスってしまったために要所に5個順番に全部置き直し」これは悲しい。
まあ、時に置くのを失敗したり予期せず消されたりは仕方ないとして……。
最低限、自分がマインをいくつ置いたかは覚えておきたい。なるべくなら、いつ、どこに、も把握しておきたい。マインを置く場所には「なかなか引っかからないが、長期的に見て効果を発揮する」ものと「即時効果があるが、警戒されやすい」ものが存在するからだ。「いつ」「どこに」マインを置くかが敵との読み合いと言え、ここには「即時全弾同時起爆」のボム系とはひと味違った駆け引きがある。
基本は「常時2つ以上置いて、2つ以上持ち歩く」だ。誰かが踏んだら地面に向かって次を補充。できればいつでも手元に1発マインを持っておきたい。
マイン管理に熟達すれば、いつしか「主武器とマインでマルチバスター」「別の場所に置いたマインでマルチバスター」を自然に取れている自分がいるはずだ。自分が行動不能中に5機連続撃破なんてのも、決して夢ではない。


はねっかえりに、きをつけろ!

ご存じの通り、ヘヴィマインVはパラシュートでもついてんのかと思う程凄まじい遠投ができる。見た目より軽く設定されているのか、地面に叩きつけるとバウンドする程だ。
この特徴的な投擲軌跡は障害物を挟んだ向こう側など直接自分がいけない場所へのトラップ設置を可能にした。相手の死角を突くことができる、大きな強みだ。
が、マインは設置定着前に何かに当たると反射する。地形のみならず自機・僚機・敵機でも反射する。跳ね返って意図しない場所に置いてしまうことがあるので注意したい。混戦で前に投げたはずが後ろに戻ってきて僚機敵機もろとも踏んでしまい誤射自爆とか笑えないぞ!(筆者はよくやる)
跳ね返る特性を使って思わぬ所に置くことも可能だ、と、一応覚えておこう。
たとえば、上を向いて壁に当て自分の真上にある通路に置く、前方の壁に当てて真横の壁を隔てた隣の通路に投げ込む、など。ちょっと大道芸クサいけどな。
敵機にとっても、思わぬ位置から投げられたマインは対処しにくいものなのだ。

センサーマンはマナー違反設置は貴重な得点源なので、じっくり仕込みましょう。
前線マンはそんな暇あったら偵察機撃ちながらベース前プラント強奪に行こうぜ!


敵に飛びつき いつも助けてくれるよ

というわけで、次に浮遊機雷を解説していこうと思う。
といってもやることは同じ。敵が思わず突っ込んで来る所にポイポイすればいいのである。

浮遊機雷ならではの特徴

  • 「ぷかぷか浮き上がった状態で待機している」
  • 「感知内に入った敵に突撃・爆発する」
  • 「威力はマインよりも低め」
この3点は押さえておきたい。要は威力よりも命中確率に振ったタイプの武器である(45型は素のダッシュで容易に振り切られるって書いてあるけど)。
特に名前通り浮いているのは敵に察知されやすくもあり、逆にマインを警戒する敵には見つかりにくくもある。
この点をうまく活かしたい。

不意打ちをためらうな

見つかりやすさを抑えるためにはどうするか?相手の死角に置けばいい。
「曲がり角の向こう」いいアイデアだ。うまくやれば相手から機雷にぶつかってくれるだろう。
「リフトやパワーバウンダーの終点」うむ。マインよりも確実に当たるぶん適当に置いても引っかかってくれる。
「コア傘の下」個人的にはベースinされる前に倒したいのが本音だが、これも悪くない。傘外シュートでなければ1〜2発の命中は確実だろう。
「"マインが置いてありそうなところ"のちょい先」敵がマインを警戒しているならいい一手だろう。下を向いた敵機がホイホイ爆散してくれる、かもしれない。
…つまり、基本的にはマインと変わらないのである
だがここで重要視して欲しいのは別の特徴、新品BRを機雷一つで倒すのは威力的にほぼ不可能という点である。
「2個いっぺんに当てる」「主武器で倒す」「チャットなどで味方の防衛部隊を差し向ける」など、機雷を当てた後の動きも考えておいた方がいいだろう。
そういう意味では、センサーや滞空索敵などで後方を監視するのがメインの索敵行動となる現在の支援との相性は高いと思われる。

