多連装型MLRS

多爆「多連装型MLRS」


(C)SEGA

「板 野 サ ー カ ス 開 幕」
「短距離ミサイル。迎撃・爆撃等に特化した、連射による数で攻めるミサイル。」

無補給総火力 55200。
1回のロックオンで、ミサイル2発発射。
1マガジン・4ロックオンが全弾命中すると18400……おっと、直撃ならコングも超えるぞ!

その利点は火力の強化。1発のダメージは今ひとつだが、8発もばら撒くと軽量級ブラストなら2体は倒せてしまう。
そこそこの誘導性能、それなりの威力、更には爆発範囲がダウンしたことにより、複数の敵が視界に見えたら、1体に4ロックオンを合わせるのではなく、それぞれをロックオンする戦い方が望ましい。
あるいは、発射するとロック処理が一旦初期化されるのを利用して、1体をレティクルに捉えつづけ1ロック発射を延々と(最大4回)続ける。
まとまって飛んでくるミサイルを一度に避けるのは簡単だが、それを四度に分けられてしまうとさすがにブーストが厳しい。
もちろん、対わふーとしても、55000を超えた総火力は役に立つだろう。
強化型より弾速も早くなっているのも利点だろう。

欠点は、その重量。強化型より更にUP。
榴弾砲をバリアとかUADにすることが前提なんだろうか。
加えて系統中最低の爆発半径9mというのもネックで、ver.upによるトリガー交互連打のパタパタ撃ちも封印されたため
近距離戦では泣けるほど役に立たなくなる。
それなら前線への火力支援として軽量重火に積めばと考えるとその重量に泣き、
ならば近距離戦は火力の高い主武器で補おうとすると主武器も重くなり、やはり重量に泣くため、
堂々巡りである。

素材でカロラチップ×2を要求されるためか、破壊工作/銀×20が重いのか、ver2.5 実装後3週間経ってようやくねたウィキで解説ページが作られたというぐらいに不人気。
強化型を使いこなしていた人にとって、決して悪い選択肢ではないと思うのだが…。ちょっとマイルドすぎるだろうか。

誘導性能と弾速の両立を果たしている唯一のMLRS。
高速型で出来なかった角度を付けた発射、強化型で悩ましかった弾速の遅さと、それによる遠距離に向けた角度を付けた発射が出来なかった点。
それらを改善し、遠距離から障害物を高速で迂回してくる攻撃といった事を可能にしている。
流石MLRSの最終型!と褒め称えたい性能ではあるが重すぎれば流石に詰むのも躊躇する。
幸いにバリアで重量調整という道がある為、開けたステージでは猛威を振るう・・・かも?

2.7から敵機をロックオンする時間が短縮され、複数機もロックオンしやすくなった。
糸を引き敵機を追う様子を見て板○サーカスと思ってニヤニヤしたり、また
「レーザー着信!?ロックされた!」「ミサイルを発射される前に…撃破しろ!」
『手遅れだ!』「LOSAPZ(高速徹甲誘導弾)!?マズイ!散れ!…チクショォォォッ!」
…などと、ややマニアックな想像をしていたりすると戦果に影響するのでほどほどにしよう。

UAD系統も一緒に担ぐと相手に絶え間なくアラート音を浴びせ続ける騒音攻撃が可能に!!!
喰らった相手は軽傷で済んだとしても深いトラウマを植えつけられる。

持ち替え速度が速い腕ならミサイル→UAD→主武器という波状攻撃も可能。実用的かはさておき見た目はド派手。

ver3.0になりユニオンバトルでMLRS系統全体の活躍が目覚まし・・・かった。
+ 当時の書き込み
その中でも、コイツは総火力面の活躍が期待できるエース。
対砲台なら1マガジン18400の全弾命中を確実に行えるスグレモノ。
上記のUADを絡めた戦術も楽々取れる。
さらに強化機体は対ロックオンに回避行動を取るわけでもないので、射線を確保できればかなりのダメージになることも。
重量面を調整出来るなら、是非。
その後、ユニオンオーダーの登場で砲台破壊以外の仕事をする必要が出てくると、多方面な活用が求められることになってしまい
その不器用さ・重さから途端に採用率が減ってしまった。
挙句、ツィタデルのページには評価「×」をつけられる始末・・・なんとも悲しみを背負っている。

ただ、正しく扱えばユニオンバトルに持って行っても「邪魔」にはならない。
まずこの武器のダメな所は「砲台破壊以外はほとんど出番が無い」と言う点だが、
現環境(ver4.7)ではコア攻撃・強化機兵にも向くSLS系、強化機兵・ゴーレム撃退にツカエルチェーンソー、どんな場面でもおkのNeLISと他の装備品も潤ってきた。
プラント奪回戦やベース防衛といった守備に回るオーダーなら支援に乗り換えるという手もあり、別に重火力副武器枠が砲台破壊「専門」でも十分立ち回れる。

では砲台破壊「専門」としての利点は何か。
まずロックオン出来ることである。
これにより「射線確保かつ途中で砲台が壊されなければ理論値通りのダメージが必中」と「回避行動を取りながらでもロックオン→射撃できる」という2つの利点が得られる。
多少無茶な曲射も可能。砲台に当てたはずが砲台の横にあたってダメージ激減、なんて事故自体はまず起きない。
そして多連装MLRSにおいては「対物破壊適性」チップを是非つけておこう。
もし対物破壊適正Ⅱをつけた場合、アップ率が推定値の12%であれば1マガジン20608・・・ネオを僅かに超えている!
(単発ダメージキャップの為、単発のネオは20000以上にはならないが、複数射のMLRSはキャップ関係なし)
これが「ほぼ必中」で入るのだ。役に立たないワケがない。
あと予備弾数もなるべく高いものを採用しておこう。基本弾数が多いので恩恵を非常に受けやすい。

ただまぁ、攻撃回数の回転率の問題は残るし、
重量の問題・・・なにより、コレ持ってチェーンソー持つとなったらそれもう、ほぼガチムチ限定アセンになる点が大問題ではあるのだが。
なのでもう1度言うと「役に立たない」ということは決して無いが、一般的な推奨品を脅かすほどではない。
…エイムに自信がない方や確実な砲台破壊を信条としている方であれば、時々思い出してあげてください。


MLRS系統
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最終更新:2016年04月03日 20:13