ジェイムズ・ディッキー James Dickey


 ジョン・ブアマン監督が新南部に展開した渓谷バイオレンス映画『脱出』は、このジェイムズ・ディッキーの原作だった。『白の海へ』も、ブラッド・ピット主演で日本ロケを施すという話題があったが掻き消えになった気配。第二の『ファーゴ』になったかもしれないコーエン兄弟の企画だっただけにとても残念だ。

 凄まじい暴力をサバイバル小説を主軸に展開する、現代版「もっとも危険なゲーム」の書き手である。翻訳がほとんど存在しないのが寂しい。


長編小説



ノンフィクション


  • ニューヨーク・シティ・マラソンを走るために 常盤新平訳
最終更新:2013年04月30日 18:01