炸薬狙撃銃・連式

炸薬狙撃銃・連式


(C)SEGA

CS威力6750、マガジン総火力8100、無補給火力105500

三点バースト式となった炸薬狙撃銃。
瞬間的に広範囲に爆風をまき散らせるため、単純な制圧力は向上。重くなったもののリロードもある程度速くなった。
スコープで見える範囲に3つのサワカスをほぼ同時に射出するようなもので、威力こそ劣るものの設置物キラーとしてはかなりのもの。
プラント内におけるトラブルを解決しつつ敵機を追い出すようなクレバーな使い方が出来る狙撃銃と言える。

欠点としては、アグにゃんより10重い、絶火に次ぐ最大級の重量と、炸薬狙撃銃の特徴である強烈な反動。
最適距離でのレティクル最大収束ですらブラスト1機に収まるかどうかが危ういレベル。
至近ではQSで命中率を重視、狙撃戦では精密射撃...といった扱いがしたいなら絶火を使うべきだろう。
そもそも運動エネルギーではなく炸薬を使用した爆発でダメージを与える機構のはずなのに、どうして反動が大きいんだろうね?謎。
とはいえ、イーグルアイに次ぐ瞬間火力である8100の存在で、ガンターレット等に籠る敵機を蒸し焼きにできることも事実。
爆発属性を活かした障害物の排除も狙いつつ、近・中距離で主武器をきっちり当ててから副武器で削りきるような立ち回りが手になじむのではなかろうか。絶火と比べると遠距離の適正を削った分中距離ではレティクル未収束時の素直さ、遠雷より速い基準リロードが利点。

ちなみに装甲D+まではノックバックが取れる。
このためフルヤクシャなどに正面から撃ち込んだ場合、ノックバック→二発目以降も直撃というコンボで即死が取れたりする。使いこなせれば強力な軽量級キラーになるだろう。
ちなみに1マガジンで即死させられるのは装甲Dまでである。ただし強烈な反動のため中距離以遠では即死コンボはあまり安定しないという事も覚えておこう。
足元に弾を撃ち込めば、リコイルコントロールしきれずとも2・3発目の命中が見込める。直撃させられなくとも爆風での削りも期待できる安心仕様。
特に最近は胴体頭は硬くとも手足は柔らかいキメラが主流なので、下半身にHITすれば頭ほどではないにせよ大ダメージが見込める。
軽量機の機動中の屈キャンタイミングを見計らって即死コンボを撃ち込めるようになったなら、立派な連式使いと言えるだろう。

三点射の間隔が長めなのでしゃがみⅡがあれば反動吸収Eでも十分リコイルコントロール出来る。おかげでβ腕での運用も現実的。ついでに射撃補正がB+くらいならプラント1.5個分の距離で1発はCSを狙える。
中距離での瞬間火力8100と基準リロード4.5秒による高回転。更に炸裂による範囲攻撃と3バーストのお陰で適当な照準でも敵機に被害を与える事が可能と、砂にあるまじき近距離戦闘力を発揮する事が可能になる、よ?

なおガチムチのような狙撃兵装と相性の悪いとされる機体でも問題なく扱えるとされる数少ない狙撃銃。
「TFや鳩欲しいけどいまさら狙撃なんてなあ…」なんて人は案外多いだろう。
そこで、この銃の出番と言うわけである。購入条件のプラントガード銀も重量乗りなら沢山持ってるだろうし、レティクル収束を待つような武器ではないから初心者でも大丈夫。
長くなってしまうリロードも副武器に持ち変えるのに無駄のない時間であったり、低くなりがちな射撃補正も面制圧力の向上に繋がったりと訳の分からないメリットに変貌。
どんな機体でも最大級の瞬間火力を持ってプラント戦で優位に戦える武器になったといえる。
…「狙撃」なんてしてないじゃないかって?大丈夫だ問題ない

また最近実装されたしゃがみⅢチップの恩恵を非常に大きく受けている。
しゃがみⅢさえ装備すれば標準程度の反動吸収があれば射撃時にしゃがむようにするだけで
「反動?何それ美味しいの?」というレベルで反動制御が楽になる。
元々基準リロードが短い事もあり、ある程度反動吸収が高い腕でも扱いやすい
δ腕なんか使った日には、しゃがんでさえいればニュード武器と勘違いしそうなレベルの反動で撃ててしまう。
とはいえしゃがみⅢ前提ならばアスラ・参 腕部ツェーブラ39 腕部雷花・燕 腕部のような
リロード重視型&そこそこな反動吸収の腕ならばかなり楽に扱えるようになるので、ぜひ一度試してみて欲しい。



最終更新:2016年11月03日 20:49