ベルンハルト・シュリンク Bernhard Schlink


<ドイツ製クリミ(犯罪小説)>

 世界的ベストセラー作品『朗読者』で、戦後のドイツに今も残るホロコーストの傷痕を、インサイドから見つめた作家は、正統派ハードボイルドの優れた書き手でもあった。過去の傷、罪を清算できずに、現代への生の方途を模索する老私立探偵ゲーアハルト・ゼルプのシリーズを中心にした珠玉の作品集に、ぼくは感嘆し、のめりこんだのだ。

ゲーアハルト・ゼルプ・シリーズ



ノンシリーズ 長編



ノンシリーズ 短編集


最終更新:2009年05月31日 23:39