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*女王陛下のユリシーズ号 #amazon(right,4150400075) 題名:女王陛下のユリシーズ号 原題:H.M.S.Ulysses 著者:アリステア・マクリーン Alistair MacLean 訳者:村上博基 発行:ハヤカワ文庫(NV7 92.7.31 第20刷) 価格:\680  ぼくは8月の第一週、 和歌山から戸隠へと旅をしながらこれを読みました。 まわりを囲む日本の夏のおだやかな自然状況とはあまりのミスマッチの本でしたが、 まあ名作と言われるだけあって、けっこうなにか物語の原形ってイメージの本でしたね。  ただ、 惜しむらくは人間描写が自然描写にいかにも従っているように見えて(簡単に言うと登場人物があまりに都合よく作られすぎていて)、 今読むには、 ちょいと古臭い作品だなあ、くらいのケチはつけたくなっちゃった (^^;)  しかし自然の猛威との戦いをここまで調べ尽くして厚みを持たせたというのは立派で、冒険小説のいわゆる「金字塔」になっているのも肯けます。  何と言ってもこれを読んだことで、 今までうるさかったまわりの仲間どもが静まってくれるだろうことが、 ほっと安心で、ぼくには肩の荷が一つ降ります。 これを読んでない人は冒険小説のもぐりだぞ! と、今度言ってやろ (^^;)   (1991.09.20)
*女王陛下のユリシーズ号 #amazon(right,4150400075) 題名:女王陛下のユリシーズ号 原題:H.M.S.Ulysses 著者:アリステア・マクリーン Alistair MacLean 訳者:村上博基 発行:ハヤカワ文庫(NV7 92.7.31 第20刷) 価格:\680  ぼくは8月の第一週、 和歌山から戸隠へと旅をしながらこれを読みました。 まわりを囲む日本の夏のおだやかな自然状況とはあまりのミスマッチの本でしたが、 まあ名作と言われるだけあって、けっこうなにか物語の原形ってイメージの本でしたね。  ただ、 惜しむらくは人間描写が自然描写にいかにも従っているように見えて(簡単に言うと登場人物があまりに都合よく作られすぎていて)、 今読むには、 ちょいと古臭い作品だなあ、くらいのケチはつけたくなっちゃった (^^;)  しかし自然の猛威との戦いをここまで調べ尽くして厚みを持たせたというのは立派で、冒険小説のいわゆる「金字塔」になっているのも肯けます。  何と言ってもこれを読んだことで、 今までうるさかったまわりの仲間どもが静まってくれるだろうことが、 ほっと安心で、ぼくには肩の荷が一つ降ります。 これを読んでない人は冒険小説のもぐりだぞ! と、今度言ってやろ (^^;)   (1992.08.25)

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