帰らざる夏





 終戦間際の少年たちの物語です。鋭く鋭く研ぎ澄まされた子供たちの感性が終戦という、これまた存在基盤を揺るがすようなショックに崩壊してゆく壮大な悲劇です。これは全編緊迫感漲るストーリー。

 加賀版『日本の一番長い日』。

(1992.07.19)
最終更新:2007年12月16日 00:02