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*らも咄
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題名:らも咄
作者:中島らも
発行:角川文庫 1994.10.25 初刷
価格:\500(本体\485)
そうかあ、中島らもの小説で楽しむ事のできる会話の妙は、こういった小咄でこそ本領を発揮するのかあ! と改めて気づかせてくれるらも版小咄集。関西で俗に言うぼけとつっこみに関しては、ぼくは門外漢なのだが、そういうリズムの中で、言葉の奇術的側面を十分に展開して見せるのがこの本。
こういう小咄は中島らもの独壇場である。ここまで言葉の操り方の巧さを見せつけられると、今度は喜劇のシナリオなんかも読みたくなってしまう。公衆の面前にニタニタした顔をさらしたくなかったら、独りでこっそりと読んでください。それほど顔面の筋肉を刺激する笑いに溢れたオモシロ小咄集であります。
しかしこういう本の感想は書きにくいや(^^;)
(1994.11.14)
*らも咄
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題名:らも咄
作者:中島らも
発行:角川文庫 1994.10.25 初刷
価格:\500(本体\485)
そうかあ、中島らもの小説で楽しむ事のできる会話の妙は、こういった小咄でこそ本領を発揮するのかあ! と改めて気づかせてくれるらも版小咄集。関西で俗に言うぼけとつっこみに関しては、ぼくは門外漢なのだが、そういうリズムの中で、言葉の奇術的側面を十分に展開して見せるのがこの本。
こういう小咄は中島らもの独壇場である。ここまで言葉の操り方の巧さを見せつけられると、今度は喜劇のシナリオなんかも読みたくなってしまう。公衆の面前にニタニタした顔をさらしたくなかったら、独りでこっそりと読んでください。それほど顔面の筋肉を刺激する笑いに溢れたオモシロ小咄集であります。
しかしこういう本の感想は書きにくいや(^^;)
(1994.11.14)