積極攻勢に出るときの活用法

かなり裏技的ではあるが、「適当に投げても当たる」点を活かして強襲副武器のように使うこともできる。
これはマイン系には不可能な芸当だろう…一応上で攻勢時のマインの投げ方が解説されてはいるが。
やり方は簡単、まずは味方と一緒にプラを踏んだり進攻。接敵したら不意をついて投げつけてやればいい。投げたらきちんと爆破圏内から逃げること。
威力の低さを味方との連携戦闘でカバーする形になる。
特に天井のあるエリアだと不意の榴弾で壊れないため時間差撃破も狙える。手投げ弾やサワードは諦めよう。
ワイスマ・レイスマやアンスタフなど、積極的に戦闘する支援であれば採用に値するのではないだろうか。

弾のかけらをはじかせ 希望セン支の只マン

いや、セン支じゃなくてもいいんだけど。
というわけで指向性地雷の解説も行っておこう。

ブービートラップ指南

昔々、ベトナムが南北に分かれて戦争をしていた頃。
なんやかんやで批判も賛同もある中出兵したアメリカ軍の装備の中に、ちょうどボダブレの指向性地雷にそっくりな地雷がありました…と昔話はこの辺にして。
結論から言ってしまえばこれも設置理論はマインと変わらない
だが指向性地雷の特徴、「直線上に敵機が入ったら作動」「スマックを1発撃つ」の2点からなるべく壁に貼るのがいいだろう。床か天井にに置くと脇を通られてスルーされる危険性がある。
同様の理由から、基本的には有効射程の長い49型一択であるという見解が主流であるようだ。武器採用率もほぼいつでも49型が一番高い。

ちなみに天井に貼って作動させてもCS判定は出ない仕様のようだ(胴体への着弾として扱われる)。なんてこった!

敵凸BR、脚から撃つか?頭から撃つか?

指向性地雷は実弾属性の武器である。なので当然着弾部位によってダメージが変動する。
というわけで現在主流な置き方は2つある。
1つ目は「強襲およびきゅうきにターゲットを絞り、敵の脚を狙う」。
この場合壁の地面スレスレに貼るのがいい。
基本的に麻凸アセンやきゅうきアセンは軽量脚を採用しているため、うまく全弾脚に当てられれば大ダメージが見込める。
ただしベース前を取られて牛も味醂も凸に来ている場合はあまり向かないだろう。ある意味かなり相手のアセンに左右される置き方。
2つ目は「頭の高さに貼ってCSを狙う」。
要はスマックでヘッドショットするのと同じである。もちろんこっちは自分がその場にいなくても勝手に撃ってくれる。
ある程度繊細な調整を必要とするが、相手がどんなアセンでもある程度まとまったダメージを狙えるのが利点。フル軽量なら多少外しても即死も狙えるだろう(49型の総ダメージは470×16=7520。全部CSすれば18800ダメージとなり、N-DEFが残っていなければ大抵の軽量〜中量BRをワンパンできる)。
こちらは敵のアセンが読めないケースに有用だろう。

…本音を言えば、凸ルート封鎖だけであれば前者一本槍+きちんと主武器で迎撃するだけでもなんとかなるんだけどね。

さいごに

正直どの系統を選んでも「敵の踏みそうなところを知る」事に変わりはない。
凸ルートはどこをどう行くのか。プラに突っ込む部隊はどこから来るか。どこに置けば裏取りのさらに裏をかけるのか。なぜ変身後に頭が痛むのくわァ!

まずは初期マインを手に取ることから始めてほしい。
ある程度当てられるようになった時、きっとマインVや浮遊機雷や只を使うのに必要な知識と勘は手に入っている事だろう。
ボダのゲーム性の都合、合わなかったらリムペVやグラスホッパーに変えればいいので気楽である。

読者諸君が立派なトラッパーになる事を願って。締めの言葉に代えさせていただく。あれ、なんか忘れてる気が…まいっか。





最終更新:2018年03月29日 16:31